44.魔物ステーキ
私は次亜塩素酸ナトリウムを使って魔物の肉を消毒して見せた。
鑑定スキルを使用すると、肉からは毒素(瘴気)が抜けていた。
その肉を使って料理を開始。
とりあえずステーキにしてみたわけだが……。
「…………」
フライパンの上にはよく焼けた肉が置いてある。
肉……しかも、なんだか凄く上手そうなのだ。肉には綺麗なサシが入ってる。
芳ばしい肉の香りが食欲をかきたてる。
思わず、ごくりと生唾を飲んでしまう。
「一口……」
私はナイフで切ったステーキを一口、食べる。
!? な、なんてこった!
な、な、なんだこりゃ!?
噛めば噛むほどぶわわあ! と口の中にうま味が広がる!
肉の甘い油が一気に広がる。しかも味が全然くどくない!
ソースも何もかけてない、ただ焼いただけの肉なのに!
地球で食ったどんな肉よりも……。
「う、うまああああああああああ!」
思わずそう叫んでしまう。
それを聞いたガンメイジが恐る恐る一口。
「うぉおおおお! なんじゃあこりゃあああああ!」
私もガンメイジもガツガツ! とステーキにかぶりつく!
夢中で私達は肉を食らった! それくらい、美味い肉だったのだ!
「お、おい聖母の姐さん! ずるいぞ! お、おれたちにも食べさせてくれよぉう!」
ジョッパリー以下、ドワーフの戦士たちがよだれを垂らしながら近づいてくる。
一瞬、独占したいという気持ちが頭をよぎるも……。
いやいや。
彼らの労をねぎらうため、肉料理を振る舞うって話だったじゃないか。
「少し、待ってな。これでうまいもんつくってやるからよ」
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