高校生期11
「お疲れ様でした!お先に失礼します」
レストランのバイトが終わりいつものように1度家に戻り一服してからキャロルに行こうと思い帰るとテーブルの上に使いっぱなしの状態でカミソリや処理した毛などある程度は掃除したようだけど落ちてる、、、
「仕方ない、、、掃除するか、、、」
長い毛は吸うけど短い毛はなかなか吸わない、、、
少し昔を思い出した
(あいつらもう伸びてるんだろうなー、、、)
「そうか!確か長いと一気に剃りずらかった!」
「って事は友希の奴パイパンにしたのかよ、、、、」
や一気に行くもんだな」と感心した
あらかた片付けも終わり一服出来ずに向かった
「おはようございます」
「どうですか?今日入った子は」
「うん、そうだね、、、悪くはないと思うよ」と言う
「そうですか、、、」
「今日は私がママについてるから三浦くんはあっちの方をお願いしていいかな」
「分かりました」
早速手があがる。向かうと友希がいた
一瞬だけど目が合った
グラスを引き下げすぐテーブルから離れる
特に気にする事はなかった
時間もあっと言う間に過ぎてラストを迎えた
女性スタッフは着替えをする為ロッカーに行く
少し時間に余裕があったから出口付近で友希を待っていた
何やら声が聞こえてくる
「アンタさーさっき邪魔したでしょ!」
「ウチの客に上目遣いして取ろうとしたでしょ!」
みたいな感じで意地悪を通り越してイジメだ
止めようとすると肩に手を置かれた
振り返りむくとマネージャーだった
「ここは私が行こう」と、、、、
「はい、君たち。今日が初めての新人にそんな事を言わない」
「それに先輩なんだから教えてあげるくらいの気持ちがないとやって行けないよ」
「それにその子はママからの紹介で来た子だからね」
「これが何を意味するかわかるよね、、?」
、、、、、、、。
「はい、じゃお疲れ様」
(マネージャーすげー)
「な お き。」と後ろから裕美さんが声をかけてきた
「うわ、、、びっくりした、、」
「ふふ、行こうっか!」
「え、、友希は?」
「新人いじめなんてよくある話しだしこんな事でめげるならこの世界じゃやっていけないよ?」
「ウチができるのはここまで」
「ここからは本人次第」
「だから帰るよ〜私の黒服さん行こう」
「じゃ後はよろしくお願いしますねー」
「お疲れ様さま」
どの職種でも慣れるまでは大変な事しかない
「友希がんばれよ」と思いながら裕美さんと帰った
「あ、そうだリビングに毛めっちゃ落ちてましたよ」
「うっそー!?掃除したのにー」
「はい、、掃除してきましたもん、、、、」
「えへへ、ありがとー」
・・・・・・・
夏休みに入りあれから数日が経過した第4水曜、、俺は自宅に帰って来ていた
窓を叩く音が聞こえる
「はいはい今開けるからねー」
「来たよ!」と愛が嬉しそうにしていた
まだ昼間だぞ、、、
あー涼しい、、、と足をバタバタさせていた
「あのさ、さっきからパンツ見えてるけど、、」
「うん、だって見たいでしょ?」
「俺には恥じらいないわけ?」
「うーん、、、だって、、直樹ならいいよね、、」
「あーそう言う事か」
「別にいいよ。俺も今日は遠慮しないけどね」
「つかさ、俺何もしてないのに濡れてんじゃん」
「見せて見ろよ。ほら早く」
「直樹、、なんか今日意地悪じゃない、、、、?」
誰かさんに普段色々言われてるからかなー
、、、、、、、、。
「ほら見せてよ」
「ばか、、、」
やっぱ2人になると可愛いくなる
そこから1戦交えた
「もうセックスする事が怖いとは思わないか?」
「うーん、直樹以外とはないからなんとも言えないけど多分平気だと思う」
「だけどやっぱ乱暴な扱いされるとちょっと怖いかもしれない」
「そうかーなかなか厳しいもんだな」
「直樹が優しく扱ってくれるからそれが当たり前になってるのかもしれない」
「誰でも優しく扱ってくれると思うけどね」
「愛だって俺に優しくしてあげよう。って思うだろ?」
「うん」
「みんな同じなんだって」
「俺が特別じゃないんだよ」
「言っちゃ悪いけどナンパとかはやる事が目的じゃん」
「それとこれだとやる事は同じでも結果が違うわけよ
ソープだって同じだよ」
「性欲を満たす為に行くんだからさ」
「なんか直樹の考え方ってもう30代くらいの人みたい、、、」
「なんでよ!」
「だって理性的で合理的な考えだよね」
「俺の今の環境は周りに大人しかいないからなのかもしれないね」
「友希も今の状況を頑張って行けば環境がどんどん変化して行くと思う」
「だけどさ、、」
「そんなおっさんみたいな考え方をしてる俺を朝からパンツ濡らして求めて来る奴が言う事かよ!!」
「もーそれ言わないでよー」
・・・・・・・
「俺今日夜はママの所に行かないといけないからさ、、」
「うん、、、いいよ」
「ぐったりしてる愛」
しばらくの沈黙、、、、、、
「実はこの前同じクラスの男子に告られたのよね」
!!
