無愛想な氷の騎士は人の心がわからない
ごくごく普通の伯爵令嬢アウロラの婚約者は、代々王立騎士団長を務めるレアード侯爵家の令息キリオン。剣術の才に長け、王太子の側近候補として将来を嘱望されているキリオンは、人目を引く圧倒的な美貌と冷静沈着で硬派な印象から「氷の騎士」ともてはやされている。政略的な婚約とはいえそれなりに良好な関係を築いていた二人だったが、王太子の留学が決まるとそれに付き従う形でキリオンも留学することに。一年後、キリオンが隣国の公爵令嬢と懇意になって密かに愛を育んでいるという噂が聞こえてくるようになると、アウロラも幼馴染のルストから「ほんとはずっと好きだった」「キリオンとの婚約が解消になったら俺と婚約してほしい」と告白されてしまう。そんな中、二年間の留学を終えたキリオンが帰国する。その後明らかになる噂の真相と、思いのほか愛が強めだった(アウロラ以外には)とことん無愛想な「氷の騎士」のお話。
1 現実を見ろ
2025/05/03 12:35
2 往生際の悪いやつだな
2025/05/04 08:35
3 なんのパーティーだ?
2025/05/04 12:25
4 忌々しいのはそっちでしょうよ
2025/05/05 08:25
5 世界で一番愛おしい
2025/05/05 12:25
◆おまけ◆ 決着つけようぜ?(sideキリオン)
2025/05/05 17:15