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神様の王様が転生した話  作者: コウキングス
始まりは森 出逢うは銀狼 追うは師の背中
8/20

【特殊武装】3 師の背中は遠く

ただいま小説を読みやすくするために改編中です。

俺は見つけた少女にただ見惚れていた。

サラとは違う美しさを持った少女

満月の月の様にキラキラと輝く銀髪。

肌は大量に怪我を負って出血しているが、その血ですら彼女の美を引き立てている。

俺は時間を忘れて呆然とその少女に見惚れていると


「リオン!救助できたのッ?」


サラの怒鳴り声で現実に引きずり戻された。

危ない、不覚にも時と場所をわきまえず呆然としてしまった。

俺は美しい少女を抱き上げサラに聞こえるように声を張り上げる。


「サラ!救助完了したよ!避難するからサラも仕留めちゃって!」

「待ってました!サクッとこの亀を倒して家に帰るわよ!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


私はリオンの救助活動が終わるまでデカイ亀と遊んで待っているだけの簡単な仕事を黙々とこなす。

けれど流石に時間が経ち過ぎている。

私はリオンに何か問題が起こったと思い少し焦る。


「リオン!救助できたのッ?」


大声でリオンに確認をとる。

あの子に限って見つけられないとは思えない。

リオンはあの年で私が編み出した7歳以下の子供でも使える体内魔法を使えるからだ。


体内魔法とは7歳までの子供は魔力を放出することが出来ない。

ならばと思い開発したのが放出しないで体内で魔力を練り外に出さずに循環させる魔法のことだ。

基本的に魔法とは魔力を身体の外で変質させ行使する。

そのバリエーションは星の数ほどある。

しかし対象的に体内魔法はバリエーションは【身体強化】【索敵】の2つしかない。

少ないと思うかもしれないが武装を発現していない子供でも扱えさらには魔力の練度を上げることが可能な便利な魔法なのだ。


リオンは5歳にして体内魔法を使いこなしその身に宿す莫大な魔力を行使している。

魔法とサラに師事している武術その2つを自分の出来る範囲を正確に見極め同時に行使することが、どれほどの事か理解できるだろうか。

そんなまさしく武の麒麟児が何もしないでいるとは思えなかった。

するとすぐにリオンから返事が聞こえる。


「サラ!救助完了したよ!避難するからサラも仕留めちゃって!」


リオンからの声が聞こえ安堵する。

流石私の弟子ね。しっかりと救助して私が被害を抑えて本気で戦っていないのを理解してるんだもの♪


 「待ってました!サクッとこの亀を倒して家に帰るわよ!」


愛する愛弟子のためにも頑丈だけが取り柄のこの亀を仕留めちゃいましょう!


私は亀のお腹の下に走り込み狂った踊人の靴(マッドダンサーブーツ)に魔力を溜めていく。


「3割って所ね」


 サラの魔力で足元が爆発したような音が鳴る。

 しかし音が鳴ったときにはもうそこにサラの姿はなく亀の上に飛び抜けていた。

 そう亀の腹の下にいたはずのサラが亀の上にいたのだ。

王山亀キングマウンテンタートルはこと切れた事にも気が付かなかった。

 突き抜けたサラはつまらなそうに呟いた


「あら、思ったよりも脆いわね」


 サラがやったことと言えば魔力を爆発させ上に飛び蹴り抜く

 ただそれは口で言うには簡単だが行われた事はまさしく人外の所業である。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


俺は驚きを通り越し呆れている。

確かにサラに仕留めちゃって!とは言ったが

まさか1分以内にほんとに仕留めるとは…

災害指定の魔物を単独討伐なんて特殊武装オリジナルウェポンとはそれ程までに強力なのか。


「当面の目標はサラを超えることだな…」


そんな事を口にしていると

抱きかかえていた少女がすこし目を開けた。


「君、大丈夫?すぐに治療するから待っててね」


なるべく優しくそう言うと少女は小さく頷き目を閉じた。

少女を抱えたままサラの元に向かっていると


「リオンが女の子を抱いてるッ!」


馬鹿なことを口走るサラがいた。




何とか戦闘シーンを終えてヒロインを確保しました!

いやもう!サラさんが強すぎる!

主人公はサラさんを超えれるのでしょうかw

次の話はNewヒロインの語などすこし入れたり

第2武装についての秘密などを掘り下げます!

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