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生きるとは何か  作者: ルーツ


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最終章6

リビングに向かい友希と一緒にソファに座り親父の方を向いた


鼻から息を吸いよし!と覚悟を決めたかのように話し始めた


俺の親父 三浦 享。

本人からの詳しい話に耳を傾ける


「早紀の妊娠が分かった俺は全てを捧げてこの家族を何があっても守る。そう誓った」


「俺は高校中退で学がなかった」

「でも俺を慕ってくれる奴らがたくさんいたんだ」


「当時の俺は工場の社長に気に入られていてそこでバイトをしていたが結婚を機に社員となって働いていた」

「仕事はあるのに従業員は少なかった」

「俺は社長に言ったんだ」

「バカだけど気合いと根性だけは負けない奴らを俺は知ってます。ってな」


「血気盛んな奴らに声をかけて14人くらい連れて皆んなを雇ってくれたんだ、、、」


「人も増えて会社も軌道に乗りかけていた時にガラの悪い奴が会社に来たんだ」


「社長は優しい人だから俺たちに心配をかけたくないようで1人で対応をしていた」


「昔借金した事があったみたいで返済は終わっているのにも関わらず土地の権利書をチラつかせて金をせびっていたみたいだった」


「それが結構続いてたある日に社長が倒れてそのまま亡くなったんだ、、、」


「仕事の発注を止めるわけには行かないから俺が臨時で社長業を勤めてい唯一頭の良かった山下と社長の奥さんに経理をお願いしてなんとかやり遂げていたんだ」


「そして早紀のお腹に直樹、、お前がいたんだ」


「忙しかったけどみんなが喜んで祝福してくれたんだよ」


「このままやって行けば悪い方には行かないと、、」


「そんなあるに日せびってた奴らと見た事のない男が俺の所にきて取り引き先はすべて潰したって言ってきたんだよ」


「何でそんな事になったのが当時の俺は分かっていなかった」


「私のせいだね、、、」と母親が言った


「スッと母親の肩に手を当てそんな事はないと言うように首を横に振った


「そこら発注は少なって行き機械を動かさない日も出てきた」


「それでも日雇いのバイトをやったりして皆んなでなんとか工場は守っていた」


「2年くらいはやってたと思う」

「だか突然工場に仕事が入り出したんだ」


「これでまた皆んなを食わしてやれると思って安堵した」


「夜自宅で亮と直樹をあやしていたら電話がなったんだ」

「たまたま俺が出たんだが声ではっきりと分かったよ」


「そして奴は早紀に代われって言ってきたんだ、、」

「この時に最悪なシナリオが俺の頭を駆け抜けたよ」


「そんな俺を他所に早紀は着替えて出掛けようとしていたんだ、、、、」


「この時に全てを理解した

「俺の力なんてクソみたいなもんだなって」

「早紀がいなければ俺は何もできない」

「従業員も守れない」

「なにより家族を守れなかった事に俺の中の何かが折れたんだ、、、」


「そこに突っ立ていた俺を通り過ぎて早紀は奴の所に行ったんだ、、、、」

「そこから俺はもう自暴自棄になった」


「正直何をしたのかも覚えていない」

「夜の街をふらふら歩いていたら当時俺に付き纏っていた女と会ってそのままそいつと寝たんだよ、、」


「ただ俺は何度も何度も呼ばれる度に早紀を止めた、、」


「どうする事もできないけどそれしか出来なかった」

「あの時の事は本当に申し訳ないと思った、、」

「けど俺の怒りはとうに限界を超えていた」


「リュージと2人で奴の自宅に乗り込んでボッコボコに殴った。殺すつもりで」


「そしたらリュージが俺を止めて逃してくれたんだ、、」


「その後は向こうの親に責任取れと言われて早紀と強制的に離婚させられ婚姻する前から用意された家に住み続けているんだ」


「産まれてくる子供に罪はないがあの女は全て知っていたんだ、、」

「だから俺はあいつとはそれっきり抱いていない」

「来ても拒否している」


「これが全てあの男の計画だったと分かったのは離婚させられた5年後だった」


「せめてお前たちだけでもこいつらの手が届かないようにしなといけないと思った俺はあいつらの弱みである脱税なんか違法な事してる証拠を集めてそれを盾になんとか止める事に成功している」


