決戦2
久しぶりの自宅に帰り部屋でゆっくりしていた
窓を叩く音がした
「よお久しぶりだな」
「直樹大丈夫だったのか?」
「この前いきなり愛が泣きながら直樹が、、直樹が、、ってうちに来てびっくりしたんたからな!」
「そうだよ!俺ん家もいきなり友希から電話きて助けてなんて言うから自宅まで行って話し聞いたんだからさ!」
「あ、うん。悪いな」
事の経緯を話した。
「マジか、、、あれが原因だったのか、、」
「考えみりゃ確かに知らなかったとしても薬の売買に片足突っ込んでたようなもんだよな、、」
「ただ狙いは俺だけだったのが良かったよ」
「お前らまで巻き込んでたらどうしようって考えてたし」
「ただ頼ってしまったけどな」
「いやいやもっと頼ってよ!」
「そうだぞ!」
「ありがとな。今度からそうするよ」
「さすがに今回の件はビビったわ、、、」
「まさかそんな奴らが一般人に絡んでくるなんて思わないしな」
「やっぱどこか頭のネジ飛んでのかね」
「どうだろうな、とりあえず絡まないならよくねーか?」
「まぁな。つか来るな!って思うわ」
・・・・・・・・・・
「話し変わるけどさこの前友希と久しぶりに会ったんだけどさ、、、すげー綺麗になってたんだけど?」
「お?ユージさん気づいたかね」
「逃した魚は大きいかったね!あははは」
「正直言ってかなりドキっとしたね、、、」
「また付き合ってもらえないかなー」
「どうだろうな、、、向こうがユージの事をどう思っているかって言うのもあるし」
「気持ちを伝えたとして友希の踏ん切りが付くのかって言うのがあると思うよ?」
「だってユージは別れてからの友希が何をどうやって前を向いて今何を目標としているかとか分かってないだろ」
「別にお前の気持ちをバカにしてる訳じゃないけどまずは友希の気持ちに寄り添う事の方が先じゃないかな」
「ガツガツ行く男はいくらカッコ良くても嫌われるぞ」
「直樹は友希の事知ってるの?」
「まぁな、、、色々あったし、、、」
「今のユージやタカシよりは俺の方が友希や愛の事は理解してると思う」
「まあ、あれだろ?」
「俺との関係が知りたいんだよな?」
「まあ、、うん」
「本人たちから聞きなよ」
「別に俺から言ってもいいけど今の友希を見て綺麗だって思って付き合いたいって思ったんだろ?」
「うん」
「なら友希から真実を聞いて全てを受け入れる覚悟があるのか自問自答しなよ」
「俺が言えるのはこれくらいだ」
「なあ、愛はあれからも直樹と一緒だったのか?」
「ああ、そうだよ」
「あいつは相当深く傷ついていたよ」
「タカシには悪いとは思ったけど時間をかけて立ち直ったとしても今後必ずセックスは通るだろ」
本来はお互いの信頼や信用なんか全てを捧げる行為だろ」
「身体の全てを相手に見せるんだからさ」
「絶対必要なんだよ」
「求め求められの関係がないのはそいつに無関心なだけなんだよ」
「意識すれば必ずセックスは考える」
「それが過去の記憶で怖いものだと思ってしまうと一生背負う事になると思ったから俺は愛をこれでもかって言うほど抱いたよ」
「この前愛にあったんだろ?どう思った?」
「ぶっちゃけめちゃくちゃイイ女だと思った」
「だろ?」
「過去に何があったように見えないだろ」
「あれが本来の愛なんだよ」
「タカシがそれでも今の愛を一生守りたいと思うなら俺は全然いいとおもう」
「俺との思いですらも凌駕してほしいとすら思うよ」
「ああ、直樹に負けるつもりはねーよ!」
「タカシも言うようになったな!!」
「ユージもさ俺なんか意識しないでお前の気持ちも大切だけど友希の気持ちを理解してあげなよ」
「うん。直樹やっぱすげーとおもう、でも負けたくないって言う気持ちの方が今は大きい」
「それでいいんだよ」
「俺は所詮お前らの踏み台でいいよ」
「なんせ俺には香織がいるからな!あははは!」
久しぶりの三人楽しく会話して時間が過ぎて行った
「じゃ、おれも裕美さん所帰るからよ」
「ねえ、直樹のそのバイクって大型だよね?」
「うん、結構重いよ」
「へーFXって400だけかと思ってたけど750なんてあるんだね!」
「俺は気に入ってるよ。はえーし笑」
「あんま見た事ない珍しいバイクだから珍車だな!」
「タカシ、、、お前、、俺の愛車をバカにしたな」
「いやいやしてねーし!」
「いいけどよ」
「タカシも中免取ったんだな」
「おうよ!」
三浦直樹 Z750FX
長谷雄二 XJR400
八木貴史 Zephyr400
白石 央 CBX400F
この3台+1台がこのあと名を残す事になる
「んじゃ、またなー」
・・・・・・・・・
それからは普段と変わらない日々を送り4月を迎え無事2年生を迎える事が出来た
そんなある日の夜に裕美さんからの話をきいた
「直樹!やっと新装まで来たよー!」
「おお、、、おめでとうございます!!」
「ちょっと見に行かない?」
「いいっすね!!」
2人腕を組んで新しくオープンするお店に歩いて行った
「はい、どうぞ!!」
「おお、、すげー」
「内装やばいっすね!!」
「あれ!マネージャーだ!!お久しぶりです!」
「裕美さんとまた一緒ですか!」
「そうだね、ママに拾ってもらってね」
「またご一緒させていただく事になったよ」
「もう、違うってば!」
「いないと困るから是非来てって言ったの!」
「あははは、確かにそうですよね!」
「マネージャーいると安心できますもんね」
「あ、そういえば友希とは連絡取れたんですか?」
「うん!ちゃんと夜職として採用したよ」
「そうですか」
「友希の奴本当に裕美さんの事慕ってますからね」
「よろしくお願いします!」
「はーい。任されました!あははは」
またここで仕事をして行き楽しく過ごしいくんだろう
「よーし!あとはマネージャーに任せてウチらは帰ろう!!」
「え?いいんですか、、?」
「はは、大丈夫だよ。」
「また今度だね」
「あ、はい!よろしくお願いします」
「では失礼します!」
と言って店を出た
色々あったけどまた再出発がてきてよかった!
