【閑話】お風呂
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
私は夫アスベル、義理息子アンチと共に、風呂に入ることになった。
「風呂、結構しっかりしてるな」
帝城内の大浴場はかなりの広さがある。
湯船が何種もあって、まあ、贅沢だわな。
「帝国を興した初代皇帝が風呂好きなんだっけか」
ユーノがまとめた資料にそう書いてあった。
「かぁたまぁ〜!」
我が愛しの天使、アンチがこっちにやってくる。
タオルなど身につけておらず、元気いっぱいに走ろうとして、ピタッと止まる。
「ころんじゃう、から、だめ!」
「そのとおりだ、アンチぃ。偉いぞぉ!」
アンチがこっちにやってきたので、むぎゅっと抱きしめる。
やっぱりこの子は最高だ。
「あ、あのその……」
「あ? 何やってるんだい、アスベル」
一方でアスベルは顔を真っ赤にしてモジモジしてる。
しかも、タオルを腰に巻いてるじゃあないかい。
「セイコに裸を見られるのが恥ずかしくって」
中学生かい、こいつ……。
「ええい、タオルなんて身につけるな! 家族しかいないんだから」
「! た、確かに、そうですね……」
まあ私はマナーとして身につけてはいるが。
男なら、もっと男らしくしてもらいたいもんだね。
「んじゃま、体洗うぞ」
「あい!」
アンチを椅子に座らせる。
頭をシャンプーでわしゃわしゃ。
「セイコの作ったこのポーション、素晴らしいですね。泡立ちやすいですし、洗った後も頭皮が痛みません」
「シャンプーってんだ。量産して売ろうと思ってる」
帝国はまだまだ金が足りないのだ。
今、急ピッチでポーション工場を作ってる。それが完成すれば、全国に向けて商品がりょうさんできる。
「我が国の最大の宝はセイコですからね!」
「ばか。国の宝は民に決まってんだろ」
「そうでした! すみません!」
ったく。まあ、若いから視野が狭いのはしょうがないんだけどさ。
こいつはもうちょっと、自分が国のトップにいて、下を率いないといけないって自覚をもってもらわないとね。
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
新作を投稿しました!
『【連載版】山暮らし聖女の異世界スローライフ〜聖女召喚された私、偽物だとして雪山に廃棄されるも、チートスキル【インターネット】と神の力で快適に暮らしてる。今更私が真の聖女だと気付いたようですがもう遅い』
広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。
https://ncode.syosetu.com/n9575jo/




