最終章35
冬休みも終わり学校が始まっていた
なんか教室が日に日に広く感じる
長期の休みが終わると退学や中退して行く奴が出てくる
その度に学校の治安は安定して行くのは面白い
あれから特に何もない日を過ごしていた2月もそろそろ終わりかけだった頃にちょっとした事に巻き込まれた
昼休みになりパンを買い購買場に向かっていた
少し離れた所に数人にパシリが囲まれてるのが分かった
18にもなるって言うのにまだこんな馬鹿な事する奴っているんだなーくらいに思ってパンを買いに行った
「結構人多いな、、少し待つか、、、」
俺の横を無視してパンを買いに行く宮脇がいた
「おい無視かよ?」
「え、、?」
「あ、、三浦くん、、」
「よお、お前もパンか?結構並んでるよな、、」
「下手すりゃ買えないよな」
「み、三浦くんごめんなさい。僕急ぐから、、、」
あ、、ああ、、人混みの中入って行った、、
(はあ、、こりゃ昼食わないって選択もあるかな)
数分すると宮脇が大量のパンを持って人混みから出てきた
「お前すげーな!よく買えたな笑」
「う、うん」
「しかしそんな大量に、、、、、おい、お前まさか」
さっきの場所を見た
「宮脇、このパンのお金は誰のよ?」
「え、、う、うん、、」
「誰の金で買ったんだよ。言えよ」
「僕のです、、、」
「お前が食うのか?」
、、、、、、。
「あいつらか?」
、、、、、。
「しっかり喋れよ」
「はい。そうです」
「そのパン俺に渡せ。いいから」
「そして俺の横に立て。分かったか?」
「はい、、」
パンを受け取り奴らの所に歩いて行く
「おまたせ〜このパンでいいんだよね〜?笑」
!?
「ねえねえ、これは誰だっけ?」
「僕分からないから1つ1つ渡すからさ教えてよ」
、、、、、、。
4人が俺を見た瞬間に目を逸らしてどっかに行こうとした
「おい、テメーらの行く方はそっちじゃねーだろ」
「こっち来いよ?」
水泳部の更衣室に行く
(安田に感謝だな、、、)
更衣室前で宮脇に誰も来ないか見張っといてと伝えて扉を閉める。
「でー?俺のダチに何してくれてんの?」
「お前には関係ないだろ!!」
「何?お前人の話が聞けない奴なのか?」
「俺のダチに何してんだよって5秒前に言ったよな」
「テメーの頭はニワトリか?」
「まぁいいや」
「どちらにしてもお前らには今から腹一杯に俺の『パン』チを喰らわしてやるからよ」
前にいる奴を思いっきり殴ってそのまま隣に居た奴の腹を薙ぎ払うように横蹴りして更にその横に居た奴の胸ぐら掴んでチョーパン
「さて、、あとはお前だけだ。」
「いつもなら名前聞くんだけどよお前みたいクズの名前なんか知りたくねーから別にいいや」
「な!不利な奴に手出すとかお前の方がおかしいだろ!」
「、、、そこの鏡でテメーの顔に言えよ」
「勝手に自分より下と思って集団でいじめてる方がダサいし俺は大っ嫌いなんだよ!」
髪の毛を掴み正面から何発も顔面を殴った
鼻血は出るしまぶたは切れるわ口からは血がでるわ
「汚ったねーな、、」
「今後宮脇に半径2メートル以内に近づいたらこれ以上の事するからな。」
向きを変えて扉を開ける
「行くぞ宮脇、、」
「は、はい、、」
手洗い場で手を洗い教室に向かうと俺の席に愛と友希がいた
「おっそい!何してたのよ!?」
「あーごめんって」
「あれー?宮脇くんじゃないどうしたの」
さっきあった話を2人にした
「はー?情けない、、あんた男でしょ!?」
「愛さん辛辣っすね、、」
「だってこの子ヤバくない?」
「あんた直樹みたいにもっと男らしくしなよ」
「別に喧嘩しろなんて言わないけどそのナヨナヨした感じ本当無理」
「あ、愛さん、、?」
「愛、ちょっといい過ぎたよ」
「だって、、、、なんて言うか女の私に言われて言い返さないとかどうなのよ、、」
「宮脇くんさ、、そんな態度だから周りから舐められるんだと私も思う」
「たまたま直樹が居たから今後同じ事はないと思うけど今後また同じ事が起きたら自分で解決しないといけないんだよ」
「また人に助けてもらうまで耐えるわけ?」
「ゆ、友希さん、、?」
「だって、、、なんかイライラしてくる、、」
「はいはい説教はそこまで!」
「とりあえずパンちょうだい」
「俺3つもらうよ」
「あ、うん」
「じゃこれでいいよな笑」
とお金を渡す
「え、、いいよ、、、、」
「宮脇そう言う所だぞ。対価は受け取るもんなんだよ」
「うん」
「飯は楽しく食べるに限るだろ?」
「お前明日からの昼はここにこいよ。悪いけど友希連れてきてよ」
「いいけど、、、普通に話せなくならない?」
「そうかな、、」
「宮脇って口軽い?」
