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生きるとは何か  作者: ルーツ


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旅立ち(別れ編)2

もう季節は風も冷たくなっていた

そんな夕方くらいにリュージさんからケータイに連絡があった


「はい、もしもし。」


「おう!直樹久しぶりだな。」


「あ、はい!お久しぶりです」

「何か急用ですか!?」


「あーいやーなんて言うか、、、」


にえ??」


「産まれたんだよ。」


!!


「まじっすか!?おお!!」

「おめでとうございます!!」


「お、おう、ありがとな。」


「無事出産できてよかったですよ!本当!」


「まあ、、陣痛きてから結構大変で難産だったけどな」


「そうだったんですね、、、、」

「裕美さんは大丈夫なんでしょうか、、?」


「とりあえず無事ではあるけどしばらくは安静にしておかないといけないみたいだがな」


「そうですか。リュージさんの子供を産めて嬉しいと感じてると思うので3人でゆっくりして下さいよ、」


「ああ、直樹には知らせておこうと思ってな。」


「はい!自分のように嬉しく感じていますよ!!」

「2人の子供なんて俺にとってきょうだいみたいな感じですからね!!」


「はは、そうかもな!直樹も息子みたいなもんだしな」


「ですよ!」


「とりあえずまた落ち着いたら連絡するよ。」

「またな」


「はい!」


プツ、、、、


「おお!!まじかー!!裕美さんがお母さんかー」

「羨ましすぎるな!」


「一応みんなにも知らせておくかな」


そのまま愛以外は電話して裕美さん出産した事を伝えてた


みんなすごく喜んでいてくれて本当に良かった


そのままバイト先に行き愛にも伝えた


「えぇ、、、そうなんだ、、なんか感動しちゃうな、、」


「だよな。早く会いたいけど今はまだ安静にしないと行けないらしいから焦らずに行こうよ」


「そうだねー」


そこからオーナー室に向かいドアをノックした


「失礼します。」


オーナーの座る方に歩いて行く


「どうしたのかな?」


「はい。実は前々からは思ってはいたのですが、、

今年いっぱいでこちらのお店を辞めようと思っています」


「もうそろそろ言ってくるとは思っていたけど実際に言われてるとなかなか悲しいものだね」


「すごくお世話になったのでなかなか言い出せないのもあったのですが就職先も決まっているので居なくなる自分がずっといるより新しい人を入れた方がお店にもいいかなと勝手に判断しました」


「うん。ありがとう、、、」

「そっか、、辞めちゃうんだね、、寂しくなるよ」

「でも仕方ない事だしこっちも現実として受け入れないといけないね」


「三浦くん、今までご苦労様!」

「残りの日が少ないけどそれまで残ってもらって来年からは君の旅立ちを遠くから応援しておくね」


「はい。色々とお世話になりました!」

「失礼します。」


(はあ、、、別れ辛いもんだな、、、、)


そう思いつつ料理長にも今年いっぱいで辞める事を伝えた


「そうか、、寂しくなるな。」


「なんかすいません、、」


「いやいや就職していくんだから当たり前なんだけどね」

「頑張りなさい。そしてお疲れ様」


「はい、ありがとうございます」


こうして身の回りの整理を1つ1つこなして行きまたそこから数週間が経過した


12月も終わりを迎える真冬の12月26日の夜

自宅でぼーっとしてると窓を叩く音がした


窓に手を当て開けるとそこにはユージ、タカシ、友希、愛がいた


「ど、どうしたんだよ?急に」


「あははは!びっくりしたでしょ!」


「ああ、何?どうしたのさ」


「ほら私たちも来年は将来に向けて動いて行かないとダメたからこの日に皆んな集まろうって話をしていたんだよね」


「なるほどね、、確かに俺だけじゃなく皆んな忙しくなるよな」


「直樹!みんなで走りに行こうぜ!」


「いいねぇー!行くか!」


「友希と愛はどうするよ」


「ユージとタカシのに乗ってきたからそのままでいいかなー」


「おーけー」

「行こうか!」


ユージと友希を先頭にタカシと愛と最後尾に俺が走り4人の背中をみつつ走っていた


もうこうやって小学生からの付き合いのある仲間たちと遊ぶ事もなくなるだな。としみじみ感じる


(これからはもう学生だと言う免罪符はなくなり社会に入り1人の大人として生きて行かないとダメなんだ。)


・・・・・・・・


ユージについて行くと山道に入って行きどんどん上って行く


10分くらい上ると広い場所に出た


「こんな所があったなんて知らなかった、、、」


バイクを停めてユージと行きが俺たちを呼ぶ


「ほら!こっちだよ!」


「ああ、、」


ユージと友希について行くと俺たちの住んでる街が一望できる展望台みたいな所に着いた


「おー、、すげー田舎って思ってたけど結構綺麗な夜景だった、、」


しばらく五人横一列に並び夜景を見ていた、、、


そんな時タカシが俺に話しかけてきた


「直樹、ありがとな!」

「お前と出会えたなかった多分碌な生活送ってなかったと思う」

「ありがとう。」


「何言ってんだよ、、、俺だってそうだよ」


「そうだよ!私だって直樹にどれだけ慰められたれ助けられたか、、」

「心の傷を綺麗に消してくれて今では全てを受け入れて前に進めてる。」

「直樹には本当に心から感謝してるんだからね!」

「ありがとう!!」


「ふふ、直樹はみんなのヒーローだね。」

「私も直樹と出会ってから色んな事を学んだしすごく成長できたと感じてる、、、」


「直樹、、私は貴方を愛した事を絶対後悔しないからね!」


深呼吸して俺に言う。


「直樹、私の覚悟を見届けて。」


「ん?」


ユージの方を振り向く


「ねえユージ。」

「私は直樹の事を心から愛してるし身体も今だに直樹を求めてる」

「そんな私を貴方は全てを受け入れて愛してくれるの!?」


「、、、もちろんだよ友希。」

「俺には友希が必要なんだ、、お前の全てを俺は受け止める。」

「直樹を愛してるお前を俺は愛してる。」


「ふふ、、バカ、、、」


「、、直樹、、私幸せになるね、、、バイバイ」

「私の愛しい人。」


「ああ、、幸せになれよ。」


友希はユージの隣に行き腕に握り互いに寄り合っている。


「直樹、、俺本当に感謝してるんだよ、、」

「あの時に手を差し伸べてくれなかったら今の俺はここにいないと思う。」

「そして友希との出会いもなかったと思う」


「ここにいる全員が直樹に感謝しているんだ」


「おい、やめろって、、」

「俺だって香織がいなくなった時や和樹がこの世からいなくなった時の心が崩れかけた時にずっと俺の事を見守ってくれた事がどれだけ支えになったと思っているんだよ、、、」


「みんな本当にありがとう。」


「あはは!みんな感謝してるね!」


「ああ、そうだな!お前たち最高の親友だよ!」

「俺は気持ちよく大阪にいけるよ。」


「直樹ー!!頑張れよ!!!」


小学校からの親友5人集まって話すのはこれが最後となった


みんな目に涙を浮かべ笑い合い肩を叩き地元の夜景を見ながら時間を過ごした、、、、、
















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