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花能あり、この世界

初投稿、初小説です。

子供の頃から好きな話があった。遠い、遠い昔。それは世界は魔神と獣魔と呼ばれる者達が現れ、魔神は獣魔を使い世界を支配しようとした。当然ながら人類はそれに対抗した。だが抵抗虚しくすぐに 人類は滅亡の一途を辿った。しかし、新たなる人類の始まり。

すなわち”花神”と呼ばれる者によって魔神は封印された。指揮する者がなくなった獣魔は大人しくなり魔の森林などに住み着くようになった。獣魔、そして魔神の脅威がなくなった。

生き残った全ての人々は”花神”に感謝をした。敬愛を捧げた。

そして”彼女”はそれに応える様に花の能力を人々にさずけた。ある者はバラの恩恵を授かり、又、ある者はアサガオの恩恵を授かった。

人々は花の能力を使い滅ぼされたら町を、村を復興させた。そして人達は花の能力を「花能」と名付けた。そして子孫にも自分の能力が継げる事がわかった人類は子を使い、孫を使い、繁栄させた。

僕はこの話が大好きだ。この話は実話だ。それ故に愛おしさが更に増す。花能を頭をヒネらせて使い繁栄させた人類が好きだ。恩恵を、さずけた花神がすきだ。この話が好きだ。

もし好きな話あるー?等と聞かれたら迷わずこの話を言うだろう。まぁ、相手も、この英雄譚は世界で1番有名だから知っていると思うが… 僕はこの話にでてくる者達が好きだ。(もちろん魔神とかは有り得ないが)

この時代にいきたいな…花神にあってみたいなぁ。

「……………、ッ」

この頃の人々にあってみたいなぁ。

「……………、いッ」

花能を、未知なる力を持った時、どんな表情だったんだろうな。

「……………おいッ!」

さっきからうるさいな。なんなんだよ。もう。


そうして意識を覚醒させる。そして目に飛び込んだのは血だ。自分は壁に寄りかかりヘタリと座り込んでおり、頭上には軽く20人は超えそうな人数が自分を囲んで立っている。それぞれが気持ち悪い笑みを浮かべている。そして手前の男達が殴る、蹴る等を繰り返してくる。 あぁ、そうだ。いじめられてる最中だったんだ。そして後ろの方にいた一際ガタイのいいリーダー格の男が

「おい。今日はその辺にしとけ。ちゃんと見えねぇ所にやったよな?」

「へい。いつもどおり」

そうしてぞろぞろと男達は去っていく。見慣れた光景だ。しかし先程のリーダー格の男急にこちらに振り向いたと思うと思いっきり蹴ってきた。1番ダメージがくる。そして気持ち悪い笑みと共に口を開き

「じゃあな。無能の異端者のアキ君。」

と、言い残しぞろぞろと去っていく。くっそー。。。

そしてふらふらな足取りと共に家に帰っていく。

確かに花神は人々に恩恵をさずけた。そして子孫もこの恩恵を継ぐ。これは絶対だ。大体10歳までにその片鱗をみせる。僕も花能に憧れていた。たがそんなのは砕け散った。そう、花能が現れなかったのだ。もちろん12歳まで可能性があったので僕も待った。だが、13歳14歳になっても現れず現在15歳で可能性は絶望的というかまずないだろう。家の花能はシロツメグサだ。だか本当に極々稀に派生花能というのが生まれる。その派生花能は例外無く超強力だ。そんなこんなで花能が使えないものは無花能者と呼ばれどんなに花神を信仰しても無信仰者として扱われ、嫌がらせを受けるのだ。だが普通の無花能者もここまで直接的にはされないだろう。ぼくがここまでいじめられるている理由は・・・・・・

「ただいまぁ」

「ん?にぃ、おかえりー!」

そう、この妹だ。花塚と書かれている表札は消えかかっており 一階建ての屋根は今にも崩れ落ちそうだ。キィキィと音を立てる戸を開けるとパタパタとこの家に似つかない雰囲気の少女がやってくる。140後半くらいの身長に寝巻きとおもわれるダホダボの灰色の長袖を着ている。下半身はレディースの短パンをはいていて肌は真っ白よりすこし焼けた肌が可愛いという印象を抱かせる。 髪は青と紫が入り交じったような感じで三つ編みをしていて胸のあたりまで伸びていて左の前髪をピンでパチっととめており少しだけ主張して来る胸は更に可愛いという印象を抱かせる。

これぞTHE 美 少 女 という感じだ。まぁ。その、あいつらがいじめてくんのはそのー、、、妬んでるからである。それに

”ナユ”は超強力派生花能”サクラ”を持っている。王国の戦士隊から誘われる程で学校からも有望視されている。ちなみにナユの学校は上級貴族や王族がいく学校に対して僕は普通の学校である。可愛くて強いってチートかよ!とつっこみたくなるが可愛い妹にそんな事をいうはずもなくナユはこちらに来たかと思うと、思いっきり抱きついてきて僕の胸に顔をうずめながらんー!と声をだし、うかがうように僕をのぞいてくる。普通だったらあざといがナユの場合は素なのでおそろしい。

「にぃ、ご飯にする?お風呂にする?……にぃ?」

「え?あぁ、飯にするよ」

「そ。じゃあ手、洗ってね?」

「あ、あぁ」

そうして洗面所にはいっていく。はぁ。びっくりした。だってご飯にする?お風呂にする?って聞かれたらその後の言葉も気になっちゃうよね?健全な男性諸君だったらわかるよね?


ちなみに花能=カノウ 花神=ハナガミ です。

あと小説がめちゃくちゃ短いんですが、それは投稿しようとおもったらなんかデータ削除してしまいまして、最初から書き直してあまり内容が思い出せなかったので短くなりました。すいません。作者はドジっ子属性を得たようです。

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