「え、、あまり人と話しするのは得意じゃないかな」
「だとよ?」
「別にいいけど、、、」
「それにさ愛みてみろよ」
「え、.、、」
「何だかんだ言って世話焼いてるじゃない」
「色んな人との出会いを邪魔しちゃダメだろ」
「、、、そうだね」
りと言う事で明日から俺たちと昼飯は食べような!」
「う、うん」
「あははは!楽しくいこう!」
その日以降宮脇に誰かに目をつけられる事もなく愛の尻に引かれつつも毎日をすごしていた
・・・・・・・
冬も終わり春の風が吹く頃になり2年から3年になる春休みの終盤に今後の人生を左右する転勤が訪れる
その日もレストランに向かっていた
「おはようございます」
着替えをする為にロッカーに行くと俺を呼ぶ声がした
「あ、居た。三浦くん」
「はい?」
「着替えたらオーナー室に来てくれるかな?」
「へ、、?俺ですか?」
「そうだよ。よろしく頼むね」
「、、はい、、分かりました、、、」
着替えを済ませオーナー室の前に来た
ドアをノックした
「コンコンコン。三浦です」
「どうぞ。」
「失礼します。」
「三浦くん久しぶりやね。」
「え、、三田さん!?」
「あ、、お久しぶりです」
「来た時は三浦くんいない時間だったみたいでなかなか会えんかったね」
「話は聞いてはいたんですが、、すいません」
「あの、、何で呼ばれたんですかね、、、」
「三浦くん」
「実はこの方はね今ある計画をしていてそれを実行する為に自分の目で優秀な人材を探しているんだよ」
「そうなんですね」
「あははは、三浦くん。君を正式にスカウトしに来たんよ」
「え!?俺っすか、、、」
「そう君っすよ笑」
「あ、すいません。またなぜ自分なんですか、、」
「私はね君に可能性を感じるんだよ」
生真面目なのも良くないだからと言って不真面目め良くない」
「三浦くんはそのちょうどいい所にいるんだよ」
「両親に感謝しないとやね」
「はい」
「あの、、そんなに自分の事を評価してくれるのはすごくありがたい事なのは分かります」
「アレやろ?オーナーさんから話は聞いてるよ」
「東京に行くってやつ」
「、、はい。どうしても東京に行かないといけなくてそこにしか自分の求めてる人がそこにしか居なくて」
「うん。十分理解してるうえで三浦くんに話しをしてるんや」
「それにね既に東京駅付近にも何店か出店もしてるからね」
!!
「それって、、、」
「そうだね。三浦くんの努力次第では東京の店舗に栄転する事だって可能だよ」
「すいません、、時間とらせて申し訳ないのですが具体的な話しが聞きたいです」
「そうか、、腰を据えて話そうか。」
「はい。」
椅子に座るように促され座った
「何が聞きたいのかな?」
「はい、東京の店舗に行く条件が知りたいです」
「ほーもうそんな所まで見据えるのかい」
「そうだね、最低条件は主任になる事かな」
「はい、ちなみに最高条件はなんでしょうか?」
「はは!すごいな!」
りそりゃキッチンなら料理長、フロアなら店長だね」
「分かりました」
「あの、、、高卒から料理長になった方はいるのでしょうか?」
「それと最速だと何年で料理長になれるのでしょうか?」
「そうだね、、私が知る限りの話になるけど高卒から料理長になった人はたくさんいるよ」
「その中から最速で料理長になった人は4年だね」
(おお、、、希望が見えてきた、、、)
(ちょっと待てよ、、、短大って確か2年だよな、、)
(18+2=20 そこから東京で仕事してしばらくは続けるとしてそこから3.4年として24か、、)
(って事は俺には6年の猶予で東京きたとしてそこから2年で基盤を作れば26には香織と、、、)
「どうしたん?」
「すいません」
「あの、、、自分は最低でも24までに東京に行きたいので実力不足で立候補に入らなかった場合はすいませんが辞職する形になりますがそれでも大丈夫ですかね」
「甘い世界じゃない事は十分理解してますし全力で向き合うつもりではあります」
「本当にいい目をするね。三浦くんは最高だね」
「それじゃ本格的に動くけどいいかな?」
「はい、よろしくお願いします」
「それでは先にでますね」
「はい。ありがとうございました」
・・・・・・・・・・・・・
「三浦くんすごいよ。本当に」
「そうですかね、、、、」
「そうだよ!頑張らないとね!」
「はい!」
「ではキッチンに戻ります」
「よろしくね」
「失礼します」
(おおー!!まじかー!!やったぜ!!)
(香織に報告したい!!)
(終わったら友希に連絡してもらってこっちにかけてもらえばいいか!)
「よーし!やってやるぜ!!」
春休みも終わり高校生最後の三年生になった




