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エリス

お久しぶりです、、あたい、もう逃げない!

 「産まれた!産まれたぞ!姫が産まれなさった!」

 私は大声で産声をあげたそうだ 

 私は今でも覚えてるあの声を

 

 「スキルが自動発動します」

 その瞬間城が木っ端微塵になった


 それがエリスの誕生の瞬間であった


――――――――――――――――


 6歳の頃私の父は教会の神父様を城に招いた


 神父様は私の額に手を当て何かを呟く

 「こ、これは、、」


 神父は言った

 「剣聖候補、、、」


 姫は魔王を倒しに行く勇者を待つ、その例が砕かれた瞬間だった


 私は特に驚きはしなかった、

 何故か?私は強すぎたからだ 6歳の私は例のエルフを除けば剣聖の次に強かった


 8歳のころ剣聖と模擬戦になった

 「おい本当にいいのか?お前の娘だろ」

 「構わん」


 私は手加減した剣聖を打ち負かした

 あぁ私はきっと剣聖になるんだろうなと確信した瞬間であった


 9歳の頃私は剣を手放した 嫌になったからとかではない、私の父ルイス王が辞めさせたからだ


 恐らく彼は私が日々バケモノに変わっていくのを見るのがつらくなったのだろう


 当時の私は出来る限り感情を抑え、目が虚になって剣を振るっていたからだろう


 そこから私は姫として扱われるようになった

 「姫!」「姫様!」「エリス姫!」


 私は作り笑いで乗り切りながらも日々 社交場を収めていった

 

 兄は私をよく見ていてくれた、苦手な社交場も優先して私の前に立ってくれた、恐らく察していてくれたのだろう


 けど、当時の私はそんなこと理解できなかった


 誰も私を理解してくれない、対等に並んでくれるような人がいなかった、、


 11歳の頃、剣聖が弟子を取った。私は少し気が軽くなった 


 同じ年頃の女の子が剣聖候補になったからだ、

 彼女なら理解してくれるだろうと思った


 彼女はいきなり兄を殴り飛ばした


 兄は兄なりに私を守ろうとしたのだろう剣聖の弟子を見ると私が昔の私を思い出させてしまうだろうと、


 

 しかし彼女は私の手を引っ張った

 

 

 初めてできた友達だった

 

―――――――――――――――――


 アリーは焼かれ、カーリーは仇と戦闘中 アレクだってずたぼろだ


 エリスが何年も抑えていた感情が爆発しても不思議ではなかった


 そしてエリスは、、

 「死ね」ベヒーモスを殴り飛ばした

 ありえないほどの体格差など完全に無視 ベヒーモスは地に倒れる


 もう一匹のベヒーモスがブレスを吐く

 「くだらない」エリスはまたもや腕を振るう

 ブレスは消し飛ばされた


 「エリークイーン」

 

 エリスは唱える破滅の魔法を エリスは唱える破壊の魔法を


 しかしそれはベヒーモスに向けられたものではない、アレクが戦っている軍勢に向けられたものだった


 その瞬間 魔法奴隷王国の半分が壊滅した

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