上級生期25
登場人物の紹介
5年3組
三浦直樹 高木香織
長谷雄二 一条友希
八木貴史 日高 愛
5年5組
塚本大輝
川崎一成
木村大地
5年1組(おっぱい軍団)
西田郁美
林 恵美
新田 茜
恩人
中田龍二
中学生
三浦 亮
宮田 敦
小学校の先生
浜田先生
タマキン(田中)先生
杉浦先生
下村和樹
三浦早紀
3学期の始業式も終わり教室に向かう
「体育館寒すぎだろ!!」
なんて言いながら歩く
そんな時に後ろから微かに笑い声が聞こえた
振り向くとそこには香織がいた
「寒いねーなんて言いながらなぜかうれしそうだった」
(、、、?なんだろ、、?)
「なおきー何やったのさ、、」とタカシが言ってきた
「はっ!お前まさか!」
「う、嘘だと言ってくれよおぉぉ」
俺の両肩を揺らしてきた、、
「や、や、やめろ、、気分が悪くなるから!」
「お前何勘違いしてんだよ?何もねーよ」
「俺だって知りたいわ!」
「でもさ見るからに何か嬉しそうだったよね」
後ろを見るとユージがいた
そうなんだよな、、、と思いながら教室に足を運んだ
そんなこんなで放課後になり下駄箱に向かい今日は寒いからさっさと帰って広くなったコタツに入って暖まろう、、、なんて正門を抜けようとした時だった
「ちょ、ちょっと待って直樹、、」
はあ、はあ、はあ、と息を切らしながら走ってきた香織がいた
「え、、、どうしたのさ?」
「何かあったのか!?」
「えぇ、、あ、ううん、ちょっと待ってね、、」
「急いできたから、はあ、はあ、、、」
「な、なんかごめんね?」
「とりあえず落ち着くまで待つからさ」
息も整ってきた香織
「よし、行こっか!」
なんて言いながら俺の手を握る、、
「ねぇ、今日も寒いねー」
「ああ、マジ寒い、、、」
「明日から何かもう1枚着て来ようと思ってるよ」
少し前を歩いてる香織は明るく何か口ずさんでいた
あ!そう言う事か!俺とした事が、、
「香織!!」
「んー?」と振り向く
「そのニットとマフラーめっちゃ似合う!可愛いよ!」
「もう!そんな大きい声で言うと恥ずかしいでしょ、、」
「あはは、でも思った事だしいいじゃん!」
「ふふ、ありがとうね」
そんな寒がりな直樹に
「はい、これ」と紙袋を渡してきた
「何だろ?」
「開けてみて!」
そこには白いマフラーが入ってあった、、、
「それ着ければ少しは寒さも和らぐかもしれないね!」
なんて可愛く意地悪な顔で俺を見る
泣きそうだった、、
「か、かおりー!!」
「うわーありがとう!ありがとう!めっちゃうれしい!」
さっそく着けみる
「ああ、、暖かい、、」
「何より香織の香りがする、、、」
これだけで抜ける
「あれ! あれ! うそ!?」
「これまさか手編み!?」
「えへへ、うん!そうだよ!」
「直樹のためにだよ?」
「一生大事にするし、常に付けときます!」
「あはは、部屋に入ったら外さないとだめだよー」
なんて2人談笑しながら帰った
そんないつもの公園でもまだ香織は楽しそうだった
いつも送ってくれてありがとう
俺の両手を持ち向かいあった、、
「あのね、、何て言ったらいいのかな」
「今更って言うかー」
「直樹と私の関係って彼氏彼女、、、?」
「へ?どうしたの?」
「なんか香織っぽくないよ?」
「えーそうかな、、?」
「ほら、友希と愛たちって彼氏彼女じゃない?」
「その時に私たちってほらなんか仲の良い友達って感じ?」
「だからはっきりしたいなって思って、、、」
下を向いてる
「香織。こっち向いて俺の目みて」
「香織が俺から居なくなるなんて正直耐えられない」
「ただあやふやな関係はダメだからちゃんと言うよ」
「俺の彼女になってくれませんか?」
「うん、、」
「ありがとう、心から愛しています」
そんな香織は俺の胸におでこを当て両手で俺を抱きしめ俺も香織を抱きしめた
2人の隙間に冷たい風は入れなかった
「直樹」
「何」
「大好き」
「うん、、俺も」
しばらく抱きしめた
空が暗くなり始め空気も冷たくなってきた、、
さすがにこれ以上は風邪引くかもしれないと思い
「香織、そろそろ家に入りな。風邪引くよ」
「分かった」
「マフラー本当にありがとう!大切にするから」
「ほら早く!暖かくするんだよ!じゃ!」
マフラーに付いた香りをまとわせ帰宅した
・・・・・・・・・・・
そんな自宅に帰ったら母がいた
「あ、おかえり直樹」
「ちょっと話しあるから着替えたらコタツに来て」
「分かった」
「、、、で?話しって何?」
「お母さんあの人たちに騙されてたでしょ?」
「うん」
「それでね詐欺で捕まったんだよあの人」
「へーそうなんだ」
「あの人の家に家宅捜査した時に結構な現金があったみたいで」
「お母さんの所に警察から電話あって全額ではないけどお金がこの前戻ってきたのよ」
「へーそんな事あるんだね」
「だからこれを機に引越しでもどうかな?って思ってるんだけど違う学校になるのって嫌?」
!!
