成長期7
、、、ん、、、、んん、、、朝日が眩しい、、、
ふと横を見た
大人の女性が隣で眠っている
なんだろ、、、すごく気分がいい、、いつもどこかモヤモヤしてた物がなく心と身体に潤いを感じる
裕美さん、、、、
恋愛感情なんかはないけどなんて言えばいいのか、、
ただ、ありがとう。と言葉で伝えたいと思った
・・・・・
隣でゆっくり寝ているのを起こすのは悪いなと思い静かにベッドから出て洗面所に行き顔を洗い歯ブラシがない、、、いや、あった、、簡易な歯ブラシだったけど使わせてもらった
ソファに座り時計を見た。9:56
一瞬学校どうしよう、、と思った、、
今日はいいや、、サボろう、、
改めてソファに深く座った
静かな一室で昨日あった事を思い出しつつリュージさんの言ってた事や女を知る事の深さを理解できた
ただ自分の欲を満たすだけじゃない
一方的な思いを相手に求めるは違う、、、
この1日だけですごく物事の捉え方に変化を感じた
「よし、一度家に帰ろう」
着替え済ませ裕美さんの寝てる寝室に入った
小さい声で
「昨日はありがとうございました」
「慰めてもらって感謝しかありません」
寝てる横顔の髪の毛を優しく触りおでこにキスして
「帰ります」
帰ろうとした
裕美さんの目がパチっと開いた
!!
「うわっ!びっくりした、、、」
「もう、、、帰るとかひどくない?」
ベッドから立ち上がり
ん、、んんー!!と伸びてる姿が光に照らされる裕美さん、、やっぱ綺麗な人だ
「リュージがさ、、、昨日あの夜ウチにねお願いしてきたのよ」
「外に居るやつを男にしてやってくれってね」
「リュージがそんな事言うなんて何か事情があるんだろうなって思ってとりあえず外に行ったら直樹がいてね」
「そん時の直樹見て分かったんだよね、、、」
「この子凄く辛そうだなって」
「だからわたしが癒してあげようって思ったのよ」
朝から笑顔で俺を癒してくれる、、、
「はい、、昨日までの俺は本当に何も分かってなかったんだと思わされました」
「ふふ、、直樹、あんた今かっこいいよ」
少し遅いけど朝食作るからさテーブルにいてよ
・・・・・・・・
テーブルにパンと目玉焼き、サラダが並んだ
「いただきます」
「あの、、1つ聞いてもいいですか?」
「何ー?」
「裕美さんってリュージさんの彼女ですよね、、」
「そんな大切な方を俺、、昨日、、」
「あー、、ウチ彼女じゃないし?」
「囲ってる内の1人なんじゃないかなー」
「たまに来てヤったら帰るし?」
「え、、そうなんですか?」
「うん、そーだよ」
「それに昨日あれだけやっといてそれはないんじゃないのー?」
意地悪な事を言って来る
、、、、、、。
「まーあれだけの事した後に言う事じゃないとは思うけどウチそんな軽い女じゃないからね」
なんとなく分かっていた
裕美さんは決して尻軽な人じゃないって
「なんか分かります、でもすごく優しく思いやりのある方って言うのは分かりました」
「ふふ、直樹、また来なよここ」
「え、、?いいんですか、、?」
「直樹ならいいよ?」
「今回はウチがリードしたけど次は直樹もわたしを慰めてよ」
「頑張ります!」
「はは!頑張りますって笑」
「食べ終わったら送るよ。サボりくん笑」
・・・・・・・・・
「昨日ありがとうございました」
「はい、コレ。」
「連絡先だから」
じゃーねーと言いながら車を走らせて去って行った
自宅に帰ると母親がいた、、、、
「直樹、、、、どこ行ってたのさ、、、」
(おお、、怒ってる、、、)
「昨日リュージとお店来てたよね、、?」
「はい。行きました。」
「あんたにはまだあの街来るの早いとおもうんだけどね」
事の経緯を話した、、、、
「あっそ、、、色々知ったんだね」
「あの頃は亮も直樹も小さかったから話しても理解できないと思ってそのまま放置してたけど、、」
「まさかこんな早く知るとは思わなかったよ」
「なんかごめん」
「いずれ分かる事だったしいいよ」
「それで今まで何してたのさ?」
「それ言わないとダメっすか、、、?」
「はぁ、、、大体の予想はつくけどね、、、、」
「で?相手は誰?」
「え、、、?」
「直樹、首元」
「え、、?」
「鏡みてきな」
洗面所に行き鏡をみた
!!
(なんだこれ、、、、首元にアザがある、、)
(いつの間に、、セックスするとこんなアザができるのか!?)
なんて思いながら母親の元に戻った
「で、、、?誰よ」
(なんか怖い、、、)
「リュージさんに連れて行かれて、、、女性の方の家に行きました。はい、、、」
「だからそれは分かるから」
「誰よ相手の女は?」
(あ、、、全て分かるんだ、、すげーな、、)
「裕美さんって言う方です、、、」
「はあ!?ウソでしょ??」
「裕美って、、、うそ、、」
「直樹!あんた嘘言ってないでしょうね!!」
「え、、嘘って、、、リュージさんも裕美って言ってたし普通に裕美さんって俺も呼んでたし、、、」
「そうだ、、これ」
連絡先のメモを見せた
それを見た母は少しだけ沈黙があった
「あははは!これは凄いわ!」
「あんたやるね!!リュージが裕美をあんたに!?」
「わー!凄いわ!」
「直樹!あんたリュージに相当気に入られてるね!」
??
「な、なんでよ、、、」
「いやー私から言う事じゃないから詳しくは裕美本人からききな」
「ただあの裕美がねー びっくりしたよ!!」
「裕美にも気に入られたわけかー」
「まー直樹もお父さん似でかっこいいもんねー」
結構後になって知る話しだけど裕美さんは母親の勧めでこの世界に入ったようで鉄の女と言われた母親に憧れがあり媚びる事はなく強く生きて行ってる人だったみたい。
唯一リュージさんだけにしか身体を許さなかった事で有名だったらしい
そこから部屋に戻って改めて今の自分はなんなやたら晴れやかな気分だった
女を知る事がこんなにも人生の大きな部分なんだと確信した
(裕美さん。ありがとうございました!)
そんな1日が終わり明日からはまた普通に学生生活に戻る
筈でした




