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生きるとは何か  作者: ルーツ


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闇堕ち期10

1年の校舎がまだ騒がしいのが分かる

これが隠れ蓑になるとは思っていなかったがそのまますんなりと3年校舎に行けた


ポッケに手を入れ宮田を探した、、、

何組かも分からず、、そして兄貴がいたらめんどくさい事になりそうだから会いたくなかった

そう思いながら廊下を歩いていた、、、いた、、、


何も言わずただ宮田に向かって走りそのまま背中にドロップキック

階段を降りようとしてた少し手前で蹴ったのもあり勢いよくそのまま2階と1階の踊り場まで転げるように落ちていった


周りが騒然とした


関係ない。そのまま傍までゆっくり歩いて行き


「おい、何で俺がここに居るか分かるか、、?」


無言だった


立ち上がる事もできずただ床にへばりつくように倒れてる、、

そんな事関係なく顔を蹴る、蹴る。 


「おい、人話しぐらい聞けよ、、?あ?」


初っ端から飛ばし過ぎたのもあり宮田の返事はなかった


「これで終わりと思うなよ、、、お前は卒業するまでボッコボコにしてやるからな」


もう目も上を向いていた


そのまま1階に降りて3年校舎を出ようとしたら体格のいい先生が俺を見つけ全力で走ってきて両手を腰に回され身動きの取れない状態になりそこからすぐに何人の先生も来てそのまま生徒指導室に連れて行かれた


・・・・・


「お前は何やってるのかちゃんと分かっているのか!!」


「今日だけで傷害2回もやっているんだぞ!」


無言でシカトした


人の話を聞いているのか!と叩かれた1発、1発、1発、、また1発、、更に1発と、、、、


唇から血が垂れる、、、


俺にもまだ痛みを感じるのか、、、と、、涙が出た


「そうやって反省しても遅いんだぞ三浦!!」


「、、、は?、、、、何だよ反省って、、、」


「何で俺が反省しないといけねーんだよ!!おい!」


「さっきからテメー俺のこと叩いてるけどそれは正当化して俺の事は否定すんのかよ!!あ!!答えろよ!」


「三浦、、お前がやってるのはただの暴力だ」

「先生のは指導だ」


「はぁ?俺の事舐めてんのかテメー」


「俺のは制裁でテメーのは体罰って言うんだよ!!」


「何が正しいか判断もできねーくせして今あるこの状態だけを判断して何が指導だよ!!」


「学校は少しでも和樹の事考えて動いたかよ!?」


「してねーだろーが!!」


「俺が来てない事を喜んでただろうがよ!」


「ふざけんなよ、、、、」


「少しここで頭を冷やして冷静になれ」


指導室を出て行った


それからしばらくして、、、


「三浦、、お前の母親が迎えに来たから今日はそのまま帰れ、、、」


指導室を出ると廊下に母親がいた、、、


目の前に立つ、、、そんな俺の頬を1発叩いた、、


「直樹、、あんた、、、」


泣いていた、、


その時に思った、

(なんか俺の周りってみんなが不幸になっていく)

(なんか悲しみが漂ってるなって)


気分がどんどん落ちていく


自宅に戻り部屋でぼーっとしていた


ドアを叩く音がした


入るよ。 


ベッドに座った俺の横に母親も座る


「少しだけ話し聞いてよ、、、」

「お母さんさ亮と直樹はね私にとってなにより大切な存在なんだよ」

「何があってもあんた達の事は信じてる」

「私もおばあちゃんを困らしてばかりだったけどさ」

「今になって気持ちが痛い程わかるの」


「直樹、、、あんたが心配なのよ、、、このままどっかに行くんじゃないかって、、、」


「香織ちゃん。和樹くん。この2人の事を想い行動したようにお母さんも直樹の事をずっと想っている事は忘れないでね、、、」


涙を流しながら俺の手を上からそっと握りしめてくれた


「分かってるよ、母さんを悲しませるような事はしたくないさ、、」


「だけどね、苦しい側が黙って耐えて加害者がのうのうとしてる事がどうしても許せないんだよ、、、」


「母さんも和樹知ってるでしょ」

「本当に人を思って正義感が強く手を差し伸べてくれる」

「そんな本来のあいつの事を何も知らない奴らがやってはいけない道に引きづり込んだんだよ、、、」


「許せないよ、、、」


「香織だってそう、、」

「ただ俺と遊んでただけなのに、、」

「なんで加害者側がやった事は償うどころかのうのうと生きてられるのさ、、、」


「そんな奴なんか制裁されるべきなんだよ」


「制裁されて初めて被害者に謝る立場に立てるんだ」


「今の俺にはその制裁が暴力でしかできないからやってるだけの話しなんだよ」


「罪は償うのは当たり前なんだ」


「直樹、、、お願いだからあんた自身が罪を背負うような事はしないでね」


そう言うと部屋から出て行った


・・・・・


ユージ、タカシの約束は守らないといけない


次の日からは普通に学校に通った

塚本は来てない


どうなったかは分からない

これがキッカケでもう二度と会う事はなくなった


宮田は少し問題になったが病院に行くと自分自身爆弾抱えてるようなものだから病院には行かずしばらく学校にはきていなかった


そんな日が続いた

そんなある日3人で廊下を歩いていた


急に後ろから衝撃が走った、、思いっきり前に転んだ


「誰だよ、、」


振り向こうとしたが顔を蹴られそのまま数人に囲まれて蹴られ続けた


「おい!何してんだよ!!」


身を固めていた俺はユージ、タカシの助けが来たと思った、、が床に倒れてたのが見えた


腹を蹴られ続けたられた俺はそのまま意識がなくなった


、、、

、、、!

、、、、、!!

何か聞こえる、、、目を開けた


腕が動かない、、、

まだ何が起こったのか分からなかった、、


目に映る光景で意識が戻り状況を理解できるようになってきた


俺の前にはユージがただひたすらボコられていた、、

血を流し顔は腫れていた、、

おい、、ユージ、、、そんなユージの後ろにタカシが倒れていた、、、、


「誰だよ、、おまえら、、、、」


倒れてる俺の前にイスを持って来て座り見下すように俺を見てる


「お前だろ宮田やったのは、、、」

「聞いた事がない声だった」


、、、!、、、!体を動かそうとしても何かに縛られていて身動きが取れなかった


そんな俺の顔を容赦なく蹴る。蹴る。蹴る。蹴る。

痛みがなくなって行く、、、

あ、死ぬってこう言う事なのか、、?なんて過りながら意識を失った、、、


、、、、、、、、?


(やけに静かだ、、、生きてるか、、、なんてやけに冷静だった、、、)


(ここどこだ、、、)


そんな時だったチャイムが聞こえた


「学校か、、? 」

「あ、、、体育倉庫だ、、、」


床に倒れたまま顔だけが動く、、同じように倒れてるユージとタカシがいた


(あれ、、なんか遠くで叫び声が聞こえてる、、)


「お、、おい!、、おい!!大丈夫か!?」


「なんか聞こえる」


意識を保つだけで精一杯だった、、、


微かな記憶だけが残っていた


・・・・・


気がついた時には病院のベッドに寝ていた、、、


身体を少しでも動かそうとすると鋭い痛みが走る

目しか動かす事ができない、、、なんかピッピッと音がなってる


あ、ぁ、なんか声が出ない、、


ただそんな俺に気づいた人がいた


「直樹!? 」


母親だった、多分ナースコールを押したのだろう


看護婦が来てなんかやってくれてる


全治2ヶ月と言う診断をされた俺はしばらく入院生活を送る事になる





































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