成長期13
もうやるべき事は決まった
早速リュージさんに連絡をした
「もしもし、直樹です。少し話し大丈夫ですか?」
「あ、悪い」
「夜にそっち行くから」と切られた
何か忙しそうだった
母親はもう少し待てば帰ったきそうな時間だった
「バイト、、、うーん、、、と思ったが夜に話そう!」
とりあえずバイトに向かった
おはようございます。と言い着替えをしていた時に洗い場担当の人が休憩していた
あの時の話を思い出した、、、、
「あの、、すいません。少しだけ話しさせてもらっていいですか?」と尋ねた
「あ、ああ、大丈夫だよ」
「話しかけるなんて珍しい事もあるもんだね」
「あの洗い場やってるじゃないですか?あれってイヤになったりしないのですか?」
「そうだね、、私もまだ若ければ君みたいな発想があったのかもしれないけど、、、」
「今となっては1日1日を生きて行くだけで大変だからそれ以上を求めるのは贅沢と思っているよ」
「でもまだそんな年齢じゃないですよね、、、?」
「まあ、君からみたらそう思うかもしれないけどね、、」
「僕も若い時は遊びに夢中でもらったお金は全部自分の好きなように使っていて自分に投資はしていたけど自分磨きはしてなかったんだよ」
「それに気づかずにどんどん年齢を重ねて行くとふと自分の周りの人が遠くにいる事に気がつくんだよね」
「それが既に手遅れな状態になっていて何のスキルもないただ年齢を重ねただけのおっさんの出来上がりだよ」
「それからは誰でもやれるような事しか任されなくなっていくんだね、、、」
「まだ若くて気付けたのは良いことだと思うから君は私みたいになってはダメだよめ
「若い頃はプライドなんて必要ないよただ自分磨きに集中してスキルを身につけていきなさいね」
「そうすれば自ずと周りが君を評価してくれるからね」
と話しをしてくれた
(なんかすごい大切な話しを聞いた)
・・・・・
バイトが終わり自宅に帰ろうと思ったら偶然裕美さんと会った
「直樹じゃない、バイト帰り?」
「こんばんは、そうです!」
「そう言えばリュージさん今日みかけないっすね」
「あー今大変だと思うよ」
「え、、、そうなんですか、、」
「何、なにかあるの?」
「あ、いやこの前ちょっと今後の事で話をしていてようやく決断できたから伝えたいなって思ってて」
「へーそうなんだー」
「聞きたそうっすね、、、、」
「えへへ、バレた?笑」
「裕美さんもお世話になっていますし時間できたら話はさせてもらいます」
「先リュージさんに伝えたいので!」
「そっか!分かった!」
「でもなんか直樹吹っ切れてる感じがしていいよ」
「そうっすかね、、自分じゃ分からないっすね」
「うん!じゃ今度話し聞かせてね」
「はい、失礼します」
リュージさん忙しいのか、、、
まあ俺だけ構ってるわけではないしな、、、
先に母親に言うかな
そんな事を考えながら自宅に帰って母親が帰ってくるのを待っていた
車の音がする。
帰ってきた
リビングに行き母を待った
「おかえりー」
「あのさ今後の事で話しあるから落ち着いたら聞いてほしいんだけどいいかな?」
「分かったー少し待っててね」
着替えを済ませた母がリビングにきた
「で、どうするつもりなの?」
「先に言っておくね」
「俺は必ず東京に行って香織を迎えに行くから」
「それで今のまま行った所で今の俺では何もできずに終わってしまう。そう思ったんだよ」
「だから高校卒業までの3年間で料理人になる為の準備と資金を貯めようと考えたんだよね」
「だから俺、高校に行きたいんだけどいいかな?」
「あんたがそうしたいならそうしなさい」
「ありがとう」
「よし!俺は高校に行く」
「まずは先生に話しをするか」
明日さっそく話しをしに行こう
・・・・・・・
朝のHRも終わり先生の元に行く
「あの、ちょっといいですか?」
に高校に行こうとおもうんですけど手続きとかどうやればいいんですかね?」
「三浦、、、、、」
「はい」
「今更何言ってる?」
「願書届けはもう締め切っているぞ、、、」
「何ですかそれ、、、、?」
「人の話しを聞かないから分からないんだろうがもう高校受験の受付はどこも終わっているんだよ」
「だからお前は試験を受ける事ができない」
「来年受ける事しかできないんだ」
「分かったか?」
!?
「はあ!!?なんだよそれ!」
「いやいや困るから!!」
「どうにかしてよ!!」
「無理なものは無理だ」
「可能性があるとするなら進路指導の先生に聞いてみろ」
「先生ではどうする事もできない」
「その先生どこにいるのさ!」
「職員室にいるだろ、、、」
速攻で職員室に行く!!
「さーさん!進路指導の先生ってどこにいますか!?」
少し遠くに立ち上がった人が私だが、、、と言った
「先生!」
「俺高校行きたいからなんとかってやつ出してよ!」
「お、おい、、少し落ち着け」
「高校に行きたいのか?」
「そう!」
「お前、、そう言う話はもっと早く言わないとダメだろ」
「説教ならあといくらでも聞くからとりあえず行けるかどうかだけ知りたい!」
「今から調べないといけないから放課後にここに来なさい」
(おいおい何悠長な事言ってんだよ、、、俺高校いけんのか、、?)
この時の俺は自分のやらかしを人に擦り付けていた
放課後になりまた職員室に行き話を聞きに行った
「三浦だったかな」
「なんとか1校だけ願書届けを受理してくれる所があったぞ」
「まじか!じゃ行けるのか!」
「まてまて」
「話を聞け、その1校は城高高等学校だ」
??
「だから何?」
「あのな、、ここは誰でも受け入れてくれてはするがあまりいい評判は聞かない所だぞ」
「あーそう言うのは別に大丈夫」
「とりあえず高校卒業できれば何でもいいから!」
「そうか、じゃ願書届け出すから待ってなさい」
「よし!良かった!でも何でみんな教えてくれなかったんだよ、、、」
「危うく行けなかったじゃん、、、」
「三浦。何科希望だ?」
「へ?何それ?」
「どこの科に行くか選択できるんだ」
「どれにを選択するんだ?」
「ちょっと見せて、、、自動車科、建築科、商業科、普通科、、!!料理科だと!?」
「何だよ!!これしかねーよ!」
「先生俺料理科行くわ」
「そうか、分かった」
「じゃ出すからな」
「はーい!よろしくお願いします」
「失礼します」
よし!これで高校にはなんとか行けるぜ!?
あ、そうだユージとタカシにも言っておかないとな
なんとかギリの所で願書届けを出せて安心した
今日はバイト休みもらったから2人に連絡しようかなー
「あ、もしもしユージか?」
「久しぶりだねどうかしたの?」
「あ、うん」
「まあ色々あってさ俺高校行く事になったからあと3年はこっちにいる事になった」
「そう言う事だからよろしくな!」
ガチャ!
次はタカシだ
「もしもしタカシか?」
「俺さ高校行く事になったからあと3年はこっちにいるからよろしくな!」
「じゃ!」
ガチャ。
よし!2人には連絡したしあとはリュージさんと裕美さんに言わないとな
母親にもどこに行くか言わないとだな!
その日リュージさんは自宅に来る事はなかった
まあ、そんな日もあるか!
高校かーなんか実感わかねーなーなんて思ってる時に窓を叩く音がした
これから俺の無知を晒すことになる




