表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「 」  作者: 風鈴
3/5

第3章 「 」

前作を読んでいただきありがとうございます。

今作も読んでいただけると嬉しいです。

家に戻っても、俺は鈴花のことを考えていた。            

「どうしてなんだよ」

ただそれだけ

俺はそのまま眠りについてしまった。

その日以降、仕事に身が入らず、ミスを連発した。

「松井、ちょっとこい」

会社の筒井先輩のに呼ばれてしまった。

給湯室に連れてかれた。

「お前、最近どうしたんだよ 何かあったんか?」

筒井先輩は心配そうに俺を見た。

「すいません筒井先輩」

俺は元気なく答えた

「ミスを連発するなんて、お前らしくないぞ?」

「すいません」

「お前、ちゃんとご飯食べて寝れてるのか?」

筒井先輩は優しく、後輩思いが強い人だ。

「どうですかね...」

会社の昼休憩のチャイムが鳴った。

筒井先輩は時計を見て

「とりあえず、昼飯食いに行くぞ 何が食いたい?」

俺は少し間を開けて

「エビフライ定食が食いたいです。」

「なんだよ、腹めちゃめちゃ空いてるじゃん そうとなれば行くぞ」

俺は先輩と一緒に、近くの定食屋で昼飯をとることにした。

「いらっしゃい、あら、筒井君じゃない」

「お久しぶりです。柴三さん 2人なんですけど、入れますかね?」

「カウンター席でいいんならね」

「ありがとうございます。それとエビフライ定食とおまかせ定食で」

「あら、ずいぶんと早い注文だね」

「俺の後輩がとんでもなく腹が空いてるもんなんで」

「そうなのかい、なら早く作らないとね」

席に座り、注文を待っていると筒井先輩が

「柴三さん、今年で80だとよ」

「え」

「なんだ、興味あるのか?」

「いえ、80歳の方が元気よく働いていることに驚いて」

「はは、それはそうだな」

筒井先輩は笑いながら、話を続けた。

「ここの定食屋はな、俺のお父さんが学生時代によく来てたんだ。毎日毎日来てたんだってよ。結婚して俺を生んでからも、よく連れてこられたよ」

「そうなんですね」

「相変わらず元気がないな、お前は」

「すいません」

すると後ろから

「お待たせ、エビフライ定食とおまかせ定食ね」

目の前には大きなエビフライが4本もあった。

「あれ、柴三さん。エビフライ定食のエビフライって2本じゃないんですか?」

筒井先輩が羨ましくいいながら柴三さんに聞いた

「元気のない後輩を連れてきた、あんたが悪いんだよ せっかくの美味しい昼ご飯が台無しじゃないか、それとあたしは75歳なんだから」

「あ、あの」

俺は、柴三さんに声をかけた

「なんだい」

「ありがとうございます」

「なんだい、ずいぶん礼儀がいい後輩じゃないのか」

すると横から筒井先輩が

「いや~、やっぱ俺の新人教育のおかげですかね~」

「あんたの新人教育じゃ、ここまで育てられないな」

「ひどい」

「あはは」

俺は不意に笑ってしまった

「ささ、飯が冷めちまう前に食ってしまいな」

柴三さんはカウンターに戻り、皿洗いをした。

「いただきます」

サクッ

「美味しい」

その時筒井先輩が笑いながら

「だろ」

それからは一心不乱にエビフライ定食を食べた

「ごちそうさまでした」

「さて、午後の仕事に向けて頑張りますか」

「はい!」

俺は元気よく返事をした。

「柴三さん、お会計よろしく」

「はいはい、二人で1500円ね」

「筒井先輩、ここは俺が払います。」

「何言ってんだ。ここは先輩の俺が払うんだから感謝しろよ」

「ごちそうさまです!」

柴三さんが俺の方を見て

「元気になったじゃないか」

「美味しい料理を食べたんで元気になりましたよ」

「そりゃあ、よかったよかった。エビフライサービスが効いてよかったよ」

すると筒井先輩が

「じゃあ、次来た時は、エビフライ4本でお願いします」

とすかさず言ってきた

「あんたには、1本で提供するよ」

「そんな~」

「ささ、早く会社に戻って仕事に励みな」

「はい!ごちそうさまでした!」

定食屋を出て、会社に向かう際、筒井先輩が

「またなにかあったら、教えろよ」と

「はい、お気遣いいただきありがとうございます」

それからの俺は、ミス連発から抜けることができ、順調に仕事ができた。

時々だが、定食屋に行くことも増えた

仕事が落ち着き、家に帰ると、スマホから通知音がなった。スマホ画面を見ると、たくさんの通知が来てた、特に鈴花から

一件一件確認してるとき、鈴花から電話がかかってきた。

俺は一度深呼吸をし、電話に出た

「もしもし」

「やっほー風太っじゃないよ、私心配したんだよ。」

「ごめんごめん、仕事が忙しくて」

「もう~」

「ごめんて、お詫びの印に、今週の土日のどっちかに会いにいくよ」

「ほんとに!やったー!」

「土日、どっちがいい?」

「う~ん、日曜日で!」

「はいはい、じゃあ昼頃に行くけどいい?」

「うん!いいよ~」

「了解、じゃあ切るぞ」

「あ、待って風太!」

「うん?」

「絶対忘れずに来てね」

「わかったって」

「じゃあ、おやすみ~」

「あぁ、おやすみ」

電話を切り、カレンダーを見た。日曜日って、明後日だな。明日は見舞いの果物を買いに行くかな


一方鈴花は、病室で寝転んでた

「はぁ~、久々に風太と喋れた」

「素敵な方と話せたんですね」

不意に後ろから看護師が現れた

「うわ!」

「驚きすぎですよ」

「アハハ、すいません」

「それより、体調はどんな感じですか?」

「え、あー めちゃめちゃ元気です!」

「めちゃめちゃ元気と」

看護師は日誌をつけていた

「ねぇ看護師さん、私ってずっとここにいないといけないの?」

「いいえ、先生が言うには鈴花さんの体が治ったら出れますよっておっしゃってましたよ」

「ほんとに!」

「えぇ、外に出たらどこか行きたい場所でもありますか?」

「う~ん、そこまでは考えてないけど、どこ行こうかな~?」

「ふふ、それじゃ、また来ますね」

「は~い」

看護師は病室を出た

「行きたい場所か.....」

「やっぱ、海外には行きたいな~ いやいやまずは、国内旅行かな?う~ん」

「でも今は、そんな気分じゃないな」

「はやく会いたいよ、風太」



日曜日

俺は見舞いの果物を持って、鈴花がいる病院に入った。

色々と手続きを済まして、担当の看護師が来るまで椅子に座っていた

「松井さん、松井さんはいますか?」

看護師が名前を呼んでいた

俺はすぐさま返事をし、看護師と共に鈴花がいる病室に案内させてもらった

「こちらになります」

俺は鈴花がいる病室の目の前に立った。

俺はそっと、ドアを開いた

すると、そこには鈴花がいた

鈴花は外の景色を見ていた

そこには桜が散っていた

ドアを閉め、鈴花のところに向かった。

「久しぶり、鈴花」

「久しぶり、風太」

最後まで作品を読んでいただきありがとうございます。

新しく章を作るたびに、文字数が増えた驚いています。

まだ、文章下手なのは許してください。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