雪
今朝、雪が積もっていた。
愛知の平野部では珍しい。
雪で短編を書いてみようと思った。
今朝、吹き溜まりの雪があった。
周りは5cmも積もってなかったが、
そこに足を踏み入れると、
膝下まで埋まった。
雪かきをする。
スコップに何かがあたった。
手?
死体・・・
よく見ると、木だった・・・
さえない亭主。
残業が多い割に給料が少なかった。
ボーナスカットの通達が来た。
会社が潰れる?
まだローンが・・・
「ただいま」
夫が帰って来た。
「先に風呂にする」
夫がシャワーを浴びている合間にスマホを見る。
妻はスマホを落とした。
「どうした?」と風呂から夫が言う。
妻は見た。
女の写メや動画。
浮気・・・
・・・ではなかった。
盗撮写真だった・・・
まだ、話が弱い。
妄想、2つでは・・・
今回のテーマ、『雪』。
俳句を参考にした。
今、テレビ番組のプレバトが人気である。
夏井先生の毒舌最高だ。
話題に乗らない手はない。
どう、参考にしたかというと、『写実』である。
これは正岡子規が唱えた発想である。
自慢ではあるが、これはプレバトが始まる前から知っていた。
でも、そう言う人は多いだろう。
『坂の上の雲』の読者なら。
日露戦争の日本海海戦の作戦を練り上げた秋山真之と
正岡子規は幼なじみで親友だった。
ただ、俳句の写実主義を知っていたが、
本当の意味が分かったのは、夏井先生の添削を見た時だった。
おっと、まだ雪が残っている。
運転に注意する。
次の配達は、外れた場所にある工場だ。
工場の大きな扉は閉じられていた。
車があるし、電気がついている。
人がいるようだ。
ノックし、声を掛ける。
反応はない。
大きな扉の横のドアがある。
ノブが回る。
ドアを開ける。
足が止まる。
人がいる。
人相が悪い。
でも、ドラム缶・・・
その中に半身埋まっている男・・・
人殺しが行われていた・・・
・・・




