ダンジョンで出会った女の子。7
俺に抱きつきながらアリサとレイラは、満面の笑みを俺に向けてきた。
「……今日はリオンに助けてもらったし。背中を洗って上げるくらいはしてあげなきゃね!」
「私もやる! リオンの背中洗う!」
「いや、いいよ! 大丈夫! 大丈夫だから!」
レイラとアリサは無理やり、恥ずかしがる俺に裸にも関わらず肌を密着してくる。
俺を左右から挟んで無理矢理に洗い場まで移動させられる。
そのまま俺の背中に2人の滑らかで温かい肌が触れているのが分かる。
石鹸をつけたタオルでゴシゴシと力を入れて背中を擦られても痛くないように優しく洗ってくれるので不快感はないけど、裸の女の子に洗ってもらってると思うと刺激が強すぎて意識が飛びそうだ。
「気持ちいい? リオン?」
「ああ、気持ちいいよ……」
「そう。なら、良かった!」
俺がそういうと嬉しそうにアリサが笑顔になる。
「私もやる! リオン気持ちいい?」
「ああ、レイラもありがとう。気持ちいいよ……」
「ふふっ……なら、もっと頑張るね!」
レイラはにっこりと微笑むと、ごしごしと俺の背中を洗ってくれている。
相手は年齢的には妹のような2人の女の子。
2人の身体もまだまだ成長途中で小ぶりな胸だったりするけれど、それでも柔らかかったり肌の質感なんかは女の子で年頃の男の子には来るものがあった。
しばらくされるがままにされていると、2人はようやく満足したようで解放してくれる。
俺はホッとしていると、最後に二人同時に耳元で囁いてきたのだ。
「これからもよろしくね。リオン」
「よろしく! リオン」
それだけ言われて俺は顔を真っ赤にして小さく頷くことしか出来なかった。
お風呂を上がると、脱衣室で着替えたアリサとレイラを俺は直視できなかった。
そのまま、なんでかアリサとレイラと一緒に寝ることになっていた。
部屋に戻ると、アリサとレイラの裸を直接見たからかネグリジェの上からでも想像できてしまって、さっきとは比べものにならないほど鼓動が早くなる。
「リオン。なんで離れてるの?」
「……いや、なんか恥ずかしくて」
「恥ずかしがる必要なんてないのに、変なリオン」
アリサはそう言って首を傾げたあとくすっと笑った。
俺は逃げるようにベッドの端の方で横になっていると、両隣にアリサとレイラが来てぴったりとくっついてくる。
2人は俺にくっつきながら抱きついて眠る体勢に入った。
俺はドギマギしていると、アリサが俺の左腕に抱き付いてきた。
右腕にはレイラが同じ様に抱きついて来ているので、俺は緊張して全然寝付けない状態に陥ってしまう。
「リオン。大好き!」
「あたしもリオンが好き。ずっとそばにいてね?」
寝てる2人の甘えるような声が聴こえて、俺の心臓の鼓動がうるさいくらいに高鳴り、とてもドキドキしていた。
「リオン……レイラを……おいてかないでぇ……」
「……んっ、リオン……」
「2人の体から香る花のような香り……柔らかさと体温が伝わって、全然眠れない……」
いつの間にか気持ち良さそうに寝息を立てる2人に挟まれた俺は、彼女達の匂いと体温を感じてその夜は全然寝付けなかった。




