【閑話】
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
マデューカス帝国へと戻ってきた私達。
「アンチ~。おっふろ入ろうぜ~」
帝都カーター。その帝城にて。
私は息子を抱っこしながら言う。
「向こうじゃお風呂は入れなかったからな~」
しばらくムスコニウム(※息子から摂取できる栄養成分)を摂取していないし、ママニウム(※母から発生する息子を癒やす成分)を息子に与えてないからな。
息子のためだ。
うん。息子のため、一緒にお風呂に入るのだ。
「かぁたま……ぼく、とぉたまともお風呂入りたいですっ」
「うーん……アスベル、とか……」
え、母様はのけ者ですか?
とは言わないし、アンチもそれは本意じゃないだろう。
つまりまあ、あれだ。
「家族三人で風呂入りたいってことだな?」
「うぃ!」
「…………」
普段だったら二つ返事で、アスベルを引っ張ってきて、三人で風呂入っていただろう。
だが、まあ、今は……ほら。あれだ。
ちょびっとだけ、照れくさいからなぁ。
うーん、どうしよう。
「セイコ! 呼ばれた気がしましたので参上しました!」
私が悩んでいると、アスベルのやつが顔を出してきやがった。
勘の良い奴め。
「とぉたま!」
「OK!」
「やたー!」
……まだ何も言ってないのにアスベルが即答してやがった。
さてはこいつ、私らの会話を盗み聞きしてやがったな……ったく……。
「セイコ、ほら、アンチもほら期待してることですしっ!」
……はぁ。仕方ない。息子のためだ。
「三人で入るか」
「「やったー!」」
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