隠されていた能力
一週間ほど遅れました…申し訳ございません
では、第四話です
あいつと勝負をして五分程たった。あいつに攻撃をしようとするがまったくもって近づけない。まぁ、近づいたところで攻撃手段がないけどな
「こんな状況で考え事ですか。ある意味凄いですね」
「そりゃどうも」
そう言ったあと、直様あいつの攻撃をかわした。
「これだとキリがないですね。仕方ありません、ここでスペルカードを使うことにします」
そう言うとあいつはポケットからトランプのような見た目凄いカードを取り出した
「そんなのだして何するんだ…」
「人符『現世斬』」
そう言うとあいつは異常なスピードで俺に向かってきた
「殺す気か!?」
なんとか左に避けることができた。
無理やり謡廉に休み時間とかに雪合戦させられた効果が今発揮された。ありがとう、謡廉
「あの一瞬をかわすとは…流石ですね。ですがあなたはもうここで死ぬことになりますよ」
「そんなのすぐにかわせば…」
「人鬼『未来永劫斬』」
またこちらに向かってきた。しかもさっきの1,3倍で。
流石にこれは避けれないと思い、死を覚悟した
「またこの感覚か、転落したときみたいなあの感覚」
そうして俺は目を瞑った
また、数分たっただろうか。俺はまた意識が残っていた
「また意識残ってるし…また境界に飛ばされたのか?」
そして辺りを見回したが、そこにみえたのは冥界だった
そして、その場で唖然としているあいつがいた
「おじい…ちゃん?」
いきなりそう言ったので辺りを見回したが、俺とあいつ以外の人物など、いなかった
少し考え事をしているとあいつの声が聞こえた
「何がどうなっておじいちゃんが現れたのかはわかりません。ですがあれのせいで貴方を殺しかねました、次は当てますよ」
そう言うと剣を構えていた。もう奇跡など起こってくれはしない、もう、絶望だけが頭に浮かんでいた
「人鬼『未来永劫斬』」
クソっ…」
目の前まできていたその時
「寿命『无寿国への約束手形』」
突如誰かの声が聞こえた。それと同時に目の前にいたあいつはそこそこ離れていた。
「全く、危ないじゃない妖夢。その子を殺したりなんかしちゃ」
「幽々子様…!?」
「新手か…?これはさらにまずいな…」
「あら、私は貴方を殺したりも痛めつけたりもしないわ」
「そうか。それならいいが…」
「ここで話をするのもあれだし、一旦屋敷に入りましょう」
普通なら「あぁ。わかった」等といって屋敷に入っているだろうが、他人の家に入っていいのだろうかと考えていた
「そんなに考えていなくてもいいわよ」
「あぁ、そうか。ならお邪魔するよ」
そう言って俺は屋敷の中へと入っていった
今回はちゃんとしたところで区切れたと思います
幽々子様の入り具合が不思議ですが、許してください
第五話は白玉楼で自己紹介なりなんだりだと思います(多分)