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第2話:ズレ系Cの出現と心理戦の序章
「……で、それってどういう意味ですか?」
迅は、会場の片隅でズレた質問をするCに首をかしげた。
彼女の言葉は常に予想の斜め上を行く。
「いや、普通はそうは考えないだろ…?」
心の中でツッコミを入れつつ、読者は彼女の存在感に思わず笑ってしまう。
一方、完璧系Aは笑顔を絶やさず、迅の行動を観察している。
「この男…何かを隠しているのかもしれない」
鋭い視線が飛んでくるたび、迅の心臓は跳ねる。
癒し系Bは相変わらず柔らかく微笑む。
しかし、その微笑みは時折、少し重く感じる瞬間がある。
「この子、本当に天然…?」
疑念と微笑が交差し、会場の空気はさらに複雑になる。
心理戦は静かに、しかし確実に始まっていた。
ズレ系Cの突拍子もない行動、完璧系Aの観察眼、癒し系Bの不可解な微笑――。
誰が仮面を外すのか、誰が先に化けの皮を剥がされるのか。
「ふふ、面白くなってきたな」
迅は心の中で笑った。
このパーティーは、笑っていられるうちが花かもしれない――。




