最終章22
「香織、、、、、?」
「直樹、、、、、?」
一瞬沈黙があった。
「よ、よ、よう、、、え、、えーっと、、、、」
「な、何で!?」
「ふふ、直樹動揺しすぎじゃない?」
「あ、、うん、、そうだね」
深く息を吸い深く息をはいた
「スーーーーーハーーーーーーーーーーー」
「よし!」
(香織を見る、、、、、やっぱいい女だった)
「はは!お母さん似は相変わらずだな笑」
「久しぶりに会ったひと言目がそれー?笑」
「あはは、確かにそうだわ」
「いやーびっくりしたよ、同じホテルだったとはね」
「、、、ねえ、他の場所で話さない?」
「ああ、俺もそうしたいと思ってたよ」
「うん!先にホテルの外で待っててもらっていいかな
友達に外に行く事言いに行ってくるから」
「分かった。待ってるよ」
「うん、、、待ってて、、、、」
下のボタンを押した
上行きのエレベーターが4Fで止まった。
思わず乗ろうとした時に宮脇が乗っていて上行きだと気づいた
「あ、悪い。俺ちょっと外にでるから」
「あ、はい。わかりました。」
「よろしくなー」
ちょうど隣のエレベーターが来てそのままロビーに出てホテルの外で香織を待っていた
しばらくすると俺の記憶にある声が俺を呼ぶ
「お待たせ」
「ああ、歩きながら話しでもしようよ」
「うん」
ほほ笑みながら俺の隣に並んだ時にふとした瞬間香織の香りがほのかに匂った
「はは、香織の匂いがする、、、懐かしい、、、」
それからしばらくはお互いの近況報告みたいな感じで話しをしていた
「香織ちょっとそこに座ろうか」
「そうだね、少し歩き疲れちゃった」
周りには人もすくなくここなら2人ゆっくり話しができると思った
「直樹、、、実はね、、、」
「あのホテルに直樹が泊まる事知ってたんだ」
「マジで?なんでよ」
「うん、私たちの高校って2年全員がこの沖縄に来ていて宿泊先を選択できたの」
「その時に事前に友希から連絡あって直樹たちが泊まるホテルの名前を教えてもらっていたの」
「そしてその選択するホテルにあの場所があったから私は選択した」
「直樹に会えるかもって思うと勝手に書いてた、、」
「香織、、、嬉しいよ、、本当に。」
しばらく2人遠くの海を眺めていた、、、、
香織。と手を出した
恥ずかしいのか照れくさいのかそんな仕草をしつつ俺の手を握り返した
香織の手を俺に寄せた
香織が俺の近くに来る、、、そっと抱きしめた
「会いたかった香織、、、、、」
「私も会いたかった直樹、、、、」
2人涙を流して見つめ合う
見つめる香織が俺を見ながら目をそっと閉じる
(愛おしくてたまらない、、、)
『優しく丁寧に香織の唇に俺の唇を合わせた』
・・・・・・・・
「ねえ、、、」
「んー何、どうした」
「あれからの直樹を色々知りたい、、、、」
「そうだね、、嘘ついたり誤魔化したりしたらそこから不安にさせてしまうし」
「香織には今の俺の事も全て受け止めて欲しいと思うから包み隠さずに全て話すよ」
「ただその前に言わせてほしい」
「なに、、、?」
「俺もあれからの香織に何があったのか教えて欲しい
そして全てを受け入れるよ」
「うん」
そこから全てを香織に打ち明けた。
「、、、、、そっかー色々ありすぎてなんか実感わかないなー」
「だってねエレベーターに入ってきた時なんて直樹だと思わなかったもん」
「すごい背の高い人だなって思ったけど笑」
「なんだよそれ笑」
「でも背中だけでなんでか直樹って分かったんだよね」
「、、、、嬉しかった」
「ああ俺もだよ」
「友希とか愛と関係持ったって聞いた時は正直びっくりしたけど、、、」
「そうだよねーってなんか納得しちゃったなー」
「確かに香織からしたら裏切りになるのかもしれないけど俺の心は香織しかいない」
「それにウソはないよ」
「うん、、直樹の顔がそう言ってる、、、」
「俺さ高校卒業したら東京に行くんだよ」
「そして仕事を見つけて香織、お前を必ず迎えに行く」
「うん、待ってる」
「俺は心から香織を愛している。」
「私も心から直樹を愛しています。」
「香織、、、俺が迎えに来たら結婚しよう」
「俺が必ず幸せにするから」
「うん、、、。」
「でもね、俺の気持ちだけを押し付けるつもりはないんだよ」
「香織はこれからの事とか考えているのかい?」
「一応はね、、」
「それも聞かせてよ」
「卒業したら短大に行こうと思ってる」
「そして私も東京で仕事をしようと思っているだよね」
「親戚の家から通う事もできるんだけど、、、、、、なんかね」
「なら短大卒業して仕事や生活環境が安定しだしたら少しは余裕がでてくる感じだね」
「そうだね!そんな上手く行くか分からないけど笑」
「いいんだ。俺は香織と一緒になれればそれでいい」
「本当は今すぐにでも香織を抱きたいと思ってるけど
我慢するよ。」
「直樹はもう大人なんだね」
「どうなんだろうね、、」
「でも俺の初めては香織だし香織の初めても俺だし」
「おれはそれを誇りに思っているよ、、、」
「あまり遅くなると行けないからそろそろ戻ろう」
ほら。と手を出してた
俺の手を取り立ち上がる時にキラっとハートのネックレスが見えた
「それ持っててくれたんだね、、、嬉しいよ」
「うん!私の宝物」
「はは!ほら、俺も。」
首元からハートのネックレスをだした
お互い見つめ合うほほ笑む、、、
「大好きだ!そして愛してる!」
「私も!」
手を取り合いゆっくりとキスした。




