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ただ、そばに居たいと思う。
ママ、ありがとう。もう、前の私じゃない。ママの影に隠れて居た私じゃない。そんな自分が、嫌いで家を出たんだ。そう、私は、もう大丈夫。自分の気持ちは、自分の言葉で言える。「聖也君、ごめんなさい。すごく辛くて悲しかっただろうって、胸が痛かった。でもきっと私は、聖也君の気持ち、わからない、力にもなれないと思う。でも、近くに居たい。いつも一緒に居たいって、すごく思った。」聖也君は、首をふった。「俺は、やめたほうかいい。家の事で、詩穗を振り回したくないんだ。」
ママ、ありがとう。もう、前の私じゃない。ママの影に隠れて居た私じゃない。そんな自分が、嫌いで家を出たんだ。そう、私は、もう大丈夫。自分の気持ちは、自分の言葉で言える。「聖也君、ごめんなさい。すごく辛くて悲しかっただろうって、胸が痛かった。でもきっと私は、聖也君の気持ち、わからない、力にもなれないと思う。でも、近くに居たい。いつも一緒に居たいって、すごく思った。」聖也君は、首をふった。「俺は、やめたほうかいい。家の事で、詩穗を振り回したくないんだ。」
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