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東方星月夜 Affair at fantastic night  作者: ジェクト
第五章 揺らめく者
33/50

1人恋を寄せる者?

紅魔館編長いですね…これはこれでいいんじゃないかと思っています

今回…何かと予想外な出来栄えですね

※追記、今回のところを『根幹』と書いていました。すみません

「…と、いうことなのよ」

「なるほど…それが理由であの子をあのままにしているわけなんですね」

「そうだったんだけどね…たった今大事件が起きたわね」

「あの子の眼…」

「そう、私達の運命操作から大きく外れてしまったわ」

「この後はどういう風にしていくんですか?」

「運命操作が紅夜に効かなくなった以上、私達の行動はあまり大きな影響を与えることができない。それなら、別の人に頼るわ」

「別の人…といいますと?」

「そうね…『奇跡』を起こすあの人物が居る所にでも行きましょうかね」

「大丈夫ですか?それ」

「ああ見えて中々の実力者よ」

「では、あの人達が戻ってきて、次のとこへ向かったら、私達も動きましょうか」


 紅魔館、門の前

誰かさんのせいで倒れ込んでしまった皆を何とかここまで運ぶことができた。実際俺のせいなんだが

「ここまでくれば後は楽だな。門番もしっかりと…」

そこにいた美鈴は寝ていた。まぁ、疲れてんだろう

「じゃあさっさと運んでいきますか」

とりあえず館に入り、レミリア達の声が聞こえる場所を目指した


「あぁ…軽いような重いような…特にフランが軽いな…後、秋月は重いな」

どうでもいい愚痴を零しながらレミリアのいるとこへたどり着いた

「わりぃ、遅れたわ。…」

そこにいたもう一人の少女に目を疑った

「…え?こんな人いたっけ?」

「あ、すみません。私、『フィア・ノヴァーレ』と申します」

何か凄い名前と…絶対本人の前では言わない

「秋風さんもこんな名前は聞いたことがないでしょうから、そう考えても可笑しくはないですよ」

「え、まさか心読める人なのか?というかガチですみません」

そこでありがたいレミリアの説明が入った

「この子の親、弟、そしてこの子自身はちょっと特別なのよ。生まれつき何かしらの能力を得る、良いようで悪い話だわ」

「不思議な話だな…」

「そう、原理も何も分からない。そして、この子だけは特別でね、生まれつき『2つの』能力を得ているのよ」

「特別…か、それより、何で『この子』って言ってるんだ?」

「そうね…遊び」

「え、ちょ」

「あぁ…うん。まぁいいや。続き頼む」

「さらに2つの能力を持っているの。つまり合計4つの能力を持っているのよ。それで、その中の一つが心を読むことができる能力っていうことよ」

あまりにも突飛すぎる話。だけど幻想的だから、それぐらいは普通なんだと思った

「へぇ…フィアって冷静的で格好いいし、時折少女らしい可愛さあったり、結構皆から好まれそうだな」



しばらく沈黙が続いていた

「なぁ、レミリア…」

「…貴方は決して言ってはいけないことを口にしてしまったわね…」

「は?え?というかフィ…」

「紅夜、今これ以上あの子の名前を呼ぶのはよしなさい」

「いや、どういうことだ?」

「あの子にとってね、名前を呼ばれる、可愛さ、は最強の禁句でもあるのよ」

「だからなんでそれが禁句なんだ?」

「まず、あの子は名前で呼ばれることは滅多にないの、それ故名前を呼ばれるとちょっと…ね。それで可愛さについては、あの子には弟が居るの。その弟からよく色々と言われていたらしくてね、他人から可愛いとか言われると…察しといて」

かなり長い話だった

「とりあえずは理解できた…よ。だからこの子、とかあの子と呼んでたのか」

「まぁ、そうね。そうそう、もしかするとあの子は…」

そこでフィアが意識を取り戻した

「ん…あ、あれ?何でここで倒れているのでしょうか?」

「あ、目が覚めてくれたか。全く…フィアが倒れて少し驚いた…」

そこで早速禁句を放ってしまった

「紅夜…またやってしまっ…」

「こ…今度は…平気ですよ」

ごめん、本当にごめん。反省してる

「そういえば秋風さん、あの人達をちゃんと運んできました?」

「あぁ、運んできたよ。ちょっと話してみるか」

そう言い、4人の目を覚まし始めた



「…レミリアさん」

「…何?」

「…秋風さん…素敵ですね」

「…貴方まさか」

「いいえ!?そんな人ではありませんよ!?」

「そう、なら…というかこの際もう何でもいいわ」

「あぁ…出来ればあの人と少しの間お付き合いとか…」

「…運命操作で両思いにさせてあげる?」

「いや、まだ好きになってませんよ!?」

「あのね…もうバレバレなのよ」

「そうですか…というか恋は自力で掴む物だと思いますよ」

「あぁ…そう。もう勝手にして…」

自分自身で途轍もなくやばい物を作っている気がします。怖い

まさか書いてる内にこんな展開になるとは…。

以上、今回は指を痛めながらの状態で書かせていただきました

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