26/43
私の大切な人。
家出して、わかった事が、たくさんあった。
近すぎて、わからなかったママの気持ち。
育ってきた環境や思い。
そして、ママのすべてを理解して、守っていだパパの気持ち。
家出は、けして良い事じゃないけど、離れてみて、
あんなに嫌だった家に、今は、帰りたいと思えるよいになった。
パパとママに依存して、甘えていた自分にも 気が付く事ができた。
いろいろあったけど、聖也君のおかげのよいな気もする。
そして、いまは、ママと私の話を黙って、聞いていてくれた。
聖也君は、いつもそうやって、私に寄り添っていてくれる。私の大切な人。




