45.進化
魔物の肉を消毒して無毒化に成功した。
私はその肉を使って、ビーフシチューを作った……のだが。
「ぬぅうん!」「力がふうぅうん!!」
「みなぎるぅうううううううううううううううう!」
ドワーフ戦士達が全員、なんというか、でっかくなってた。
ドワーフって身長が低かったのだが。
よくわからんが、普通に人間の大人くらいにサイズが上昇していたのだ。
んで、適正もしらべてみたんだが、どれもランクが上がっていた。
なおかつ、薬の聖女の加護が全員に付与されていた……。
「アスベルんときと同じかこりゃ……」
『がふがふ……おそらく同種の加護だろう。もっとも、アスベルのものよりワンランクおちるようだがな……ふがふが……』
アトーフェがビーフシチューを上手そうに食べていた。
トン汁を食うと一時的にパワーアップした。
魔物肉を使ったビーフシチューを食った結果、永続的なパワーアップが見込めた、ということか……。
「しかし……聖母はすごいな。まさか、作ったもので、人をここまでパワーアップさせるとは……」
ガンメイジもでっかくなっていた。ちなみに、上級ドワーフって種族になっていたらしい。
種族って進化するんだな……。
『亜人は魔物に近い性質を持つ。大量の魔力をえると、存在が進化するのだよ』
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