成長期1
登場人物の紹介
2年
三浦直樹 長谷雄二 八木貴史 一条友希 日高 愛
若い奴 恩人 母親 ママ
佐藤重幸 中田龍二 三浦早紀 川口裕美
和樹と関わりがあった奴らを全員一掃し俺にまとわりついていた物もはたき落とした筈だった
俺も中学2年になり前向きにあと2年しかない学校生活を満喫していた
そんな放課後に問題が起こった
5人で談笑しながら正門を抜けようとした時に
「みーうーらーくーん」と
声をかけて来た奴がいた
あの時俺の事を気に入った!とか言ってた奴だった
ずっと放置していたからもう俺の事は忘れていたと勝手に思っていたがそうではなかったみたいだ
こっちにくる
「お前さー俺の誘い無視して更にキャンパスライフ満喫してるってどう言う事よ?」
「関係ないよね」
「俺あんたらと関わりたくないから」
「言うねー言ってくるじゃない」
「これ以上俺たちに関わるな」
「もう俺は前に進んでる、邪魔すんなよ」
「おい、お前調子に乗んなよ?」
「お前ごときが何俺に舐めた口聞いてんだよ?やっちまうぞコラ」
「悪い、先行ってて」
「誰に口聞いてるだと?あ?テメーだよ!」
「お前何様のつもりだよ?」
「こっちはさっきから関わるなって言ってるだろうが!」
「どうせテメーの都合のいい駒がほしいだけだろーが!」
「お山のてっぺんからの眺めは気持ちいいって?」
「ふざけんなよ?」
「お前自分の立場分かってねーだろ?」
「これか最後の忠告だ」
「よくきけよ」
「俺の前に現れるな。来たらそっこーで警察いくからな」
「、、、、よーく分かったよ」
俺を睨みながら反対側へと歩き去って行った
これ以上めんどくせー事に巻き込まれてたまるかよ
・・・・・・・・・
それからはまた何もなく穏やかにみんなと過ごしていた
たまには1人でゆっくりしたいなーなんて思いながら
自宅に帰り部屋でゆっくりしていた夜に小さく窓を叩く音が聞いた
そこには愛と友希がいた
「あれ?あと2人は?」
「なおきくん、、、私たちじゃどうする事もできない、、」
?
「ごめん、、意図がわからんよ」
「とりあえず外暗いから入りなよ」
が、入ろうとしない
「マジでどうしたん?」
後ろの友希がぽつりと一言
「たすけて、、、、」
それで何かあったのは分かった
でもなんで女子2人なのか分からなかった、、、
「話し聞きたいから部屋入りなって」
2人に寄っていく、、、
!!
足が止まる
「おい!!なんだよその格好は、、、、」
服が汚れてる、、、いや、、、それだけじゃない、、
「なあ、、、ウソだよな、、、おい!!」
その場で泣き出し2人が2人を慰めるようにその場にしゃがみ込む
あれから少し時間も過ぎ落ち着いてきた
「とりあえず上がって」
「怪我してないかみたいのもあるし」
明るい部屋に入るとよく分かる、、、友希は愛に比べてまだ被害はなさそうだった
あいちゃん、、、
「友希が無事で良かった!」
「何かあったらユージくんに悪いしね!」
「直樹くん私より先に友希の傷みてあげてよ」
「分かった、、」
肘の消毒と指に絆創膏を貼るくらいで終わった
愛の前に行く
「さあ、次は愛ちゃんだよ」
太ももにはアザがあり膝から脛まで擦り傷やかすかなアザがあった、、
「少し痛いかもだから」
膝に消毒液をかけた時に愛がイタっ!と言って膝上がる、、、その時スカートが上がり中が見えた、、、、下着を履いてなかった
いや、、、脱がされた、、、
愛も俺の視線で気付いたのだろう
すぐにスカートを抑え下を向いた、、、
「愛ちゃん。痛いかもだけどシャワー使いな、、、」
頷く愛
風呂場に連れて行った
「今貸せる服が俺のしかないからとりあえずそれで我慢して」
ドアを閉めて部屋に戻る
友希ちゃんもなのか?
「ううん、、愛が、、」 涙をながした
「ユージとタカシは知ってるの?」
横に振る、、、
(どうしたらいいんだよ、、、、)
そう思っていたら友希が話しをしだした
「放課後に4人でそのまま市街地に行って遊んでて暗くなって来たから帰る事になってそこで解散したんだけど」
「愛と自転車置いてる所が同じだったからそこまで歩いていたら後ろからいきなり襲われてそのまま車に乗せられそうになったんだけど私は抵抗できて助手席の方に投げるように入れたの、、、」
「だけど愛は後ろの席でもう服か破られていて、、抵抗はしていたんだけど、、、」
「もう車も走っていて逃げられなくて」
「運転してた人がしゃべったら次はお前だからな。って、、、」
何も言えなくてただ涙を流すしかなかったの、、、、
「で、、、もう抵抗もできずにさっき降ろされて、、歩いてここに来た、、、」
聞いてるだけで胸糞悪くなってきた
しばらくの沈黙があり部屋のドアが開いた
愛が戻ってきた
あんな服はもうない方がいいと思って捨てた
「友希は家に戻れるかい?」
「ちゃんと送るしユージに話すかは友希ちゃんが考えるしかないけど、、」
「うん、、。」愛を見ている
「大丈夫だよ!気にしてないって!」
「ほら、ね!」
「送るから愛ちゃんはベッド使ってて」
「とりあえず自宅に泊まるって事は言っといた方がいいよ」
友希ちゃんを後ろに乗せて二人乗りして走る
俺の腰に回している腕にぐっと力が入ってる、、、
怖かったんだろう、、、、
そう思いながらも何も言わず自宅に送った
「ごめん、何んて言っていいのか言葉がでない」
「落ち着いたらでいいから相手だけでも教えてほしい」
「うん、、、」
・・・・・・・・・・
自宅に戻り部屋に入ると愛はベッドで壁に身体を向けて布団を頭まで覆っていた
ベッドを背もたれにして腰を落とした
しばらくの沈黙、、、、小さく、、すすり泣きが聞こえる、、、、
(どうすりゃいいんだよ、、)
耐えられなかったのだろう、、、泣き声はだんだん大きくなっていく
恋愛とか下心とかではなく小学生の頃から知っている仲間が泣いている、、、そんな感覚だった
愛、、、ベッドに座り直し布団の上から背中に手を置いた
急にこっちを向き布団から顔を出し涙を流しこっちを見てる
「愛、、、」
縋るように俺に抱きつき俺の胸で泣いた、、、
「ねえ!やだよ!、、、、」
言葉にならない言葉を言いながら涙を流し続けていた
「必ず相手見つけて償わせてやる」
・・・・・・・・
それからしばらくして泣き疲れたのだろう
俺の膝枕に顔を埋めそのまま静かに眠った
起こさないようにそっと枕に移した
(この原因は多分俺だろう、、、あのヤローが仕掛けたに違いない、、、)
何のツテもない俺がどうやって夜の街で手がかりを見つけられるか、、、、考えていたら母親が仕事から帰ってきた
そうだ!!と思い母親に聞けばなんか分かるかもと思った俺はリビングで母を待った




