表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この空のどこかで~  作者: 七色菜月
41/43

新しい世界へ

聖也君が、なにかを振り切ったように言った。「ずっと考えていた事があったんだ。俺、やってみることにしたよ。兄貴と仕事しながら、建築の勉強して、じいちゃんみたいな仕事人になりたい。今なら、できる気がするんだ。詩穗、ありがとう、」

私は、頷いて「すごい、目標が、あったんだね。お爺さんみたいに、なれるといいね。あきらめないで、頑張ってね。私も絵を描く勉強してみようと思う。私の絵を見た人が、元気になるような、そんな絵を書ける人になりたい。」

私たちは、その後少し黙ったまま下を向いた。

そう、別れの予感。あの頃のようには、もう戻れない。会えなくなる。お互いに決めた夢のために。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