狂気に犯された久しい友人
ここ最近は何かと普通な日を暮らしていると思います。
ある意味暇っていい意味だったりするんですよね。
さて、紅魔館編もラストの中盤辺りでしょうか
何処かにて
「あれ?何か突っかかることが多過ぎるな。別世界の人物がこちらに来ることはまず不可能なのに…かなりの強ランクと言っても可笑しくない藤堂が別世界へ…ましてや秋風のとこへ行けるなんてあまりにも可笑しな事だ。…これについてどう思う?」
「…」
「全く…また考え事かい?別にいいんだけどね。…さて、次の行動に期待するとしますかね」
紅魔館、何処かにて
「何か不思議な出来事だったな。色んな手を使わないと会えそうになかった藤堂に会えるなんて」
本当に不思議すぎる出来事だった
「…まぁ、あれも単なる『幻』だったんだろうな。…さて、次は何処へ向かおうか…といっても、会いにいく人物なんてたった一人しかいないけどな」
会いにいくのは「レミリア・スカーレット」というやつ。美鈴から名前を聞いたため、多分本当の名前なのであろう
「そういえば何しに行くんだっけ…さっきの激しい戦闘の後のせいか、あんまり思い出すことができないな」
記憶障害。それだけは回避したいと思い、館をひたすらグルグル回った
幸運なのか不運なのか、知らないうちに俺は一つの大きな扉の前にいた
「これ…明らかにほかの部屋より扉でかいよな。如何にもラスボス感を出してそうな扉だな…」
突ったっていても何も始まらない。まずはこの扉を開けることにした
「さ~ってと。…誰もいねぇ」
諦めて違うとこへ行こうかと下を向くと、そこには一つの紙があった
「ん…何だよこれは。…『屋上で待っている』か…」
不良に絡まれて俺が一発でやられそうな予感がした
「ただ…そこにレミリアがいるのならちょうどいいよな。…しょうがない、適当に行ってみますかね」
まずは屋上に行くことにした
屋上にて
「来たわね」
そこにはレミリアと思われる人物が待ち構えていた
「いきなりで悪いが、あんたがレミリア・スカーレットか?」
「ええそうよ。この紅魔館の主でもあるわ。ところで、私になんのようかしら?」
「いや、実を言うと特に大した用はないんだよ」
「はぁ?じゃあ何のためにここに来たのよ」
「森歩いてたら疲れて、大妖精から紅魔館のことを聞いて、そこで休憩でもしようかな~ってな」
「あぁそう…生憎だけど私は今忙し…」
レミリアは急に喋るのを止め、俺に別の話題をかけてきた
「ねぇ貴方…名前は?」
「あぁ、言い忘れてたな。俺は秋風紅夜」
「…そろそろね」
「ん?何か言ったか?」
「いえ、何でもないわ。それより紅夜。貴方に頼みがあるわ」
「あぁ、さっさと帰ろうかな~」
「聞きなさいよ。貴方帰り道わからないくせに」
「ぐっ…まぁ、聞いてやるよ」
「よろしい。まずここの周りに防御結界を張って欲しいのよ。後、パチェを連れてきて欲しいの。結界の方は私も協力するわ」
「なげぇ…まぁ、先にパチュリーを呼んでくるよ」
「えぇ、頼むわ」
「(つーかあんたが会いにいけよ)」
「無駄なこと考えてたら…わかってるわよね?」
「スミマセン。今すぐ行きます」
紅魔館、パチュリーの部屋(図書館)
レミリアの依頼により、仕方なくここに来るハメとなった
「パチュリー、いるかー?」
「勿論いるわよ」
「探す手間が省けてよかったよ。早速で悪いんだが…」
「…その様子だとレミィから言われてきたのね?」
「あ、うん。言う手間が省けて助かりました」
「わかったわ。なら急いで行きましょう」
屋上
「レミリアー、連れてきたぜ」
「あぁありがとう。…それでパチェ、わかってるとは思うけど…」
「…わかってるわ。結界の状況と来る時間を教えてくれる?」
「結界はほぼ出来上がりよ。後はパチェの簡単な施しで完成するわ。後…あいつらはあと少しで来るわ」
「そう…なるべく急がないとね」
「…なぁ、ちょいといいか?」
「何かしら?」
「さっきから来るとか言ってるけど…何が起きるんだ?」
「…これは貴方にも説明しとくべきだったわね。…今から数分後にある人物達がこの館にいるやつを殺しに来るわ」
「…それは誰なんだ?」
「…秋風紅夜、貴方よ」
今言われたことを俺は理解することができなかった
「…なんで俺なんだ?」
「…詳しいことはここに来る人物に聞くことね」
「いや、どう考えても俺の知らない奴だろ」
「…ここに来るのは四人。内二人は貴方が知る人物よ」
「おい、それって…」
次の瞬間、異常な物音と共に四人の人物がいた
「…!?」
「あぁいたか…」
「しばらく会ってなかったわね…」
「もう来たのね…紅夜…」
「おい…何だよあれ…」
「あなたの友人よ…まぁ、見た目じゃ判断に苦しむと思うけど…」
そこにいたのは殺気に溢れた謡廉と明莉がいた
サブタイトルの「久しい」とありますが、これにはちゃんとした意味があります。秋風は紅魔館で結構な日を過ごしていました。多分それだけです