そう思いながら2人並んで歩いていた、、、、
その時だった!
正面からから車がこっちに向かって突っ込んできた
「裕美さん危ない!!」と裕美さんを巻き込まないように遠くに飛ばした
そこからの記憶は覚えていない、、、
・・・・・・・・・
(なんだ、、、身体が動かない)
(目を開けてるはずなのに暗い、、、、)
「兄貴、、気がついたみたいです。」
「おう」
髪の毛を掴まられ顔を持ち上げられた、、、、
「おい、死んでねーな?」
(ダメだ、、、力が入らない、、、、)
(目隠しされて何が何だか、、、、、)
「テメーのおかげで俺は大変な目に遭ってんだよ、、」
「せめてお前だけでも道連れにしねーと俺の気が収まらねーよ」
(何を言ってるのか分からない)
「けっ! 」
・・・・・・・・・・
、、、、、、なんか音が聞こえる、、ラジオか?
あれからどれくらい気を失っていたのか分からない、、、、
「おい!ほら水だよ。飲め!」
口にペットボトルだろうか、、、突っ込まれる、、
「ゴホッ、、、ゲホッ、、、」
「ったくよ、、、きたねーな!!」と言って殴られる。
声がでない。何も見えない、、、
ションベンは垂れ流し、クソも垂れ流し、、、
(ああ、、、俺殺されるのか、、、、、)
、、、、、、、、、
もう何もかもどうでも良くなってきた、、、
時間の感覚がわからなくなって考える事すらやめてしまった
「ろせ、、、、殺せ、、、、もういい、、、、」
もう楽になりたい。それしかなかった。
それでも水と食べ物は与えられる、、、、
生き地獄だった
・・・・・・・
もうどれくらい日がたったのか分からない、、、ただ次第に声は出るようになってきた。
目隠しはされ何も見えない。ただラジオだけは聞こえた、、、、
気を失う事はなくなり冷静になれる自分がいた
「あ、兄貴」
「おい小僧、、、リュージ呼べ」
この一言で全てが分かった
(こいつリュージさんの兄弟分って言われた奴だ)
こいつ破門になったはずだろ、、、何で俺に関わってくるんだよ、、、
おい!と言って顔を数発殴られて、腹を数発蹴られる
椅子ごと倒れた俺を誰かが直している
「連絡してここに呼べ」
「呼ぶわけねーだろ。殺せよ」
「俺が死ねば確実にお前らも殺される」
「俺を道連れにするとか抜かしやがったのはオメーか?」
「上等だよ。やってみろよ」
「道連れにするのはこっちだからな、、、」
どうせこの先はない。そう思ってリュージさんに迷惑だけはかけたくなかった、、、、
「けっ!ふざけやがって!舐めた口きいてんじゃねーぞ!クソガキが!!」
何かに当たってるのが分かった
俺の胸ぐら掴を掴み寄せている
「おおいいぜ、殺してやるよ、、、」
、、、、、、、。
殴られてまくった。
蹴られまくった。
食った物は吐いた
今の自分がどんな状態かなんて分からない
あー死ぬなって本当に思った
「兄貴!やめて下さい!」
「本当に死んじゃいますって!!」
うるせー!!と言って身内で何やら争っている感じがした
俺を殴る手が止まった
「また来るからそれまでこいつ見とけ」
そのままどっかに行くのが分かった
そんな日が突然てして終わりを迎える
多くの足音がどこからか聞こえる、、、
「まじかゃ、やばい、、、にげろ、、、!」と近くから聞こえる
何が起こったのか分からない。
そんな事を思っていた時に目隠しが取れた、、、
どれくらい振りなのか、、、目が見えた、、、
「おい、おい!、大丈夫か!?」
「直樹!!直樹!!!」
(なんか俺を呼ぶ声がする、、、、、、、、)
縛られた紐は解け安堵したのか椅子から倒れるようにそのまま意識を失ったようだ