「すげー嫌!」
「絶対嫌!」
「そんな事になるならここでいい!」
「ずっとここでいいから!」
早口で言った
「やっぱそうなるよね、、」
「あと亮にも聞いてみるけど直樹は今の学校を卒業したいのよね?」
「うん!お母さん言ったじゃん」
「大切に守りなって!」
「ユージもタカシもだけど離れるのだけは絶対嫌だからね!」
「直樹の気持ちは分かったから、少し落ち着きなさい」
なんて事を言いやがるんだ、、、
それから兄貴が帰宅し母親はさっきの話をしたみたいだった。
さすがの兄貴もそれには反対したみたいでこの範囲内での引越しをするように物件を見つける事になった
次の日。俺はマフラー着けて登校してた
俺の背丈だと少し長くは感じるけどそれでもいいんだ。
なんせ香織の手作りマフラーだもん
そんな後ろから
「なーおーきー!うーす!」
朝から元気だなおまえは、、まあーねーなんて笑いながら言う
「あれー?何そのマフラー昨日着けてたっけ?」
「ふふふ、タカシくんよ」
「これは俺の宝物であり愛の結晶なのだよ!!」
「絶対触るなよ」
「俺と香織以外は絶対触らせん!」
「なんだそりゃ、あー香織ちゃんもらったんだ」
「良かったじゃん」
「あれ?思いの外あっさりしてんな?」
「思いのほかって、、、だってほら、この手袋」
「これ愛からもらった物だし」
「確かユージもマフラーだったような気するけど」
「まあどちらにしても貰えて嬉しいよな」
なんか浮かれてる自分が恥ずかしくなってきた
教室に着き席に座る
「おはよー直樹」
「おう、おはよーユージ」
「あれーそのマフラーって香織ちゃんから?」
「うん、嬉しいんだけどさっきまでかなり浮かれていたんだけどさ、、」
「なんか妙に冷静なタカシを見ると恥ずかしくなってさ、、」
「ちょっと落ち着いてる感じなんよ」
「え、、だってそれ手編みだよね?」
「何で知ってんの?」
「だってほら」とユージがマフラーを出す
「これ友希が作ってくれたんだけど編んでる時に香織ちゃんも作りたいから教えてって言って去年の寒くなる前からずっと編んでたみたいだよ?」
「めちゃくちゃ愛されてるやつでしょ」
「そりゃ直樹なら浮かれてるはずだよ!なんて思ったんだけどね」
「ユージ、、、、お前って奴は、、、」
「うん、、めっちゃ良い香りするのよこのマフラー」
「それにめっちゃ暖かいのよ、、、」
「枕元に置いて寝る前に匂い嗅いであー香織、、」
「なんて思いながら寝てるのよ最近」
「なおき、、、それはちょっとキモイよ、、、」
「愛情表現の1つさ」
「だから誰にも触らせない、、絶対だ、、」
「へー、、、お2人さんのは手編みなんだね、、、、」
「お、おう、、タカシのは違うのか、、、?」
「ちげーよ!なんなら一緒に買いに行ったからね!」
「あーーい!!俺にも手編みのマフラーくれー!!」
「あはははあははは!タカシ!心の声だだ漏れ笑」
向こうでは香織、友希がクスクスとこっちを見て笑って愛は恥ずかしそうにしてた
そんな楽しい日々も過ぎ5年生も終わり小学最後の年
6年生を迎える。




