ダンジョン。2
「うーむ……よしよし! リオンくんは今日も絶好調ね!」
「……な、な、な、なんなんですか!?」
「なにって、リオンくん成分を補充してるの!」
腕を肩に回して胸を俺の首筋にこれでもかと押し付けながらエイネスは言った。
この人。ロリコンとショタコンのくせに体だけはエロいのが困ったところだ。元々18歳だった俺には色々と刺激が強すぎる。
だが、俺が逃げたら妹のリエラに危害が及ぶかもしれないここは背に腹はかえられない。
「いいですけど、僕の成分が溜まったら離れて下さいね……先生」
「もう、リオンくんお姉ちゃんでしょ? うーん。なんか溜まりが悪くなってきたみたい。一生離れられないかもぉ〜」
俺に体重と胸を乗せながらそう言ったエイネスに、俺のすぐ後ろにいたアリサが頬をリスのように膨らませながら叫ぶ
「むぅ〜、リオンから離れてよ!」
アリサは顔を真っ赤にしながら怒ってエイネスを押し退けた。
俺から無理矢理離されたエイネスは今度はアリサの背後に瞬間移動すると、脇の下からアリサの胸を手でモミモミと揉みしだく。
「やっ……やめなさいよ……ばっ……ばかぁ……」
「ああ、やっぱり幼女の膨らみかけのおっぱいは最高ねぇ……この控えめだけど柔らかい二つの膨らみが私を狂わせるの……」
背後を取られて胸を揉みしだかれるアリサはなんとかエイネスの手を振り解こうと体を揺らすが力がうまく入らない。
「アリサちゃん。女の子のおっぱいは揉まれると大きくなるのよ? アリサちゃんはおっぱいが大きくなって嬉しい……私は幼女のおっぱいを揉めて嬉しい……正にWIN WINの関係ね!」
「ちょ……んっ……やだって……いって……る、のに……あっ!」
胸を揉みしだかれるアリサは涙目になりながら荒い息を繰り返してガクッと膝から崩れ落ちた。
胸を押さえて肩で息を繰り返して俯いたままその場にぺたんと座り込むアリサ。
その後、頬を赤く染めてながらキリッとエイネスを鋭く睨むと、エイネスのみぞおちを目掛けてパンチを繰り出した。
「……うっ! かはっ!」
アリサの拳がエイネスのお腹にクリンヒットして、その場にお腹を押さえてエイネスが地面に膝を突いてうずくまる。
パンチを繰り出したアリサはすぐに俺の後ろに隠れると、がるるるっとまるで狂犬のようにうずくまっているエイネスを威嚇した。
地面に伏せたままピクピク動いて体を起こせないでいるエイネスをリティスは呆れ顔て見下ろした。
「なにしてるんだか……それより、今日は新しい子が増えたから、みんなの適性魔法を確認させて!」
リティスは手を叩いて俺達を呼ぶと、水晶玉を取り出した。




