コロシアム
コロシアム そこは奴隷達を戦わせ、どちらが勝つかを賭ける遊戯をする場所、でも何故そんな所に王子がいるのか、、
「想像以上にデカイ、、この中に王子がいるんだね、」
「とにかく中に入りましょ、客の振りをしていれば問題ないわ、」
こうして私とエリスは中に入った、観客席に座り、観戦する客の振りをして作戦を立てる
「ここはかなり広い、二人で探すのは非効率だ、だから一回別れて王子を探そう、このコロシアムは奴隷を休ませる地下 そして地上の観客席 VIP御用達の2階があるらしい、エリスは地下をお願い、私は2階に行く」
「わかったわ、落ち合う場所はまたここで、王子がいたらお互いが気づけるレベルの音を出すでいい?」
「それでいいよ、じゃあ一旦ここで」
こうして私は2階に行く、
しかし2階の階段を守護する騎士がいる
「なんだ?ガキ?ここはお前みたいな奴が登っていい階段じゃ、ギャフ!」
とりあえず黙らせて階段を登る、
ここはVIP席だから囚われの王子がいるとは思えないけど、いない可能性が0じゃない限り調べる必要がある、私は隠れながら2階の観客席を見る
探してる王子はいないみたいだ、7年前は聖王国に王子なんていなかった、つまり7歳以下て事だ
だから大体はわかる、が子供はいないな、
「おいお前、何している?」
私の後ろで何か声がした、聞き覚えがある声だ
後ろを振り向くとそこには魔法国の剣聖メイソンがいた
こいつは私の事を気づいてないようだ、まぁそれも仕方ないだろう、私の体はかなり成長した
殺してやりたいが殺意を隠す、今はまだその時ではない、
「お父様とはぐれてしまって、ここにいないかと、探してて、、」
「なんだ?何故嘘をつく?俺に嘘など通じない、お前何者だ?」
剣聖は怪しい目をする、あぁ失敗した、もうここでやるしかない、
「ごめんなさい、ごめんなさい、」
「何を謝っている?やはり危険だなお前、」
今だ、私は聖剣を抜いて足を狙う、しかしそれは避けられ、空振りする、
「ほぉ?今の振り、剣聖クラスだったな、本当に何者だ?ますます知りたくなったぞ」
剣聖を聖剣を抜く、あの聖剣はかなり面倒だ、今ので足を切断したかったが、、
初代剣聖が作った2本目の剣 攻撃力♾ 能力
魔力を貯める事が出来る魔法剣 貯めれる量は無限 剣に魔力を通す量によって攻撃力が永遠に上がる
メイソンは聖剣の魔力を爆発させる、こんなVIP席でやりあうらしい、
観客はどうでもいいってことか、
聖剣が光り魔力の塊が私を照らす、私はそれを全て斬り裂き、突っ込む
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エリスは地下に行く、王子を見つけるために、
しかし地下の階段には騎士がいた、
「ん?なんだガキ?奴隷になりたいのかぁ?ここは奴隷が収容されてるぅ!!!」
騎士をぶっとばして私は地下の階段を降りる
そして王子を探す、
うーん、凶暴な大人や魔獣しかいないな、中々に探すのは大変かも、
私は地下を歩き回り探す、かなり広いらしい、この地下は、しばらくすると身なりがいい7歳くらいの子供がいた、
この子だ、と私は直感でわかった、
「貴方?聖王国の王子でしょ?私はエリス、貴方を助けにきたわ」
鍵を両手で普通に壊す、ピッキング?なにそれ
「だ、めだ、、ここ、にきちゃ、」
「ん?なんて言ったの?よく聞こえない」
私は耳を傾ける、王子は大きい声で
「来ちゃダメだ!!」
その瞬間、私の背後からとてつもない殺気を持った人間が襲いかかってきた
見てくれてありがとうございます、