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上級生期22

登場人物の紹介

5年3組

三浦直樹  高木香織

長谷雄二  一条友希

八木貴史  日高 愛

5年5組

塚本 川崎 

5年1組

西田郁美

中学生

宮田


浜田先生 

タマキン(田中)先生 杉浦先生


下村和樹

三浦 亮

三浦早紀

2日目、夜の旅館にて


香織の優しさに救われた俺はなんとかバスに乗り裏切り者2人への制裁を考えてた。

2日目の泊まる所は大きなホテルではあるけど作りは旅館みたいだった。そこは本来5人くらいは泊まれるけどなぜか俺たちは3人だった。


さて、、、タカシくん、ユージくん。なんで俺を1人にしたのかな、、?

と、今に至る。


話をおききしまょう。さあ、どうぞ。どうぞ?


口を開いたのはユージだった。

なんか凄い勘違いしてる、俺も直樹とあの人との2人がどんどん前に行くから付いて行こうとしたんだよ。

な!タカシ!

そうそう、そしたらなんか写真撮ろうよ!なんて言うから、、断れないだろさすがに。

そこからなんて言うか、、撮るまでにめっちゃ時間かかってさ直樹みたらめっちゃ遠くにいるんだよ、、


そこからは何かきた道に戻ってお店入ってよく分からん長話をダラダラしてたんだよ、、、


なるほどね、、なんかごめん。逆に俺が悪いわ


なんかさーあのおっぱい女がさ何か作戦を実行していたみたいなんだよ、、、

策中にまんまと騙されたよな。


俺なんて香織の目の前で、、、思い出したくない、、


つーかさ!何なんだよあのおっぱい女どもは!!


タカシ!ちょっとそこのクッション持って!


にゃろーが!!と言いながら枕に八つ当たり。


全くスッキリしなかった。


とりあえず飯いこう、、、と何故か3人には疲労感があった


2日目の晩飯は18:30〜20:30までに済ませればいいみたいで足を運んだ


今で言うビュッフェスタイルで食べたい物を皿に盛り席に着いて食べる。


選んでいた時にユージ。タカシ。と呼ぶ声が聞こえてきた。友希ちゃん愛ちゃんだった


あれ、、いない、、、え、、、

ねえ、、、と声を女子に声をかけた。

向こうもなんとなく分かったのか、あ、香織だよね?

うん。何かあったの?

ううん、一緒に来てたら昼にいた女の子たちが話しかけてきて先2人行っててって言われて先にきたんだよね


、、、ウソだろ。それ本当か?


う、うん。そうだけど、、


まずい、、場所は? すぐそこの扉を入る前の所だったけど


ユージ悪い皿持ってて俺いくわ。


うん。大丈夫?


平気だからお前たちは先食べて席の確保よろしく!とだけ言って香織を探す


あのクソ女共、、、香織に何かしてみろ、、絶対許さん。

そう思いながら探した。


いた!!

トイレ前の自販機に見えないようにしていたみたいだが身に覚えのある女がいた。

足を止め息を整え少し早歩きで向かう。

その時に声が聞こえてきた

あのさ、三浦くんと一緒にいるのまじやめてくれない。

あんたみたいな奴全然似合ってないし優等生のくせにでしゃばるなよ?


みたいな罵倒を香織に浴びせていた、、、


おい、、と一言だけいい罵声を浴びて壁側に立たされてる奴を自分の目で確認する為により近づいた、、


やはり香織だった、、、


俺はかつて無い程怒りに満ちた、、、

何してくれてんのさ、、?お前ら女だからって俺が手出さないとでも思ってんのか?あ?

特におまえ、、昼から俺たちの邪魔ばかりしやがって一体何がしてーんだよ、、、

その時の俺は周りがとうなんてどうでもよかった。

ただ香織の顔が悲しくて恐れている、、ただそれだけが許せなかった。


香織こっちこい。と手を出した。その手を香織は握り俺の方に寄せた


大事にしたくないから今回は目を瞑るが今後香織に近寄るなよ、、、ここではっきりと言っといてやる。


こいつは俺のもっとも大切な人だ。お前じゃねー


行こう。と促し歩いた。下を向いて歩いてるの香織の背中に手を当ておっぱい女共を睨みつけ2度と近寄るなと思わせるくらいの雰囲気を出して歩いた


このまますぐに合流するのはちょっと難しいと思った俺は、香織少しそこに座ろう。落ち着いたら皆んなの所にいこう。な?


