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東方星月夜 Affair at fantastic night  作者: ジェクト
第五章 揺らめく者
29/50

狂気に犯された久しい友人

ここ最近は何かと普通な日を暮らしていると思います。

ある意味暇っていい意味だったりするんですよね。

さて、紅魔館編もラストの中盤辺りでしょうか

    何処かにて

「あれ?何か突っかかることが多過ぎるな。別世界の人物がこちらに来ることはまず不可能なのに…かなりの強ランクと言っても可笑しくない藤堂が別世界へ…ましてや秋風のとこへ行けるなんてあまりにも可笑しな事だ。…これについてどう思う?」

「…」

「全く…また考え事かい?別にいいんだけどね。…さて、次の行動に期待するとしますかね」


    紅魔館、何処かにて

「何か不思議な出来事だったな。色んな手を使わないと会えそうになかった藤堂に会えるなんて」

本当に不思議すぎる出来事だった

「…まぁ、あれも単なる『幻』だったんだろうな。…さて、次は何処へ向かおうか…といっても、会いにいく人物なんてたった一人しかいないけどな」

会いにいくのは「レミリア・スカーレット」というやつ。美鈴から名前を聞いたため、多分本当の名前なのであろう

「そういえば何しに行くんだっけ…さっきの激しい戦闘の後のせいか、あんまり思い出すことができないな」

記憶障害。それだけは回避したいと思い、館をひたすらグルグル回った




幸運なのか不運なのか、知らないうちに俺は一つの大きな扉の前にいた

「これ…明らかにほかの部屋より扉でかいよな。如何にもラスボス感を出してそうな扉だな…」

突ったっていても何も始まらない。まずはこの扉を開けることにした

「さ~ってと。…誰もいねぇ」

諦めて違うとこへ行こうかと下を向くと、そこには一つの紙があった

「ん…何だよこれは。…『屋上で待っている』か…」

不良に絡まれて俺が一発でやられそうな予感がした

「ただ…そこにレミリアがいるのならちょうどいいよな。…しょうがない、適当に行ってみますかね」

まずは屋上に行くことにした




    屋上にて

「来たわね」

そこにはレミリアと思われる人物が待ち構えていた

「いきなりで悪いが、あんたがレミリア・スカーレットか?」

「ええそうよ。この紅魔館の主でもあるわ。ところで、私になんのようかしら?」

「いや、実を言うと特に大した用はないんだよ」

「はぁ?じゃあ何のためにここに来たのよ」

「森歩いてたら疲れて、大妖精から紅魔館のことを聞いて、そこで休憩でもしようかな~ってな」

「あぁそう…生憎だけど私は今忙し…」

レミリアは急に喋るのを止め、俺に別の話題をかけてきた

「ねぇ貴方…名前は?」

「あぁ、言い忘れてたな。俺は秋風紅夜」

「…そろそろね」

「ん?何か言ったか?」

「いえ、何でもないわ。それより紅夜。貴方に頼みがあるわ」

「あぁ、さっさと帰ろうかな~」

「聞きなさいよ。貴方帰り道わからないくせに」

「ぐっ…まぁ、聞いてやるよ」

「よろしい。まずここの周りに防御結界を張って欲しいのよ。後、パチェを連れてきて欲しいの。結界の方は私も協力するわ」

「なげぇ…まぁ、先にパチュリーを呼んでくるよ」

「えぇ、頼むわ」

「(つーかあんたが会いにいけよ)」

「無駄なこと考えてたら…わかってるわよね?」

「スミマセン。今すぐ行きます」



    紅魔館、パチュリーの部屋(図書館)

レミリアの依頼により、仕方なくここに来るハメとなった

「パチュリー、いるかー?」

「勿論いるわよ」

「探す手間が省けてよかったよ。早速で悪いんだが…」

「…その様子だとレミィから言われてきたのね?」

「あ、うん。言う手間が省けて助かりました」

「わかったわ。なら急いで行きましょう」


    屋上

「レミリアー、連れてきたぜ」

「あぁありがとう。…それでパチェ、わかってるとは思うけど…」

「…わかってるわ。結界の状況と来る時間を教えてくれる?」

「結界はほぼ出来上がりよ。後はパチェの簡単な施しで完成するわ。後…あいつらはあと少しで来るわ」

「そう…なるべく急がないとね」

「…なぁ、ちょいといいか?」

「何かしら?」

「さっきから来るとか言ってるけど…何が起きるんだ?」

「…これは貴方にも説明しとくべきだったわね。…今から数分後にある人物達がこの館にいるやつを殺しに来るわ」

「…それは誰なんだ?」

「…秋風紅夜、貴方よ」

今言われたことを俺は理解することができなかった

「…なんで俺なんだ?」

「…詳しいことはここに来る人物に聞くことね」

「いや、どう考えても俺の知らない奴だろ」

「…ここに来るのは四人。内二人は貴方が知る人物よ」

「おい、それって…」


次の瞬間、異常な物音と共に四人の人物がいた

「…!?」

「あぁいたか…」

「しばらく会ってなかったわね…」

「もう来たのね…紅夜…」

「おい…何だよあれ…」

「あなたの友人よ…まぁ、見た目じゃ判断に苦しむと思うけど…」

そこにいたのは殺気に溢れた謡廉と明莉がいた

サブタイトルの「久しい」とありますが、これにはちゃんとした意味があります。秋風は紅魔館で結構な日を過ごしていました。多分それだけです

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