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今朝食べたのもワッフルでした。  作者: お昼寝さん。
今日も世間はオニばかり。
1/2

二度寝から覚めたらパンダオッタ。

初投稿になります。「お昼寝さん。」と言います。

オリジナルの作品を作っていきたいと思っています。パクリじゃないか?と思う点やメタすぎる点があればご指摘お願いします。

2月22日

今日も春休み。予定特になし。

無駄な早起きも今日で連続5日目。今日も清々しい朝だ。

最近、ワッフルにコーラ(たまにソーダ)といった、一見不味そうに見えるこの組み合わせがお気に入りだ。

(洋菓子なんだからコーヒーを飲めとか、そんな意見は聞かない)

ワッフルを口一杯にほうばりながら、日課であるバイト探しを始める。(ちなみにプレーン味)

フリーワードは〔 楽 〕。

検索結果─0件。


今日も世間はやさしくない。



さて、そんな世間に見離された俺にはもう1つ毎日欠かさない日課がある。

誰もが1度試したが最後、絶対に逃れられなくなるあれだ。


時刻は午前7:00。

俺はベットへと向かう。

もう気づいた人も多いだろう。

そう日課それは、





────二度寝だ。



「ん………」

(なんか寒い?毛布を蹴って落としたのか?)

目つぶったまま手触りだけで毛布を探す。───が、ない。

端の方へ手を伸ばしてもあるのは床だけだ。ん?床??

おかしい。ベットで寝ていたはず、もし落ちても、人をダメにするソファーが受け止めてくれるはずなのに。

異変を感じ目を開けると、


「ザクザクパンダ?」


見た目が完全にお菓子のキャラをしているパンダがいた。





「開口一番失礼なやつだナ。わっちは、私立魔法使い育成学園、通称:ホグワール学園の学園長、マーチダ。目上の者には敬意を払うネ。」

「ムカつく夢だな三度寝しよ。」

「ネルナヨォォォー!お願いだからー!もう5時間くらい待ってんだヨ!!」

5時間?そんなに寝たのかじゃあ昼寝までとりあえずワッフルでも・・・

「────ここどこ?」



「ようやく話が通じるナ。こんなとこで白昼堂々寝てたら風紀委員に捕まるぞ?わっちが見つけたことに感謝するんだナ。君見ない顔だけどクラスはどこネ?」

「はぁ?俺の名前は、霧野由羽(きりのゆう)。大学2年まじかの絶賛春休みニートだっ!!」

「そんな堂々とニート宣言されてもナ……。ってそんなことより学園生じゃないのカ!?だったら尚更ヤバイゾ。風紀委員に見つかる前に逃げロ!」

「いや、その前に、どこよここ」

「シッ!」

ガチャ コツコツコツコツ

「─誰かいやがるんですか?」

「まずいゾよりにもよって風紀委員長だゾ!一旦そこの本棚の間にでも隠れナ!」

「─なんだ学園長ですか脅かさねぇでくださいよ。ていうかこんなとこで何してんです?また覗きでも企んでたんじゃねぇですよね?」

「イヤイヤそんなことあるわけないナ!たまたま本を探しに来ただけだナ!」

「語尾が意味不明ですがまぁいいです。この間みたいな変なことはしねぇーよーに。」

「あ、あぁ・・・」


ガチャ バタン


「ん?てかこの間ッテナンダヨ!なんもやってないヨ!」

「・・・おいおい罪は認めたほうが軽くなるぜ。」

「冤罪だヨ!!」

「はぁ……とにかく君の事情?成り立ち?でも聞こうかナ」




「な、なるほどナ。大体は理解したヨ。つまり君は朝起きて、ワッフルを食べて二度寝したらここに居た。と。全然意味不明だナ。」

「こっちのほうが意味不明なんですけどー。こーいう異世界進出って最初はかわいいヒロインと出会うのが鉄板でしょー。なにがどーなったらこんな覗きパンダになるんだよー!」

「本当に失礼だナ!まぁいいさ。それより、1つ聞くけど異世界進出って言ったナ?君の生まれは日本じゃないのカ?」

「日本生まれ日本育ちだけど?」

「なら、もしかしたら君は目覚めたからここにきたのかもナ。」

「目覚めた?パンダ趣味に?」

「違うヨ!!魔法使い!つまり魔法を使う才能に目覚めたんだヨ!!」

「な、なんだってー(棒)」

「で、その魔法に目覚めたことと、俺が日本生まれなことのなにが関係あるわけ?」

「反応が適当すぎるナ……。いいカ?ここは君が元いた、いや寝てた日本と同じ場所なんだヨ。魔法使いは普通の人間には認識されないように生活しているんダ。結界によってナ。だから同じ日本でも、見ている場所は同じだか、景色はそれぞれ違うってことダ。だから、君が寝ていたまさにここが、君のベットの位置だったってことダ。そして、君はどういうわけか魔法の才能に目覚め、二度寝の目覚めはここになったってわけだナ。」

「長文乙。そんで俺はどーしたらいいわけ?戻れんのあのベットに。」

「まだ寝る気かヨ……。戻る事はできないナ残念ながら。というか戻さない方が社会的にもいい気がするヨ……。」

「まじかよー。どーしよ一文無しのニートになっちまった。」

「働くっていう選択肢はないのかヨ……。まぁ、それなら君にはこの学園に転入してもらうことになるナ!」

「いや」

「このままダメ人間を放置しておけないしっ……即答!?」

「なにが嫌でニートしてると思ってんだよ!学校!?ふざけるなこちとら絶賛春休みだぞー!」

「安心しろヨ。うちの学園も今は春休みなんダ。新学期からの転入っていう楽しい春を迎えられるゾ。」

「嫌に決まってんだろ学校なんて。大体年下は苦手なんだ。一緒に生活してらんねーよ。」

「心配ないヨ。うちの学園は年齢も下は10才、上は20才バラバラネ。それに……男女比は3:7いや、2:8といってもいいナ。どうダ?入りたくなっ……」

「うん」

「……はやいネ!?ちょろすぎるヨ!?」

「いーからはやくつれてけよ!美少女の楽園へ!」

「……やばいやつを入れてしまったネ」




いかがでしたか?様々なご意見ご感想お待ちしております!


のちのちキャラが崩壊しないか不安……。

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