表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この空のどこかで~  作者: 七色菜月
7/43

私は、私。

ママにあんなにムカついたのに、今、もう、どうでもいいと思える。ママにわかってもらわなくても、私を分かろうとしてくれる人達に出会ったから、新しい居場所を見つけたから~

「詩穗ちゃん、お友達の亜紀ちゃんが、夜に駅前で変な人達と一緒に騒いでた。」って聞いたのよ。「ママ、心配で、詩穗ちゃんは、ちゃんとした真面目なお友達とお付き合いしたほうが、いいんじゃない?亜紀ちゃんとは、もう・・」 ママが、言いかけたとき、私は、限界だった。「いい加減にして。亜紀は、中学からの親友だよ。私が、心配?ママは、私が、心配なんかじゃない。周りの人達に、娘が、変な仲間と駅前で騒いでたって、言われるのが、心配なだけじゃない。いつもあなたが、心配とかあなたのためって、言ってるけど、自分のためでしょ。周りから、いろいろ言われたくないだけ。こうしなさい、ああしなさい、ばかりで、私の気持ちを言っても聞いてもくれない。私は、ママの人形じゃない、私は、私なんだ。」そうだ、私は、家を出たんだ。


 





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