うん、、

気づくの遅くなってごめん。友希ちゃんたちと会わなかったら今頃どうなっていたかと思うとまじ怖すぎる


でも怖い思いしたよな、、


ううん、直樹カッコよかった


うん、、、


それからしばらく無言だった。だけど手は握り香織の表情にも緊張が解けたように感じた。



直樹、お腹減ったね、、えへへ


よし!行こうぜ!!


とタカシ、ユージ。友希、愛。の元に歩いた


皿に盛り奴らを探す、、おーいこっち!と声が聞こえてた


悪い助かるよ。しっかり席を確保してくれた皆んなには感謝だな! そうだね!と香織も言ってくれた


そんなやりとりを見た4人もなんとなく分かってくれたみたいでそこからは楽しく笑いながら食事を楽しんだ


やば!そろそろ時間だ。と部屋に戻る時に男共、女子3人に分かれ、今日は色々あってお互い疲れてるし今日はこのまま戻ろう。ね?


皆んな。そうだね!と言ってくれた


じゃ!また明日!おやすみ。


・・・・


部屋に戻ると布団が敷かれていた、、、


おー!布団だ!!と喜びながらダイブした


はぁ、、、もうこのまま寝てもおかしくない、、


今日泊まったホテルは貸し切りだったみたいで温泉は自由に入れる、、


俺明日早く起きて朝風呂入るわ、、、と布団を仰向けにして天井を見つめなんとなく今日あった事を思い返していた、、、なんかめっちゃイラついてきた。


なあ、、あいつら許せるか?何かやり返さないと気がすまねーんだけど


お!いいね!やり返そうぜ!とタカシが言う


うん!それなら何か作戦考えないとね!その場でやるより俺たちに近寄らせないような作戦を!


今にも寝に入りそうな俺は覚醒した!よっしゃー!!

絶対やり返す!!

で!どうするよ!?


結局作戦会議は深夜まで続いた。


あまり眠れず2人はまだ寝てる、、、風呂行こう、、とちょうど朝5時から入れるみたいだった


良かったあ、、誰もいない静かな空間に俺1人


身体を洗い湯船に浸かっていた、はあー気持ちいい


がらがらがら、、と入り口が開いた、、


えー、、、だれよ、、?


ん、、?タマキンだった、、

なんだ、、三浦、、早いな、、となんか優しい。


そこからタマキンは身体を洗っていた


タマキンがタマキン洗ってやがる笑 と思いながら、、、ん、、?なんかやけに入念に洗うな、、、


そうかなるほど、、そう言う事か、、


この空間には2人しかいない


タマキンも湯船に入って、はあー、、、と深い息をした


しばらく無言のまま時が過ぎた

先生、毎日やっても飽きないもんなんですか?


今考えても鋭いツッコミだった時思う


、、、無言だった、、あまり長く入るとバツが悪いみたいで出て行ってしまった。


そこからは1人で銭湯を堪能して出た


部屋に戻り2人はまだ寝てる。リラックスできたのか知らずに知らずなうちに深ーい眠りに入って行った、


、、、!なお、!おい直樹!!早く起きろって!!


んあ、、?、、、目を開けると既に出る支度も終わり後は部屋を出るだけの状態だった


直樹。早く着替えて!時間やばいって


え、、、何時今、、9:00前だよ


!!やべーじゃん!!

即着替えた顔洗い歯を磨き即出た、、、朝から忙しい


俺朝ごはん食べてない、、

起こしたのに俺はいい。って言って寝たの直樹じゃん。とユージが言う


何も言えない


なんとか集合場所に間に合った


今日は陶芸品を作る見学をしてそこから昼飯食べたら帰る。と言う流れらしい。


バスに乗り横に座ってたタカシがやるぞいいな!と言ってきた。後ろにいるユージにも声をかけた


ただ1番の懸念がある。実行する前に香織たちに了承もらう必要がある


こんな時はユージくんに説明してもらうのが1番だと思い移動中に説明し了承は取れたみたいだった。

あとは実行するのみ。


山口県の萩市の陶芸工房みたいな所を見回る事になった

よし作戦開始だ、、


3人はまず塚本たちを探した


相変わらず斜に構えて探そうと思えばすぐに見つける事ができる


塚本たちさ、、あのちょっといいか、、?話しって言うか頼みって言うかさとりあえず話ししようぜ?


