表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~  作者: 北条氏成


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/70

ダンジョン。5

 そのプレートには名前が刻まれ、ダンジョンを出てから埋め込まれた魔法石に触れると、プレートに刻まれていた名前が消える。つまり、プレートに残されている名前がダンジョンにいる人の数ということだ。


 俺達もプレートに埋め込まれた魔法石に触れると名前が刻まれた。


「みんな。プレートに名前が刻まれてるわね! リティス。リオン・エイデル。エルロンド・グランベルン。アリサ・フェルベール。エイネス・リティス……エイネス・リティス?」

「はーい。みんなのお姉ちゃんです!」


 リティスは振り向くと、エイネスが笑顔で立っていた。


「……いつの間に……」

「もう! 私を置いてダンジョンなんて危ないでしょう? ダンジョンは危ないのよ! ロリとショタだけでダンジョンなんて言語道断です!」

「あの……うちも居ますが?」


 エイネスにリティスが言ったが、エイネスは視線を逸らす。


「ロリとショタだけ! では危ないからね」

「……あっ、この人。さっきのことを根に持ってるわね……」


 エイネスの欲望と心の小ささが、そのやり取りを見ていて俺は再確認する。


 気を取り直して、俺達はダンジョンの中に入った。


 ダンジョンの中は思ったよりも明るい。洞窟の中だから暗闇を想像していたが、攻略された場所には照明が張り巡らされており、普通に部屋の中かと勘違いするくらいには明るい。


 その時、物陰からスライムが複数体現れた。



「なんだスライムか……」

「ひっ! す、スライム!!」

「スライムはダメよ! 逃げるわよ!」


 俺の反応とは異なり、アリサとリティスは体を震わせ怯えた様子で顔を青ざめさせている。


 その異質な反応に俺は首を傾げるばかりだ。


 俺の知っているスライムは言語を話せるやつと言語を話せないやつといるが、全ては雑魚……初級冒険者や駆け出しの勇者が一撃で撃退できるくらいのモンスターでしかない。


 怯える女性陣と対照的にエルロンドはニヤッと笑みを浮かべながら剣を構えている。


 そして女性陣の中で1人だけ例外がいた。


「まあ! スライムじゃな〜い!」


 目をキラキラと輝かせながらよだれを垂れ流しながら興奮したように叫ぶエイネス。


 この反応にあの様子……絶対にろくでもない効果を持っているモンスターに違いない。


 まずは、この中でも一番スピードに定評のある俺が様子見で斬り込む。


「はあああああああああああっ!!」


 ピョンピョンと飛び跳ねるスライムに俺は残像を発生させながら斬り掛かる。


 振り抜いた剣がスライムの体を意図も容易く切り裂く。


 飛び散るスライムの破片が俺の装備に当たると、着ていた革鎧が溶けて皮膚が見えていた。


 やばっ!! 酸かっ!?


 俺は素早くスライムから距離を取ると、皮膚に付いたネバネバのスライムの体液を確認する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