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東方星月夜 Affair at fantastic night  作者: ジェクト
第七章 魔界
44/50

隠せない涙

何気にこれ44話目なんですよね。

何というか桁が…

はい、後は察してください(察することなくね)

     竹林付近にて

「…見事に逃げられたわね」

「そうね。だけど、ここで考えていたりする時間もないわ」

「ふと思ったんだけど、幽々子の能力でなんとかならないかしら?」

「呼んだ?」

「一応呼んだ扱いにしといて…」

「大丈夫、話は聞いていたわ。それでね、あの子には通用しないのよ」

「通用しない?どういうことよ」

「それは私もよくわからないわ」

「これじゃあ原因不明のままじゃない…とにかく、紅夜の居場所を探すわよ」



     ある場所にて


気づいたら意識がある。いや、目を覚ました、だろうか。

急に知らない二人に助けられ、死を免れることができた。

しかし、何故異変主である俺を助けたのだろうか。もしかして裏が…

「ほら、早く起きなさい」

さっき俺を助けてくれた人の声が聞こえた。ここで誤魔化すのは迷惑だろうし、起きることにした

「…んー」

「やっと起きたわね」

「あー、おはよー。いきなりで悪いんだけど、あんた誰?ここどこ?」

「その質問は後で答えてあげるわ。今神綺様を呼んでくるわ」

そう言ってどこかへ行った


待つこと数十秒、扉が開く音と同時に二人部屋に入ってきた

「あら、起きてたのね」

「はいおはよー」

「もうちょっと礼儀というものを知ってほしいわ…」

「細かいことは気にしないの。さて、貴方が異変主の秋風紅夜ね」

「その通りだが…よくそこまで知ってるな」

「異変主って言われるほどだから知らないわけないじゃない」

「それもそうか」

「紅茶飲む?」

「は?」

「聞こえなかったかしら?」

何でこの会話の最中に紅茶が出てくる。それしか思わなかった

「まぁ一息つきたいし、いただくよ」

「ということで夢子ちゃんお願いね~」

「かしこまりました」

そう言って夢子とか言う人はどこかへ行った


「ふと思ったんだが、何で異変主である俺を助けた?」

「単なる気まぐれよ。それに本当の異変主は紅夜自身ではなく体内にいるゴーストでしょ?」

「よくそこまで知ってるな…」

「ちょっと盗み聞きしてたのよ」

「それなら盗み聞きなんてせずに助けてくれないかな」

「あそこで助けに行ったらゴーストのことについて知ることができなかったじゃない」

「それもそうだな。ちなみにさ、ゴーストを取り出す方法と退治する方法とか知らないか?」

「それは私にもわからないわ」

「やっぱりそうか…」

「失礼します」

その声と同時に夢子が入ってきた

「ここに置いておきますね」

「はい、ありがと」

「何か深刻な話をされているみたいですね」

「そこまで深刻な話ではないわ」

「そうですか。では、ごゆっくり」

そう言って静かに去っていった


「なぁ、これから俺はどうすればいいんだ?」

「今は自分の身を守ることね。もしかしたら霊夢達がここに来る可能性もあるからね」

「そうか…」

「…どうかしたの?」

「い、いや、何でもない。今から何かしようかなーって考えていただけだ」

「…そうは見えないわね」

「え?」

「今心の中で怖いと思っているんじゃないの?異変のことが不安で辛いんじゃないの?」

神綺の言ってることは合ってる。ただ、他の人まで巻き込みたくない。その一心で嘘をついた

「そんなことはねぇよ。最悪俺が消えればいい話だ。そんなに心配しなくても…」

「そろそろ素直になったらどうかしら?」

「おい、それってどういう…」

「ここで軽々しく消えればいいと言ってるけど、本当は生きたいと願っているんじゃないの?」

「…願ってなんか…」

「そんなに強がらなくてもいいのよ。ここには貴方の味方がいるんだから」

その言葉に俺は抵抗ができなくなった

「っ…神綺…俺は…俺は…怖いんだ…死ぬのが怖い…どうして俺が…異変主なんかに…」

「そう、それでいいのよ…隠さなくていいのよ」

「出会ってきたやつらに散々な目に遭わされて…どうしようもなくなって…いつ退治されるのかわからなくて…辛くて…死にたくて…でも生きたいと願って…」

神綺は俺をそっと抱きしめてくれた

「大丈夫…一人で抱え込まなくていいの…」

「っ…わりぃ…な…」

「(これほど辛かったのね…あの時よく耐えてくれたわ。もう一人で背負わせないようにしなきゃね…)」

しばらく俺は泣き続けた。考えを完璧に放棄して…

秋風があんなに泣くなんて星月夜で初ですね。

神綺さんめっちゃいい人ですね。何かさとりの能力使ってるように見えますが、本人は秋風の口調から把握してます。流石神綺さん。

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