成長期3
あれから数日が過ぎた
自宅に帰ると部屋の机にメモ書きが置いてあった
『直樹へ
今日龍二から連絡あったから帰ったらここに電話しなさい
連絡先が書いてあった
無理だけはしないようにね』
ありがとうお母さん。と感謝しつつリュージさんに連絡した
誰か知らない人が電話にでた
「あの、、ここに電話したらリュージさんに繋がるってきいたんですけど、、、」
「少しお待ちください。」
丁寧になんだけど何か怖い
「お!待ってたよ!」
「捕まえたから直樹の友達に連絡してそこに集まらせておけよー迎えに行くからよ」
ガチャ
「、、、、話が早い」
早速2人に連絡して自宅に来るように呼んだ。
「直樹、サンキューな」
「ありがとう」
2人の表情が戦闘体勢に入ってるのが分かる
そこへ車のクラクションが鳴った
「来てくれたみたいだから行こうか」
外にでて運転しているリュージさんに
「今日はありがとうございます」
「よろしくお願いします。」と一例をした
「あははは!お前ら律儀だな!行くか!」
車に乗ってどこに向かっているのか分からなかった、
、、こんな田舎なのに広く感じた
なんか自分の見ていた世間がどれだけ狭いか思い知らされた感じして気分が悪く重くなったのを感じた
そう思っているうちに着いたようだ
「着いたぞ。中は暗いから気をつけろよ」
リュージさんの後に付いて行った
山の中にある廃墟になったラブホだった
建物に入る所に怖そうな人が2人いてリュージさんの前を歩き懐中電灯で照らしながら進んで行った
そこに2人、椅子に座り手足を縛られて目隠しされた状態だった
「悪いな、逃げる可能性あったから少し痛めつけておいた」
懐中電灯からの2人からはもう生気が感じられない、、
「おい、解け」
解放された2人はその場に倒れ込んだ
「よく聞け、今からこいつらとタイマンやって勝てたら解放してやる」
「分かったか、、?」
冷たく怖すぎるトーンで話していた
(もしかしてこの人めっちゃヤバい人なんじゃないか、、、)
「さあ、ユージくん!タカシくん!思いっきり殺っちゃいましょう!!」
俺の後ろにいたユージとタカシが前にでる
倒れてた2人も立ち上がる
「愛やった奴はお前か?」
返事がなかった
「愛を犯した奴はどっちだって聞いてんだよ!!」
1人が前に出てきた
すかさずタカシはそいつに向かって殴りかかった
少し遅れてるユージもあと1人の肩を握って重い1撃を入れてた
それを見ていた俺の横にリュージさんが来た
すごい真剣な感じで
「直樹、よく見ておけ」
「お前がこれからただ感情のままに」
「そして周りを見ずに自分の考えだけが正義だと思い込んで突っ走って行くと待ってるのは今見てる光景だけだぞ、、、」
「もうガキじゃねーんだ」
「これからは物事をしっかり見て判断しろ」
「そして自分のやった事」
「これから何かする事も全てお前の選択だ」
「だから責任から逃げるな。」
「分かったか?」
「う、うん」
「直樹、俺の目見てちゃんと言え」
リュージさんの冷たく怖い目をしっかりと逸らす事なく
「分かった。さっきの言葉肝に銘じておきます」
柔らかな表情になったリュージさん
「はは!さすが早紀さんと享さんの血はすげーな!笑」
「いい面構えだよ!なおき」
「はーい、ハイ!」
「これ以上やると一線越えるからそこまでだねー」
なんて言って2人を止めた
暗くてよく見えないけど倒れて血を流してる2人
その2人をリュージさんと一緒に来た怖そうな2人が倒れてる奴らを持ち上げた
「タカシくん。君のパンチは軽いんだよね」
リュージさんが急に言ってきた
「ほら、これがタカシくんパンチ」
言って持ち上げられてる人を殴ってる、、、、
「腰にちゃんと力を入れて両足でしっかり立たないと重いパンチは出ないんだよ?」
「ほら、こう!分かる?こうだよ」と、、、、
「ユージくんはね重いんだけどもっと力を最初は抜いてパンチが当たる時にさっきの力を込めるともっと凄いパンチ打てるとおもうよ!」
なんて言う、、、
「よし、こいつらは俺たちが引き受けるから」
「連れてけ
「お前たち送るよ、行くかー」
車に戻り帰りの車内でユージとタカシが泣きながら
「リュージさんありがとうございます、、、」
「おうよ。」
これから4人がどうなるのかは分からないけど全てに決着がついてよかったと思った
そこから1週間が過ぎ2人が俺の部屋にきた
結果的に言うと
タカシと愛ちゃんとは別れた
愛ちゃん自身が今は男性自体を拒否してるみたいでタカシもそっとしておく事しかできなくしばらく様子をみていたようだけど本人から別れを告げられ受け入れたようだ
ユージと友希ちゃんは彼氏彼女ではなく友達として関係を続けていくようだった
2人だけ一緒になる事が友希ちゃんには耐えられなかったみたいだ
そんな男3人が俺の部屋に集まった、、、
「まっ!直樹!!男3人仲良くやっていこうぜ!!」
「あははは!あははは!」
「笑い事じゃねーだろ!!」




