最終章26
ピピ、ピピ、、、
「ん、、んん、、、んー、、、」
「はあ、、、、」
朝か、、、左胸を枕にして友希が眠ってる
「起きないと、、」
「うん、、、おはよう、、、」
「起きてんのかよ、、、」
「ほら、準備するよ」
友希の裸をみて欲情したけど学校だから我慢した
洗面所に行く学校に行く準備をしてリビングで軽く2人で朝食を取り一緒に学校に歩いていた
「そういえば沖縄で香織に会ったよ。そして話しをした」
「あー会えたんだ、どうだった?」
「まあそうだね、、、やっぱ俺には香織がいないとダメかなって改めて感じたね」
「なんだろ、、、2人が俺と居ると安心感みたいなのを感じるように俺にはそれが香織なんだって再認識したよ」
「そっか。やっぱダメだったかー」
「ああ、悪いけど俺の心が離れる事はないね」
「私どうしたらいいんだろ、、」
「そうだねー友希は今後どうして行きたいとかあんの?」
「ちなみに愛はもう就職先すら決まってるからね笑」
「えー何それズルくない?笑」
「だよな、でもさこれもあいつが頑張って努力した結果なんだと思う」
「愛って直樹と同じ所でバイトしてるんだっけ?」
「そうだよ、パティシエとして採用されてそのまま就職だってさ」
「、、、、なんか羨ましいな」
「で、友希はどう考えてるの?」
「うーん、、、まだ分からないって言うのが正直なところかな」
「そっか、まあ焦らずに行こうぜ少なくとも半年くらいは猶予あるし」
「うんー」
「そろそろ離れるぞ近くなって来たから」
「、、、うん。」
・・・・・・・・・・・
そこからは特に何もなく数週間は過ごしていた
バイトも終わり駐輪場でふと思った
(そろそろユージの所行ってみるかー少しは反省してるだろうし、、)
そう思ってユージ宅に向かい窓を叩いた
当たり前のように窓が開いた、、、がそこに俺が居るとは思わなかったようでびっくりしていた
「よお、、」
「あ、うん。入ってよ」
「ああ」
「どうしたのさ、、」
「まあな、、あれから友希と会ってないみたいだし少しは自分の取った行動が間違っていたのか理解できたかなと思ってよ」
「そうだね、、あの行動は間違っていたと思ったしもう会わせる顔なんかないなってすごく後悔してる」
「俺はもう友希に会わせる気はないけど本人が大丈夫って言うなら好きにすればいいと思ってる」
「だからそれまでお前から何かするのはやめておいた方がいいと俺は思うぞ」
「あとユージ、お前卒業したらどうすんだよ」
「あれか親父さんの会社に入るのか?」
み、、、、特に考えてないけど多分そうなると思う」
「そうか、、」
「あのさ今俺とユージだと同じ年齢なのに何がそんなに違うと思う」
「それが分からないからつらいんだって、、」
「本当は気付いてほしいんだけどさ今のお前じゃ気づくのにあと5年以上かかりそうだから教えてやるよ」
、、、、、、、。
「経験だよ」
「ユージと俺の差は社会を知るか知ってないか」
「お前は親のぬるま湯に浸かっていて当たり前だと思ってる事が周りからは当たり前じゃないんだよ」
「仮にそれをお前の力でやってるならめちゃくちゃすげーと思うよ?」
「親元にいるからできてるだけで今のユージでは何もできねーんだよ」
「人の足元見る前にまずテメーの足元を見てしっかり両足で立てるようになれ」
「足元ばかり見たってしかたないだろ、上みろ上を」
「社会に出れば色んな人がいるんだよ。その中でも必ずすげーなって思う人が居るからその人の何がお前の中ですげーと思うかを分析して自分の糧にしろ」
「今のユージには俺の言ってる意味分からんと思うけど高校卒業したらその全てが社会の常識としてお前に当たり前のように求められてるんだからな」
「それに俺だってまだ分からない事の方が多いんだからな」
「そして友希は自分からその世界に足を運んであれだけ魅力的な女性になったんだよ」
「今のユージが友希の隣を一緒に歩ける程の男なのか自問自答しなよ」
「そして今何をすべきなのか、理想とする自分と今の自分を本人の中で意識してみなよ」
「お前に求められるのは成長だぞ」
「俺がお前に言えるのはこれくらいだよ」
「なんか知れば知るだけ置いていかれてる感じがする
すごい情けない、、」
「ほー」
「今の時点でそう思えるなんてすげーよ」
「俺なんて曲に曲がりくねった性格や考え方をリュージさんや裕美さんに半ば強制的にもどされたからな」
「あれはマジでつらかったよ」
「そうなんだ、、、」
「そうなんだよ。」
「お前からしたら何でも器用にこなしてるようにみえるのかもしれないけど俺だってめちゃくちゃキツくてつらかったんだよ」
「だからさ、いきなり頂上目指すんじゃなくて目指す為の経験をしろって事よ」
「友希を振り向かせるくらいいい男になれるんだよユージは」
「前も言ったけどあえてもう1度言うよ」
「判断を見誤るなよ」
「言いたい事言ったし俺は帰るよ。じゃーな」
「暇な時は遊びにこいよ」
「いいの?」
「ああ、来いよ」
「ありがとう、、、」
「はは、、、またな」
・・・・・・・・・・・・
(よしこれでとりあえず2人の事はほぼ完了かなー)
(ようやく自分自身と向き合う時間がとれるわ、、)
それからはみんな自分の事を考える時期になったようで気がつけば寒い季節になり年末を迎えた




