ここは刑務所です!
1章 夢見る異世界の扉
2 ここは刑務所です!
「すみません。なぜ罪を犯してないのに刑務所に僕はいるんですか?」
と二都が言うと同じ牢屋の住人が寝そべりながら言った。
「そりゃお前パンツ一丁で若い女の子を追い回してたならそこそこの犯罪だろ?」
「パンツ一丁は事実だけど追い回したつもりはねぇ、、、」
「うるせぇよ、変態」
「すみませんでした。」
このおっさんガタイが良いし顔傷だらけだから怖いんだよなぁ、でも話し相手が居るだけ助かる。
「なぁ、ところでここ来てから長いんですか?あと俺はいつまでここ居ればいいのですか?」
「質問はひとつにしてから言えよ?」
二都目線から見たらかなりキレ気味の口調な気がしていた。。。
「はい!じゃあ2つ目の方で!」
「しらねぇよ」
二都目線から見たらかなり確実に切れ気味の口調で言っていた。。。よくわからなくてつまらないボケを言ってしまってごめんなさい
「で、で、で、すよね、き、来てからど、どのくらいなんで、ですか?」
なんか噛みまくった。
「俺はなぁ8年くらい前に全裸で若い女の子をよぉ、追っかけ回して捕まっちまったんだ」
「・・・・・」
おいおい、そんな見た目した奴がやることじゃないじゃん...そもそも捕まった理由似てんじゃん。てか1つ段階上だし....
「俺たちゃにてるな」と今更友を見つけたような眼差しで二都に目を向けた。
「捕まった理由は同じでも状況は絶対違ぇよ!一緒にすんなよ!」
おっさんの怖さよりも苛立ちがまさってしまってキレてしまったのであった。
「ふっ、俺とお前が同類なのはやがて気づくだろう」
「こんな牢屋いつまで居なきゃいけねぇんだよ、、、」
「パンツ履いてたんなら6年くれぇだろ?」
「履いててもなげぇ、、、」
「俺はあと1週間もすればでれるからな」
「あ、そうですか」