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夏生詩集

言葉の海(改)

作者: 夏生

詩の匠たちは潜水夫だ

言葉の海に潜って

苦しみあがきながら

煌めく言葉を生け捕る


言葉は

詩の匠たちに捌かれ

磨かれ、調理されて

豊潤な薫りと味わいのある

一品として生まれ変わる



私は言葉の海の

広大さに身を震わせた

海に手を入れると

一語、かすっていった

掴もうとすれば身をくねらせて

いってしまう


潜水できない者は

待たなければならない

思いの釣竿を持ち、感性をつけた糸を垂らして

体中の神経を研ぎ澄まして

辛抱強く待たなければ得られない





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― 新着の感想 ―
[一言] 拙い発想ですが、船で沖に出て、網ですくいたいですね。
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