表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様の王様が転生した話  作者: コウキングス
始まりは森 出逢うは銀狼 追うは師の背中
6/20

【特殊武装】1嵐の始まり

ただいま小説を読みやすくするために改編中です。


 俺が転生してから5年たったが、前の世界とは違いこの世界は退屈が少なそうだ。

 魔物が存在しそれを討伐する者がいる。

 さらには、人の身で神にとどく可能性を持った【特殊武装(オリジナルウェポン)】も存在する。


 俺が一番心踊ったのは、この世界にはまだ見ぬ強者(つわもの)どもが世界中に存在すると聞けたことだ。


 一緒にいるサラもその強者の一人。

 サラのような強者に合うためにも、早く成人して旅をして回りたい。

 だかそのためにも、今は力も知識も俺には足りないものが多すぎる。

 前世では考えられなかった修行と言う行為が、楽しくて仕方ないから問題ないのだか。


 おっと話が逸れたが今は【特殊武装オリジナルウェポン】についての勉強だ。


 「特殊武装についてのお勉強を始めますよー」

 「はい!よろしくお願いします!」

 「いい返事ですね♪

 リオンは特殊武装は、七歳と十五歳の二回発現の儀があると説明したのは覚えてますか?」

 「覚えてます!」

 「では、なぜ2回発現の儀あるかの説明は覚えてますか?」


 ここは本で読んだな。


 「えーと...人は生まれた時から七歳まで魔力を放出できない体質だから、溜まりすぎて危険な魔力を武装として発現させたのが、始まりなんだよね」

 「はい。よく出来ました♪それじゃあ二回目の発現が、十五歳なのは説明できますか?」

 「うーん...ちょっとわかんないかな...」


 そこは本にも書いてなかったはずだ。


 「ふふ♪本にも滅多に載ってないから仕方ないですよ。あんまり落ち込まなくても大丈夫です!」


 本にも載ってないのかよ!


 「答えられないのわかってて、聞くなんてサラ意地悪!」

 サラは時々性格が悪いと思う。


 「ごめんなさいね」

 「許してあげるから、早く教えて!」

 「はいはい。

 二回目の発現は、昔の成人の証として扱われていました。十五歳で成人したら、独り立ちしなきゃいけないですよね。

 ですから親から子への、餞別と言われています」

 「でも発現しない人もいたりするんでしょ?」


 発現できなかったら、親からの餞別は無しなのか?


 「武装じたいが発現しなくても、発現の儀することで身体的に強くなれます。それだけでかなりの差が出ます。

 九割型の人は発現の儀を行いますね」


 てことは、発現の儀さえしてしまえばかなり強くなれるのか。

 

 「でもさっきまでの説明は昔の考え方ですね」

 

 その言い方だと今の説明は古いようだな。


 「どういうことなの?」

 「停戦協定ができてからは、武装の有無でかなり立場が変わってしまう様になったのです」

 「身体能力は上がっているんでしょ?」

 「飛躍的に上がりますね」

 「それなら武装がなくても戦えるんじゃないの?」


 武装が無くても、この世界には武器はあるわけだし。


 「戦えるのは間違いないです。

 ほとんどの人が、一度目の発現の儀は成功しますから一つは武装があるわけですし。

 それでも『二つ目の武装を持っている』と言うことが、社会的なステータスになっているんです」

 「社会的なステータス?」


 なんだそれ。特殊武装(オリジナルウェポン)はあくまでも、道具であって扱う者に武術の理がなかったら無駄じゃないのか?

 それを社会的なステータスだなんて、思っていたよりも考えが甘いのか?


 「そうです。発現の儀はその人の、精神力と魔力を限界まで放出して発現させられます。

 けれど七歳の発現率は九〇%と高い確率だけど、十五歳の発現率は十〇%と、ほんの一握りの人しか発現できません」

 「なるほどね・・・どれだけ身体能力が上がっても、特殊武装(オリジナルウェポン)が無い人の方が劣っているって考え方になるんだね」


 発現率が急激に落ちすぎだろ・・・

 今の話だと確かに、二つの武装を持っていたらどの仕事でも引く手数多だろうな。

 社会的なステータスとしてこれ以上わかりやすいものもないな。


 「しかも二つ目の特殊武装(オリジナルウェポン)はとても強力です。

 例を上げるなら私の武装は、一度目の武装がブーツなんですけど二つ目の篭手が発現した瞬間に理解しました。

 これは異常だと」

 「身体能力も上がって、更に武装がつくから確かに強くなりすぎるよね」

 「それだけじゃありません」


 それだけじゃない?他にも何か変わるのか?

 俺がサラの次の言葉を待っていると


 「キャーーーーーーーッッ!!!」


 そんな悲鳴が外から聞こえてきた。


特殊武装の説明にはとても苦労しました!

まだ謎の多い特殊武装ですが次の話で説明を終えるつもりです。

悲鳴の正体はいったい誰なんでしょうか!

今回も読んでいただいてありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