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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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中2の頃の作品

キラキラキラー

作者: Uranus
掲載日:2026/10/10

<中2の頃に書いたあとがき>

 この物語はリア充か否かで感じ方が違いそうですね。リア充の方は「何屁理屈言ってるんだこの主人公は。」とか思ってそう。非リア充の僕による偏見です。

 さて、これは僕が作った曲がベースになっているお話なんですが。原曲は「死んでいるのは僕なんだ」で終わっているので、それをどう表記するか頭を悩ませました。なんとなく曲の世界観を感じてくれたら幸いです。

 恋人がいる方はこんな物語を書いているようなやつに負けずに幸せになってください。


※現在は原曲は非公開です。

 サングラス越しから、今はただの肉の塊となった女性を眺める。その女性の彼氏は、甲高い声で悲鳴を上げている。すっかり真紅に染まったナイフを回収する。そして、パニックになった彼氏、否、元彼氏に気づかれないよう、速やかに撤収する。その後、任務成功の報告をして、報酬金をもらう。これが、僕のアルバイトだ。サングラスを外したら、眩しいくらい空が晴れている。太陽は僕の味方かな?


 街を歩いているカップルを殺したくなる。ボッチな僕が惨めな気持ちになるからだ。憎いからだ。まさか、本当にカップルを殺して生き別れにさせることを仕事にするとは想像していなかったが。可もなく不可もなくな平凡な僕に青春など来ない。しかし、殺人の才能はそこそこあるようで、かなりの金額を稼ぐことに成功している。


                   ✨️  ✨️  ✨️


 もうすぐ文化祭だからか、みんな張り切ってキラキラしている。こんなのリア充しか楽しくないと思うんだけどな。友達がいない、恋人もいない、という非リア充のお手本みたいな僕には憎いイベントである。僕のクラスはお化け屋敷をやることになった。面倒くさいな。


 突然、僕は素晴らしいことを思いついた。文化祭で大量発生するリア充どもを抹殺してみようじゃないか。僕がカップルを殺す理由は金じゃない。嫉妬だ。何人killできるかの腕試しでもしようじゃないか。


 文化祭当日。いつものように黒パーカー、黒タイツ、サングラス、手袋、そして黒マスクをつけた格好でお化け屋敷へと向かった。悲鳴が漏れても問題ないし、クラスメイトは今頃お化けの仮装をしていると思っているだろう。


 一人、また一人、ナイフで切りつけていく。暗いから殺せているかは確認できないが、傷を負っているのは確かだろう。お化け屋敷から異臭が漂う。さすがに異変を感じたクラスメイトが様子を感じたクラスメイトが様子を見に来る。

 「これ、死体?こんなん置いてたっけ?」

 その場にいる全員に緊張が走る。そろそろバレると思った僕は速やかに撤退する。報酬金はないけど満足だ。


 すっかり返り血を浴びて鮮血で染まった僕を見て、クラス一のモテ男は

「こんな格好をしてたんだ。結構凝ってるね。本物みたい。」

なんて甲高い声で呑気なことを言ってきた。なんか、初めて話しかけられたのに、最近この声を聞いた気がする。更衣室には彼以外誰もいない。爽やかな雰囲気を身に纏う彼の目を見て、ニヤリと笑う。

 「本物だったらどうする?」

彼から爽やかな雰囲気は消えていた。

 「まさか、本物とかは、ないよね。君、俺の彼女を殺したヤツに体格が似ているんだ。あと、俺は嘘を見破るのが得意なんだけど、君が嘘をついているようには見えないんだ。」

 やっぱり彼女持ちか。正体がバレそうだというのに、そこばかり意識がいってしまう。人間観察が得意なやつなのか。まさか覚えられているなんてな。あんなにパニックになっていたのに。

 「な、なにを言って⋯。」

 「嘘だな、やっぱり、君は⋯。」

 すかさずナイフを彼の首元にあてる。しかし、柔道で成果をあげている彼に難なく押しのけられ、床に叩きつけられた。奇襲でしか人を殺したことがない僕は不利な訳で⋯。


 「俺の彼女を返せ。」

 こいつは、彼女のために、わざわざ僕に立ち向かっているのだろうか。憎い。僕が人を殺す理由と正反対だ。守るためだなんて。

 窓からの太陽光が僕を照らす。まるでスポットライトのよう。太陽は僕を裏切ったか?まるで嘲笑いのようだ。

 

 彼は泣いている。僕は自然と顔がニヤけていた。そう、このためなんだよ。殺す理由は。

 「何笑ってるんだよ!お前は人の心がないのかよ!!」

 勢いよく飛びつく彼に、僕は言い放った。

 

 「何言ってんだ?カップルの存在のせいで僕の心は死んだ。死んでいるのは僕の方だよ?」

 大きく息を吸って叫ぶ。

 「僕の心を返して!」

<中3の今書いたあとがき>

 中2の僕に言いたい。とんでもないもん書いてるな、と。もはや天才だよ⋯。

 これ、まだ一年しか経ってないだと?一年前の僕はこんなに病んでたの?


 しかし、「キラキラキラー」という曲が、初めて合成音声を使用した記念すべき曲ということは事実で⋯。今思うとすごく、不思議というか、なんともいえないというか⋯。


 でもなんだかんだ好きですよ、この物語。僕の原点にして頂点。もし僕がYouTubeへの投稿を始めることになったら、最初の曲はきっとキラキラキラー5ですよ。(キラキラキラーはこれまで4回進化しています。)


 では、このあたりで。一期一会に乾杯!Пока!

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