「ただ俺はもうすぐこの書類を警察に出すつもりだ」


「俺も加担してるから懲役くらうだろうが仕方ない」


「だから直樹、やるなら今だぞ」

「捕まる前にお前の気持ちぶつけてやれ」


「住所と連絡先はメモに書いておく」

「猶予は今年いっぱいだ」


「お前たちに苦労をかけて申し訳ないと心から思っている」

「そして早紀」

「不甲斐ない俺で本当に申し訳ない」


「お前を一目でも見れた事を俺は嬉しく思う」

「今でも俺の心は早紀お前だけだ、、、愛している」


「享、、、、」


いい年した男女が周りを気にしないで抱きしめ合うなんで恥ずかしいとおもうのかもしれないが埋まる事のない溝がこの瞬間に全て消えた気がする


「母さん、父さん、俺を産んでくれてありがとう」

「心からそう思うよ」


「2人の嬉し涙に笑顔、、、一生わすれない」


「そしてその男は制裁する」


「じゃ、俺は帰るよ」

「あ、じゃ私おくるわ」


「俺も下まで送ろうか」


「直樹、やめとけ」

「2人の時間を過ごさせてあげなよ」


「うん、わかった」


・・・・・・・・


2人は帰って行った

「聞きたくないだろうが多分2人はホテル行くだろうな」


「そうなんですか?」


「そりゃよそうだろうよ!」

「両想いで元夫婦、、」

「そうなってもらわないと困るぜ!!」


「そうですね」


「で?直樹いつ動くよ」


「あまり早く動くのは得策とは思えないので秋くらいにやってやろうと思ってます」


「ほー直樹も分かってきたなー」


「ありがとうございます」


「それでー?友希ちゃんの話しって何?」


「あ、いえーさっき直樹に話して結論でたのでもう大丈夫です」


「あ、そうなの?」


「はい」


「じゃ、、、直樹、友希ちゃん送って自宅に帰れよ」


「別に送るのはいいっすけどリュージさんはここに泊まるんですか?」


「泊まりはしないけどよーあんな話し聞かされたらやりたくなるだろーよ」

「なあ、裕美」


「あははは、リュージエローい」


「ほら、早くいけよ」


「あーはいはい。友希行こうぜ」と腕を引っ張って外にでた


少しそこで待ってなよーなんて言ってバイクを取りに行こうとしたら


「なおき、、、、私も部屋に行きたい、、、、」

「できれば話し聞いてほしいかな」


「分かったよ」


(まだ夜は続くか、、、、、)


友希を乗せて自宅に着いた

家の明かりはついてない


リュージさんの言う通りなのかな


友希を部屋に入れた


「もう遅いから泊まっていけよ」


「あ、うん」


「話しする前に軽く飯と風呂入らない?」

「友希なんか作ってよ。俺風呂沸かすからさ」


「分かったー」


着替えを済ませてお風呂を洗い湯船にお湯を張る

キッチンに行くと友希が焼きそばを作ってくれてた


「おお、、いい香りすんなー」


じゃ食べようかー 

リビングに座り一緒に食べていた

友希が姿勢を変える度にミニスカートならパンティが見える


「何?風呂入る前にやりたい?」


「なんでー?」


「さっきから俺誘ってるよね?」


「ふふバレた?笑」


「分かるだろ、濡れてんぞ」


「なんか最近直樹が近くにいると濡れてるのが自分でも分かるのよね」


「俺は電マか!!」


「あははは、なんだろうね!」


「とりあえず焼きそば食べ終わろうか」


「ふう、、じゃ次は友希を食べようかなー」


「美味しくたべてよね、、、、、」


「言うようになったね〜」


「だって直樹と2人だし恥ずかしくないもん!」


「はは、じゃ遠慮なくいただきます!!」





















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