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生きるとは何か  作者: ルーツ


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成長期12

3年も二学期の後半になり秋を迎える

この時期には願書届けを書いたりして高校生に向けて最終準備をしている時期だった


俺は相変わらずバイト浸けな日々だった


久しぶりにリュージさんが焼き肉屋にたくさんの人達を連れて来店してきた


リュージさんから俺を呼んでくれ。と言ったみたいで個室にいるリュージさんの元に行った

何やら楽しく食事をしていた


「お!きたな!」

「みんなこいつがさっき話をしていた三浦直樹だ!」

「早紀さんの息子だぞ!」


周りから、おー!!マジかよ!!大きくなったな!と多方面から声をかけられた


??


「こいつらは若い頃にバカやってた奴らなんだよ!」


そんな中よく言われたのが親父に似てる。と言う事だった

なんか複雑な感じだったけど雰囲気を悪くするわけにはいかないと思った俺は


「ははは!そうなんですかね、、」

「あまり記憶にないからおもいだせないですけどね」


当たり障りない事でなんとかその場を凌いだ


「あ、俺まだバイト中なんでこれで失礼します」


時間が経過して裏の出口から先にしつれーします。と挨拶してドアを開けたらリュージさんが居た


「よ!」


「うわ!びっくりしたあー!」

「どうしたんっすか?」


「いやー?そろそろ確認しないといけないと思ってな」

「ちょっとどっか店入って話しでもしようかー」


何の確認か分からない俺、、、

少し歩いて近くのバーっぽいところに入った


マスターこいつには何かジュースお願い

俺は何かいつものでいいわ


わかりました。と行ってカウンターに消えて行った


「で、直樹。あと3、4ヶ月で卒業だろ?」


「うん、、、。」


(それを聞いて分かった、貯金額だ、、)


「どうよ?今いくらあるよ」


「実はまだ60万くらいしか、、、」


「なるほどな、、、まあ、でもあと3ヶ月くらいやれば80近くは行く感じだな」


「うん、それくらいが限界かも、、、です」


「お前の気持ちは今も変わらないか?」

「東京に行って生活して行くってやつ」


「正直言うとこの半年くらいずっとバイトバイトでお金は貯まってきたのは実感できた」

「だけどこれがこれからずっと続いて行くとなると結構大変なんじゃないか。とは感じてる」


「ほー、、、それで?」


「うーん、、どうして行くべきか悩んでる」


「まあ合格だな!」

「あのな今お前がやってるのは仕事じゃねーんだよ」


「え、、?」


「世間じゃ雑用って言うんだよ」

「それをずっとやると普通はイヤになってやめて行くもんなんだ」


「じゃ何でやるのか?っておもうだろ」

「目的もなければ実力不足な奴なんかがやるんだよ」


「お前の周りに同世代に近い奴らいたか?」


「いなかった、、、話もした事ないかも」


「料理してる奴らはどうだった」


「あ、、、なんか若い人達が話しをしながら忙しく活気があった」


「本来直樹はそっち側にいるべき姿なんだよ」

「別に皿洗いしてる奴をバカにしてるわけじゃない」


「適材適所ってやつだな」


「だから直樹は自分がやりたい。興味がある事に向けて手に職をつけれる仕事を見つけろ」


「学生の時に勉強しなかったツケは結構デカいんだ」

「だがな直樹なら職人って手がある」


「いいか。お前はこっちにくるなよ?それは俺が許さん」


「あと数ヶ月しかないが真剣に自分と向き合って早紀さんと話し合え」

「とりあえず卒業までは皿洗いやってもいいができる限り早く決めろよ」


「分かった。」


・・・・・・・・



リュージさんの助言を考えながら自宅に帰った

あれ?あ、、今日休みなんだ。と思いつつリビングに行った

「ただいま」


「おかえりー」


リビングの椅子に座り母親に声をかけてる

「ねえ、来年から東京に行くか迷ってるんだけどさ、、」


「はあ!?何よそれ!聞いてないけど?」

「らあんた高校は?」


「え、、行く気ないけど、、」


「ねぇ、、まさかとは思うけど香織ちゃん?」


「そうだね。早く会いたいし迎えに行きたい」


「はあ、、、あんたすごいね、、」

「ある意味香織ちゃんもすごいわ」


「直樹」

「これからの時代、中卒は生きていけないよ」

「昔は金の卵なんて言われたけどこれからは高卒以上って言うところが増えてきてるからね」

「東京なんて行くなら尚更中卒なんて見向きもされないよ」


「それであんた女1人幸せにできるの?」


、、、、、。


「あんたの気持ちを無下にしてるわけじゃないんだよ?」

「現実的な話しとして今の直樹って何ができるのよ」

「その日暮らしができればそれでいいの?」

「違うでしょ?」


「うん、、、」


「せめて高校卒業してから東京に行きなさい」


「焦る気持ちは分かるけどこんな時こそ冷静に考えな」


部屋に戻りベッドに横になってどうするのが目を閉じて正解か考えながら眠ってしまった


次の日教室でもこれからの事を考えていたそんな時。

直樹くん久しぶり。と友希が声かけてきた


「おー!久しぶりだね!最近あまり話せてなかったね」

「どうしたの?」


「あーうん」

「あのさ直樹には黙っておいてって言われていたんだけどね」

「昨日の話しでどうしても本人に聞かないと分からない事だからって事になって来た感じなんだよね」


「ん?どう言う事??」


「実は私と愛もなんだけど香織と手紙でやりとりしているだよね、、、はは、、」


!!


「マジで言っての!?」


「昨日は香織と電話で話もしたかな、、、」


(おいおいなんだよそりゃ)


「なんかごめんね」


「謝る事ではないけどめちゃくちゃビックリしたよ」


「まじかー、、、声聞きてなー、、、なんだよー」


「直樹も香織の事忘れてないんだね。なんか羨ましい」


「ん?そりゃ、、9割が香織だよ笑」


「でさ!何て言うか、、卒業したらどうするの?」

「いくの?」


「俺もあれから色々あってさ、まさにその事で悩んでいるんだよね」


「母親からも中卒なんてこれからの時代は必要とされないとか」

「知り合いの人には実力つけろ。って言われてさ」


「語るだけなら夢でおわるでしょ、、」

「俺は本気で香織を迎えに行って一緒になるんだよ」

「そう考えれば考えるほど今の俺は理想としてる自分との距離を感じるんだよ、、、」


「直樹本当にすごいね」

「大人だなーっておもう」


「あのね!香織からの伝言があるんだけど聞きたい?」


「友希さんお願いします」


「香織、進学するってさ」

「だから直樹が今迎えに行ってもその気持ちに応える事ができないって」

「泣きながら言ってたよ」


「これがどう言う事か今の直樹なら分かるんじゃないのかな」


「香織も直樹の事本気で考えているよ」

「だから先を見て色々考えた結果の答えなんだと思う」


「ありがとう。なんか分かった」


「あとね。あっちも直樹の声が聞きたいって言ってたよ」

「でもね聞いたら何もかもを捨てしまいそうになるから我慢するんだってさ」


「なんか2人を見てると心が通じ合うってこう言う事なのかって思わされるよ」

「羨ましくて嫉妬しちゃいそうだよ!」


「じゃ私は伝えからねー バイバイ!」


・・・・・・・・・


(香織、、ありがとう。必ず行くからな!)

























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