「で?返事は」
「まだ返してない、、、、」
「理由聞いていいの?」
「なんて言うか、、直樹との関係が終わるでしょ」
「そりゃ彼氏できたら俺の存在はただの邪魔な奴だからね」
「愛はそいつの事をどう思っているのよ?そこだろ大事な部分」
「分からない。でもさ、、付き合うって事は向こうは私を求めてくる関係になるわけでしょ、、、」
「まあ、そいつ次第だね」
「私ずっと直樹に求めていたから求められるって言う感覚が分からない」
「そんなの今から分かって行けばいいだけだろ」
「普通に考えたら今の俺たちの関係の方が異常なんだよ」
「むしろそっちと付き合う方が健全だろ」
「そしてお互いを知って許せると思える人なら自然と応えるだろうよ」
「愛。俺は俺だよ。そろそろ先に進んでもいいんじゃないの?」
「なおき、、、涙を流す愛、、、、」
「別に離れるわけじゃない」
「ただの友達に戻るだけだよ」
「分かった、、、、直樹、、、最後に抱いてよ、、」
「うん、、、」
「この日を境に愛との関係は終わった、、、?」
裕美さんに一応話はしておくか。そう思いながら家に帰る
「戻りました」
「よおー直樹ー おかえりー」
「あ、リュージさん。こんばんはー」
「話があるって言うから戻ってきたんですけど」
「直樹、、、8月4日から6日まで旅行に行くよ!!」
「え?マジですか?仕事は??」
「休みます!!」
「みんな知ってるんですか?」
「知ってます!!」
「リュージさんも行くんですか?」
「行きます!!」
「じゃ俺1人って事ですか?」
「友希ちゃん来ます!!」
「やべー!!行きたいです!!」
「じゃレストランのオーナーに言わないと、、、」
「直樹。了承済みだ」
あいかわらず思ったら即行動する人達だ、、、
「で、、場所はどこですか?」
「沖縄です!」
「旅費はこちらが持つよ!」
「すげー!!楽しみだ!」
「あ、友希も行くんですよね?」
「うん。あれから友希ちゃん頑張ってるじゃない」
「なんか最近楽しくなってきたって言ってましたね」
「だから身内で楽しもうってわけよ」
「ありがとうございます!!」
「そう言うわけだからそれまでに着替えとか諸々用意しとけよーあと8日後だからな」
「直樹。俺はこれから裕美と飯食って今日はここに泊まるからよ」と言って外に出ていった
「いかん!これ寝れないやつだ、、、」
どっか避難しないと、、、、とりあえず出ようと!!
バイクに乗り自宅に戻ろうと走らせる、、、、
ふと思った、、、
香織の自宅って引っ越ししていないよな、、、と走る方向を変え香織の自宅に向かって走った
この道なつかしいな、、、、公園に停めて少し昔を思い出していた、、
あれから数年経っているのに何も変わらない
ブランコに座り誰もいない隣を見る、、、香織、、
肩を寄せ合ったベンチ、手をとりあい見つめ合ってドキドキしながらキスしたよなー、、、
やっぱ俺の心はずっとお前から離れてないな、、、
(香織、、、会いたいよ、、、、、)
しばらく思い出に浸っていた、、、
よし!と立ち上がり香織の自宅前に足を運んで土下座したなーなんて思いつつふと家の電気がついてる事に気づいた!!
うそだろ!?
まさかまだ両親住んでんのか!?
いやいや、そんな訳ない
心臓の鼓動が早くなる、、、、
まてまて、、、落ち着け、、、、
そんな事を思っていた時に玄関のドアがガラガラ、、と開く
出てきた女性、、、身に覚えがあった、、、、、
香織の母親だ、、、
確信に変わった
「ん、、?あら、、、? 」
「え、、、?三浦くんなの?」
、、、、、、、。
いきなりの出来事にあたまが真っ白になった




