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憂い観 その手につかむ大切なモノ

作者: 葵冬弥

いろいろ考えるけど


何も分かってなくて


何も分からなくて


考えて考えて


分かった気になって


その手には何もないことに


気付いてなかった




『愛』


優しさがあれば


好きだから


何でも許せて


何でも正当化してしまい


人との繋がりを感じる


魔法の言葉



『希望』


自分には良い事がある


自分には出来る


何でもそんな気にさせてしまう


魔法の言葉



『勇気』


恐いモノに立ち向かう


一歩を踏み出させる


恐れても脇にそれないで


まっすぐ歩ませる


魔法の言葉



『夢』


例えどんな事が起ころうと


人に歩みを止めさせず


前を向かせる


魔法の言葉




魔法を人は使っている


言葉という


相手の心に響かせる魔法


だけど


誰もが使えるわけじゃない




自分はまだ


本気で人を愛したり


本気で希望を持ったり


本気で勇気を振り絞ったり


本気で夢を見たりしてないんだ



だから


愛するって事も分かってなくて人を傷つけて不幸にする


すぐ絶望したりして全てを否定的に見てしまう


楽な方ばかり通ってめんどくさがって世界を斜めに見てるだけ


自分に関心がなくて自分の事もわからなくて自分が向かおうとしてる所もわからなくて自分を失う



過去から何も意味を汲み取ろうとしなくて


ただ俯きながら今を見て


前を向くわけではなく


ただの過去の出来事を振り返るだけ


何を意味してるのか


何を学ぶための


『出会い』


『出来事』


だったのかを気にしなかった


気にもとめなかった


悲しみは哀しみのままで


泣いてるだけで


別れは別れのままで


立ち止まってるだけで


傷は傷のままで


心に痛みとして残ってるだけで


過ぎ去った過去は


ただの過去のままだった


全てを無にしてしまっていた


無意味なものにしてしまっていた

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