ファリスvsカーリー
お久しぶりです、昨日久々にこの作品のアクセスを見たらまだ見てくれている方がいることに気付きました、完結まで書きます、次回をお待ち下さい
ファリスとカーリーの間に銀線が走る
「おいおい!とんでもねえな!だがもっとだ!」
ギアを最高速に上げてもなおファリスは攻撃を防いでいた
だが、完璧ではない、
「そのダガーめんどくせえな!」
武器の差でカーリーは実力を埋めたのだ
「衝撃」
カーリーは魔法を放つ ただの振動波だ
だが、ファリスが少し揺れる
カーリーはその隙を見逃さずに腹を蹴り飛ばした
「バケモンがよ」だがファリスは蹴り飛ばされてなお、動きは鈍らず、カーリーにせまる
「ベヒーモスはなにしてんだ、、さっさと来いよ」
カーリーは自身のスキルの能力を底上げする、さらに自らの膝にダガーを突き刺す
「スキルが自動発動します」
さらに遅くなる
「うん、見える」
カーリーは最小限の動きでそれを避け、そのままダガーを突き刺す
が、ファリスは腕を前に出す、ダガーはファリスの腕に刺しこまれた
「俺のこの服は防御魔法が何重もかけられてるんだぞ!そのダガーおかしいだろ!」
「お前の聖剣の方がおかしい」
「そりゃ間違いない」
ファリスは腕を刺されてなお、ケラケラと笑う
だがカーリーも同じだった
笑いはしないものの、自傷を躊躇せず簡単にやるという彼女の狂気がファリスには感じていた
だが、それと同時に疑問が出る
「その出血、、何故お前は倒れないんだ?服は血まみれでお前自身もボロボロ 普通は出血多量で死ぬ、お前の家系、特殊だな」
カーリーは少し動揺した
「どうでもいい私の家系なんて、、イヤよくない」
「私は、、私の本名はカーリー ブラック タイムズフィア、呪われた血の家系、、」
それを聞いたファリスは驚く
「オイオイまじかよ!ラルフの野郎、どこまで無知なんだ?いや、違うな、お前、、奴隷国出身だったのかよ、そりゃラルフが知らないのも理解できる」
そう、私は奴隷国出身だ、お父さんがその家系だった、だがお父さんは奴隷国に嫌気がさして今、私がいる国に引っ越したんだ、だけど襲われた、よく考えたら
「奴隷国が仕組んだのか、暗殺を、、そして私を売り飛ばして奴隷にするつもりだったのか」
「まぁな、だがまさか生きてたとはな?家の名前を言わなかったのは正解だったなカーリー生きてたら速攻で捕まえて俺の奴隷にしてたぜ」
つまりこいつは私の恩人 家族 友達 全ての仇
「ファリス、やっぱりお前は死なないとダメみたい」
「やってみろよ!カーリー!」
そしてまた銀線が混じり合う
一応伏線は全て完了かと思われます、1話目からこうするつもりでした
後日談ですがカーリーの元ネタは神話に出てくる神 カーリーです、時間や黒をあらわす戦闘狂の神です、まさにこの子ですね