最終章18
友希は隣で幸せそうに横になりながらタバコを吸ってる俺と話をしていた
「ねえ、、、直樹気付いてる?」
「んー?何を」
「修学旅行、、」
「へ?」
「友希ハワイだろ? 何かあったっけ?」
「前に私が話した事覚えてない?」
(前に話した事だと、、、、)
「んー、、、ごめん、なんだっけ?」
「正直言って私からあまり言いたくないって言う気持ちとちゃんと言うべきって言う気持ち両方あるだよね」
「そうなんだ、、、で?話せるの?」
「そうだね、、」
「私にとってもちゃんと受け止めないと行けない事だし黙ったままだと直樹から嫌な奴って思われてしまうし」
深い深呼吸をしていた
「直樹。 沖縄行くなら私香織に伝えておくけど」
、、、、、!!
あまりの衝撃発言に吸ってたタバコの灰がその場に落ちた
「アッチ!!」
灰を手で払う
「あーそう言う事か」
「なるほどね」
「確かに友希言ってたな、香織たちの学校も修学旅行は沖縄だって」
「うん」
「まあ、、会いたいと思うよ?」
「だからってこっちでの関係があるのにそれを蔑ろにして行くって無責任でしょ」
「それに友希はどう思ってるのよ?」
「俺が香織に会うってわかってて気持ちよく送り出してくれるの?」
「うーん、、、、まだ分からない」
「悩んでる時点でよくは思ってないって事だろ」
「でも遅くても卒業したら行くんでしょ、、」
「だから複雑、、、、」
「そっか」
「とりあえず連絡はしなくていいよ」
「ぶっちゃけ今香織に会うと多分全てを投げ出すと思う」
「なおき、、、、」
「悪いな友希」
「俺さ徐々に東京に行く準備をして行こうと思っててさ自分の周りの整理して行ってるし就職なんかも視野に入れて行こうとしているんだよ」
「これが何を意味してるか理解できるよね」
「別に今すぐって言うわけじゃないけど少なくても高3になれば会う機会は減って行くと思う」
「友希が俺の事を思ってくれてるのはもちろん理解してる」
「だけど同じように俺も香織を想っている、この気持ちはあの時から何も変わっていない」
「だから最初にちゃんと俺の気持ちを伝えはずだよ」
「うん、分かってる」
「うん。もうさみんながそれぞれの道を選択して歩いて行かないと行けない岐路に立っているんだと思う」
「だからさ今更香織に話したところで俺の取る行動は何も変わらないって事さ」
「それにいくら沖縄って言ったって人1人を探すなんてほぼ無理だろ笑」
「いいよ、1人ゆっくり修学旅行楽しむから」
「そっかー私もまた別の道を真剣に向き合わないといけない時期になったのかな、、、、」
「だなー」
「今後友希を抱けなくなっていくのは正直寂しいけど俺は俺でそれも受け入れないと友希にとって障害になるからね」
「うん、、、」
「なおき、、、」
「どうした」
「あなたの優しさに本当救われた。ありがとう」
「ああ、俺もだよ。」
「でもまだ今日は終わってないからな!笑」
「抱かないとは言ってないからな!!」
「あははは!もー」
・・・・・・・・・・・
修学旅行2日前までは特に何もなく平和にすごしていた
バイトが終わり自宅でゆっくりしていた
窓を叩く音がした
「開いてるよー」
「直樹久しぶり」
「おーユージ久しぶり。どうしたこんな夜に」
「うん、ちょっと話したい事あってさ」
「何さ?」
「俺さ夜の街でバイトしようと思っているんだよね」
「へー、そりゃまた何故?」
「うん、あれから色々考えたんだけどやっぱ俺の中で友希を忘れる事ができなくてさ、、、」
「ほー」
「それで友希の考えとか今の俺にはない物を見つける為にも夜のバイトやって理解を広めようって思うんだ」
「ユージが言いたいことは見聞を広げたいって事だろ?」
「あーそう。それ」
「確かに見聞を広げるのは悪い事じゃないけどさ」
「それと友希に対して何がプラスに働くのさ?」
「それにさ見聞だけを広げてたって中身がなければ意味ないんだぜ?」
「分かるか?」
「そこには努力って言うのがないとただの物知りなんだよ」
「うん、、、それを知る為でもあるんだよね」
「はぁ、、、、ユージさ、、、」
「お前1番大切な事見失ってるよ」
「え、、?」
「あのな、恋愛は対等なんだよ。」
「今のお前はただ友希に近づこうとしてるだけの情けない奴なのよ」
「そんな奴に友希みたいな女が振り向くと思うか?」
、、、、、、、、。
「ユージ、友希の事を大切にしたいと思うなら真正面から受けろ」
「お前は強い自分でありたいって言う気持ちが強すぎるんだ」
「そんな奴に女性は母性を感じないんだよ」
「確かになびく奴もいるがそれはただそいつに依存して見た目だけに惚れてる奴だよ」
「俺はお前がどんな奴かなんて知ってるよ」
「だからユージは俺にこうやって相談してくるんだよな」
「それでいいんだよ。そのままそれを友希に話をして友希の気持ちも同じようにお前が受け止めてやれよ」
「もうガキじゃないんだ」
「将来の事に向けての話しなんかもして高校のうちに友希の気持ちを振り向かせてみなよ」
「焦るな。」
「分かったか?」
「ありがとう直樹、、、、、本当にありがとう。」
「ああ。」
(友希に後押ししといてやるかな)
「分かったなら明日にでも友希に話にいけよ?」
「うん。じゃ帰るね」
「おう! 頑張れよ!」
(はぁ、、、、、なんか寂しいに気持ちになるけどこれでいいんだ!!)
よーし!修学旅行に行く準備だけしておこう!!




