旅立ち(準備編)2
あの日からずっと学校に行けば1年から喧嘩を売られると言う謎の現象が起きていた
周りからは『三浦狩り』と言われ面倒くさい事になっていた
「愛、悪いけど少しの間学校サボるわ」
「そうだよね、、、もう2ヶ月くらい続いてるもんね」
「1年全員相手にしないといけないんじゃないかって思うほどの勢いだからさ、、、」
「うん、、直樹毎日怪我してるもんね、、」
「おかげてバイトも裏方しかやってないしオーナーにめっちゃ心配されているんだよね」
「なんで俺を目の敵にしてるのか原因も分からんし放置してりゃ諦めるだろうからさ」
「とりあえず愛も気をつけてといてよ?」
「うん、、」
「悪いけど友希とか宮脇もかな、、」
「ごめんな」
「ううん、直樹何も悪くないのにね」
「だよな、、、何度も言ってんだよ、、、、」
「じゃ俺これからもう帰るからさ」
「分かった」
「あ、でもうちには来ていいからね笑」
「はいはい。ほら見つかる前に帰りなよ」
「ああ。いくわ」
その日以降しばらく学校には行かずバイトだけやる日々を過ごしていた
・・・・・・・・・・
「それではお先に失礼します。」
「おつかれさまでした」
駐輪場に行きバイクを移動していた時だった
俺を呼ぶ声がした
「三浦ー!!」
おもいっきり何かに殴られて膝から落ちて頭から血が垂れた、、
それを遠くで見ていた愛が大声を出して俺の名前を呼んでいた
意識を何とか保っていたが愛の声がどんどん聞こえなくなっていくのが分かった
ふと気がつくと見覚えのある部屋で寝ていた
立ちあがろうとすると頭に鋭い痛みがあった
「痛っ!なんだよ、、、、」
「ああ、良かった、、三浦くん大丈夫かい?」
「オーナーすいません、、、」
「ごめんね本当は救急車呼ばないといけないんだろうけどお店が営業中だから大事にはできなくてね、、」
「はい、分かっています」
「こちらこそご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
「何かあったのかい?」
「正直言って分からないんです、、、、」
「ただ今まで自分が色々やってきた事で俺の名前が多くの人に認知されてしまい頭悪い連中に目をつけられて俺を倒せば強いみいな発想なんだとおもいます」
ため息混じりのため息をオーナーがした
「はあ、、、なるほどね、、、」
「それで沈静化はするのかい?」
「やろうと思えばできるんですが、、そうなると、」
「そうなると何かな?」
「すいません、、また大怪我するし下手すれば入院するかもしれないし後の処理とか誰も持ってくれないので長引くと思うんです、、、、」
「、、、、少し待ってなさい」
「はい、、、」
そこから30分しないくらいにロッカー室の扉が開いた
「え!?なんで!!」
「よお!元気じゃねーよな」
「な、なんでリュージさんいるんですか、、」
「あー?オーナーさんからお前の事情を聞いたからに決まってるだろ」
、、、、、、、、。
「それで?お前今大変なんだろ」
「、、、はい。」
「よーし分かった」
「今から俺がお前に加勢してやるよ」
「いやいや学生のいざこざにリュージさんを巻き込むとかダメでしょ」
「直樹。お前相当ヤバい状況だって分かってねーのか?」
「、、、、、すいません。」
「別に俺が手を出すわけじゃない」
「お前が好きに暴れ回れるようしてやるよ」
「ただしこれが最後の喧嘩にしろよ」
「俺もそう動くからな」
「分かったか?」
「はい。」
「とりあえずお前はいつもの2人に声かけて助けてもらえ」
「いいんですかね、、、」
「親友なんだろ?」
「はい」
「困ってたら助けるだろ?」
「はい」
「そう言う事だよ」
「ありがとうございます」
「じゃ明日から好きなようにやっていいぞ」
「分かりました」
「自分の勝手に付き合わしてしまいすいません」
「ご助力感謝します」
「はは!本当お前は律儀な奴だよ」
「ほら行けよ。」
「はい!」
バイクに乗り自宅に戻った
部屋に行きベッドを背にしてタバコに火を付けて色々考えていた
そんな時に窓を叩く音がした
愛だった
「頭大丈夫?」
「なんかその言い方さ頭悪い奴に言うセリフじゃね?」
「もう!人が心配してるのにー!」
「あはは、少し痛みはあるけど多分大丈夫だよ」
「そっか、、よかった」
「それでこんな時間にどうしたの?」
「あ、うん。駐輪場で直樹をやった人私みたんだよね」
「それ本当か?」
「うん」
「名前とかは分からないけど顔みれば絶対間違わないよ」
「よし、ナイスだよ愛!」
「実はさっきリュージさんと話しをしてさ」
「ケツ持ちしてくれるって言ってくれて全力で奴らを崩壊させる事にしたんだよね」
「うわー、、、、」
「な、何よ、、、」
「いや、、直樹を本気で怒らせるとか、、1年可哀想だなっておもって、、、、」
「そうか?」
「いやいや怒らせちゃいけない人物1位と2位が怒ってるんでしょ、、、」
「私直樹の女で本当に良かったと思う」
「なんだよそれ笑」
「手始めに俺に不意打ち喰らわしたヤローを二度と抵抗させないように血祭りにしてやるよ」
「1年共に恐怖とは何かをしっかり魂に刻んでやるさ」
「こっわ、、、、、、」
「いいんだよ。あんなクズ共」
「やるなら徹底だよ」
「まあ、直樹がそれならいいけどね」
「悪いけど明日から学校行くからそいつ教えて欲しい」
「分かった」
「じゃ明日から頑張る俺を愛ちゃんは何してくれるの?」
「頭大丈夫、、、?」
「愛さん、、、それ、、、マジのトーンっすよ、、」




