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200文字小説集

絡まったマフラー(200文字小説)

作者: 日下部良介

 ドアが開く。

 僕も人の流れに押し出されホームに下りる。

 再び電車に乗ろうとした時、誰かが僕のマフラーを引っ張った。

 女の子のコートのファスナーが絡みついていた。

「ごめんなさい!」

 彼女は慌てて絡まったマフラーを外そうとする。

「ゆっくりでいいよ」

「でも、電車が…」

 言ってるそばからドアが閉まる。

 二人だけホームに取り残された。

「ごめん…」

「いいよ。二人だけになれたから」

 僕は絡まったマフラーを彼女の首に巻いて…。




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― 新着の感想 ―
[一言] 久しぶりに壁ドン(旧意味)したくなりました。
2015/02/26 20:36 退会済み
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[良い点] やりましたね? 親切ごかしに相合マフラー? なんというタクラミ。警察すら欺く悪知恵! ふぅん…… 通勤は極楽ですね。
[一言] 鉄人、最近キザっぽくないっすか? 冗談はさておき、こういうの読むとラブ書きたくなりますよね。なんとなく、ほんわかしました
2015/02/09 19:06 退会済み
管理
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