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運命の双子  作者: 雨音 唄乃 -Utano Amane-
第1部 始まりの物語
1/70

プロローグ

初めまして、雨音 唄乃 -Utano Amane-です。


今回は長編小説で『運命』をテーマに書きました。


ダークファンタジーですが、宜しければ、是非、ご覧ください。

ーー運命は残酷だ。


昔、そんな事を誰かが言ってた。


だけど、僕達にはどうでも良かった…。


僕達は、同じ名前、同じ容姿。


全てが同じで鏡合わせだ。


『運命の双子』


人々は僕達をそう呼ぶ。


運命を変える鍵がサクラ。


僕は鍵守の櫻。


僕達が生まれ堕ちた為に運命の歯車は音も無く廻り始めた……ーー。


そう…全ては僕達が生まれ堕ちたあの日から運命の歯車は音も無く廻り始めた…。


此れは…魔王とその妃の間に生まれ堕ちた運命の双子の物語……ーー。

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