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第Ⅴ章『鍵守の新たな世界』
ソフィア様に救われた僕はソフィア様の夫、サブエラ様が統べる国へ行った。
ソフィア様達が暮らす城で新たな暮らしが始まった。
僕が行ったサブエラ様が統べる国は穏やかで何一つ争いのない平穏な国だった。
ソフィア様とサブエラ様は僕の義父と義母となり幽閉されていた僕には暖かかった…。
ソフィア様とサブエラ様はとても、優しく僕の事を可愛がってくれた。
その時に僕は闇狼と再開し僕の従者として契約した。
マリアの従者だった闇狼はいずれは僕と契約をする事が決まっていたみたいだ。
この時、歯車はまたしても音も無く廻っていて再び双子を出逢わせ様としていた事はまだ、誰も知らない…———。