あ?なんだよ?話しかけてくんなよ、、?


まあまあとりあえず行こう。とあまり人気のない場所に移動した


で、何これ?


なんか、、昨日の女子覚えてるか?


が、なんだよ?


いやさ昨日お前らと会うまであの女子たちと歩いていたんだけどそん時に相談されてさ


話がわかんねーよ!だから何だよ!?


なんかお前らに気があるみたいだぞ?それをどう言えばいいか。なんて相談されたんだよ

俺たちもお前らと仲いいわけじゃないから。って言ったんだけどお願いされたから伝えてる。それだけだから


お前たちの言う事をまんま聞くとおもうのかよ?


そりゃそうだ、言ってる事は分かる。


そんな時だった。タカシが

あのさーこっちもめんどくせーから勝手にそっちでやってくれていいから。

こっちはお前らのせいで1日潰れたんだよ?分かるだろ?


おー!ナイスアシストだせタカシ!


ガタイがよく背が高いユージはずっと無表情で口を開かずただそこに立っていた。それが逆に功を制した。


、、、分かったよ。もういいだろ?じゃーな。


なんかまんざらでもさなそうなんですけど笑


そんな事言ってられない!すぐ行動に移さないと作戦が台無しだ、


次はおっぱい女共だ!!


いたー!!


タカシに着いてた女がいた。タカシがやあ、昨日はどうも少し話をしたいから友達も連れて少し話ししようよ。とそこにユージも入りなんか話しをしている。


そこにおっぱい女はいなかった。だか伝えてほしいと言う事と君たちの事も気があるみたいだよ?と言って隠れる俺の所に2人は戻ってきた


ふふふ、ふふふ。すぐに結果はでないかもしれないが上手くいけば相殺だな、、、と思いながら陶芸品を見ていた


ふと近くに香織たちがいた


目が合い作戦成功のピースをした


時間も過ぎ昼になった。まだなんとなく眠い


ここもビュッフェスタイルだが今回は男子、女子と分かれ出席番号だった

まあ、それなりに楽しく食事も終わりバスに乗り修学旅行も終わりに向け帰る事になった


しばらくバスではカラオケやゲームなんかして盛り上がっていた。やはり気の合う友達同士で席をが変わっていった


そんな1番後ろの端に座っている俺とユージ。タカシはクラスを盛り上げてるのか中心にいた


ユージが気を利かせつつ香織を呼びユージが座ってた所を譲りその横にユージと友希ちゃんと交互に座り席からあまり見えないようにした


膝にタオルケットを乗せ香織の手を握り香織を見る。

こんな時間がずっと続くといいな。と思いつつあまり寝ていないせいか寝てしまった。


・・・・

どのくらい寝てたのだろうか、ふと目を開け体を起こそうとしたら右腕に違和感があった。


みると香織が寄りかかって眠っていた。


香織の何もかもが可愛く見えてしかったなかった。


そんな香織の頭を撫で俺もまた目を閉じた


いきなりマイクでもうすぐ着くぞ。皆んな起きろ!と


周りを見ると学校付近だった。そして到着した


俺に寄りかかっていた事に気づいた香織がごめんね。なんて言う、、いや?嬉しかったよ?


少し恥ずかしそうにしてた。


前から荷物を持ちバスを出る時に運転手、バスガイドさんに挨拶をし各クラスに分かれ無事に帰れた事を確認して今回の修学旅行は無事に終わりを迎えた。


そこには両親が迎えに来ていて各自帰るよな形だった


直樹楽しかったかい?と声が聞こえてた

まさか迎えに来てくれるとは思ってなかった


ただいま。楽しかったよ。と伝え車に向かう途中に香織の母親と香織がいた


あら直樹くん、楽しかったかしら?

あ、はい。楽しかったです

みたいな感じでこちらの母親、香織の母親が軽く話をしそれではまた。と

香織が手を振る。それを見た俺も手を振る


助手席に乗り自宅に帰る時に母親から香織ちゃんだっけ。直樹にはもったいないくらい良い子だね。

だけどさ、すごく大切にしているんだな。ってあの一瞬だけど分かったよ。

直樹、大切にそして守ってあげなよ。


と、言われ帰宅した

こうして修学旅行は終わりまた明後日から学校生活が始まる











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